加賀前田家の三種の神器:巫剣 No.034 大典太光世 『天華百剣』巫剣名物帳_電ホビ出張版 第5回
貴方がたとは格の違う、高貴な生まれですから
電撃G’sマガジンで連載中の刀剣と少女の物語『天華百剣』。この連載は、この大型連休を使って、『天華百剣』の主要キャラについて詳しくなってしまおう! というGW短期集中特別講座です! 今日でいよいよ折り返しですね、今後のラインナップはこんな感じ!
- 4月29日 日本刀の祖にして平家の宝刀:巫剣No.001 小烏丸
- 4月30日 酒呑童子退治の名刀:巫剣 No.050 童子切安綱
- 5月1日 その美しさは天下一:巫剣 No.003 三日月宗近
- 5月2日 夢枕に立ち主人を助ける:巫剣 No.062 鬼丸国綱
- 5月3日 加賀前田家の三種の神器:巫剣 No.034 大典太光世
- 5月4日 日蓮上人の愛刀:巫剣 No.108 数珠丸恒次
- 5月5日 北斗七星由来の聖徳太子の剣:巫剣 No.007 七星剣
- 5月6日 七星剣と共に聖徳太子が持つ:巫剣 No.012 丙子椒林剣
今日ご紹介するのは、大典太光世です。まずはイラストから。
『天華百剣』版、大典太光世は、saitomさんに描いていただきました!
平安時代後期、福岡の刀工によって打たれた大典太光世。長く足利将軍家で重宝されたのち、豊臣秀吉、前田利家へと渡った天下五剣のうちの一振りです。前田家では、蔵に厳重に保管し、めったに人目にさらされなかったことでも有名です。
昨年、「北陸新幹線開通記念で石川県立美術館に大典太光世が展示される」ということが大きなニュースになりました。実際、見た人もいるかもしれませんね。
『天華百剣』では、蔵からほとんど出してもらえない、箱入り娘のような巫剣として描かれています。ちょっぴり高飛車で、歌が大好き。根は真面目ながんばり屋さんです。天下五剣のマスコット的な立ち位置になりそうですね!
明日は日蓮上人の愛刀・数珠丸恒次についてお届けします。
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(C)天華百剣プロジェクト