「Gコンパチブルカイザー」作例(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.070】
今週の「電撃スパロボ!」は、9月に再生産された、2009年発売の「Gコンパチブルカイザー」の作例をご紹介。当時は『第2次スーパーロボット大戦OG』が発表されたばかりということもあり、非常にアツいタイミングでの掲載となったこの作例。モデラーの意気込みもひとしおでした。それでは発売当時のキットレビューをどうぞ!
Gコンパチブルカイザー
製作・文:雷皇
※初出:電撃ホビーマガジン2011年8月号/記事内容は雑誌発売当時のものです
コトブキヤさんから発売された「Gコンパチブルカイザー」を作らせていただきました。作例初出となるGサンダーゲートは肉抜き部を埋め、モールドの追加のみのストレート組みとし、2度目の作例となるカイザー本体は多少作り込んで、合体後の見栄えをより重要視して製作をさせていただきました。
方向性として、ゲームの『OG外伝』におけるアクションポーズの再現と、合体後は上半身のボリュームがかなり増すため、それに合わせた胴体部から下半身にかけての改修が今回の主な製作ポイントとなりました。
具体的な改修箇所として、まず上半身ですが、胴体ブロックの左右を削りボリュームを抑えています。合体後のダブルスパイラルナックル再現のために胸飾りの左右を切り離しスプリングの接続に変更。指を組んだ拳は新造しました。これに合わせ、胸飾りの位置を上部に移動し、下の空いたスペースを腰部と繋がるよう修整。全体を横から見た際に胴から脚部にかけての立ち姿が、より自然な曲線を描くようにラインを変更しました。
次に腰から脚にかけてですが、股のブロックの左右を切断し、スプリング接続に。太モモブロックとの接続部を前後スライドに変更し、よりモモが上がるようにしました。モモは、合体後のバランスを考慮して5ミリ程延長し、ひと回り太く修整、またフクラハギの一部を押しバネ式に変更し、ヒザがより曲がるようにしました。
合体後のサンダーゲートは意外と重いので、カカトのバーニア内と、下脚の下半分に重りを入れて安定性を増しています。
COLOR DATA
■本体:赤…68番・モンザレッド+クリアーレッド少量+クリアーオレンジ少量
■本体:グレー…40番・ジャーマングレー+333番・エクストラダークシーグレー少量
■本体:白…107番・キャラクターホワイト
■本体:金…(フィニッシャーズカラー)赤金
■カイザーソード:銀…159番・スーパーシルバー
※特に注釈のない塗料はMr.カラーを使用。
DATA
Gコンパチブルカイザー
- ノンスケールプラスチックモデル
- 全高:約240ミリ
- 価格:6,800円(税抜)
- 発売中(2016年9月再販)
- 発売元:コトブキヤ
関連情報
- スーパーロボット大戦 公式サイト
- 最新作!『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』
- Gコンパチブルカイザー コトブキヤ製品ページ
- Gコンパチブルカイザー コトブキヤオンラインショップ
- コンパチブルカイザーを徹底製作!<第5回>【週刊 電撃スパロボ No.031】
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