「S.H.MonsterArts ゴジラシリーズ」発表会【東京おもちゃショー2016速報レポート】ステージ編③
2016年6月9日(木)~12日(日)、東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の玩具の展示会「東京おもちゃショー2016」。本特集「東京おもちゃショー2016速報レポート」では、その会場から、出展アイテムやステージイベントなどの情報を速報写真レポートでお届けしていきます(⇒まとめページはこちら)。
ここではバンダイのステージイベントから、「S.H.MonsterArts ゴジラシリーズ」発表会の模様をレポートします。
「S.H.MonsterArts ゴジラシリーズ」発表会では、『シン・ゴジラ』で監督・特技監督を務める樋口真嗣氏と、東宝の山内章弘エグゼクティブプロデューサー(以下、山内EP)が登壇。
7月29日(金)にいよいよ公開となる『シン・ゴジラ』ですが、本作についての話になると、樋口監督から、「実はまだ出来ていないんです。普通だと一ヶ月前にはもう少し(色んなシーンを)お見せできると思うんですけど、最後の最後までいいものを作ろうと(いろんな人に)頑張ってもらって、今ここに来ています」という驚きの発言が…! これには山内EPも思わず苦笑い。
山内EPからは、セリフのあるキャストさんだけで300名以上参加していたことが明かされ、「撮影時期は日本中から素晴らしい役者さんに『ゴジラ』に集結していただいた」と、ますます公開が楽しみになるコメントも飛び出しました。
また、バンダイコレクターズ事業部では、映画の公開と連動し、S.H.MonsterArtsシリーズで「ゴジラ(2016)」の企画も進行中ということで、お二人の前にその彩色見本が登場。
本作でキャラクターデザイン・雛形製作を担当している竹谷隆之氏を中心に原型が製作された、全長約40センチの大ボリュームの仕上がりの「ゴジラ(2016)」。本アイテムを目の前にして樋口監督からは「今まではS.H.MonsterArtsシリーズを自分で購入していたので、そのラインナップに自分の(手掛けたゴジラ)が加わるのは嬉しい」とコメント。また、ギリギリまで劇中の造形物を竹谷氏に発注していたとのことで、「チェックに行くと竹谷氏が原型を造っているので、(竹谷氏がフィギュアの)原型を造っているのに、まだこちらは劇中の造り物をお願いしているか…と愕然とした」という裏話も飛び出しました。山内EPも「一番最初に造る雛形と言われているものと寸分違わぬ仕上がりで、今回のゴジラの特徴である“生物感”の再現度も高い」と大絶賛。
ここで、ゴジラがステージに急遽襲来! 樋口監督が「我々のような人間は霞んでしまいますね」とコメントするほどの大迫力のアクションを見せてくれました。
そしてゴジラが無事去った後は、今回のS.H.MonsterArtsステージのメインアイテム「S.H.MonsterArts輝響曲 ゴジラ(1989)」についての話題に。
https://www.youtube.com/watch?v=mukhzB-fNjA
ハイクオリティな造形、躍動感、滑らかな可動はもちろん、LED内蔵による発光と迫力のサウンドギミックを搭載し、本日より予約受付開始となった本アイテム。ブースで展示されていた彩色見本が登場すると、二人ともすかさず食い入るようにその仕上がりをチェック。山内EPからは「(発光・サウンドの)スイッチが背びれの形に馴染んでいて素晴らしい!」と賞賛のコメントも。
さらに、バンダイブースで展示されていた「HUMAN SIZE ゴジラ(1991 北海道Ver.)」も商品化企画進行中ということが発表! 樋口監督からは「これどうやって運ぶんですか?箱とか付いてるんでしょうか?」というツッコミを思わず入れる場面もありました。
そしてステージの最後には樋口監督から「(『シン・ゴジラ』のゴジラをデザインするにあたって)こんな長い尻尾商品化できるならしてみろ!というつもりで長い尻尾にしたのですが、可動もできるように仕上がったので、真っ向勝負を返された感じがして嬉しい」と、自身が手掛けたゴジラの商品化に大満足のコメントがあり、ステージは幕を閉じました。
「東京おもちゃショー2016」では、このほかにも気になる展示やステージイベントが盛りだくさん! 別記事でご紹介しますので、下記リンクのまとめページからチェックしてくださいね!!
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