小野賢章さん、村瀬修功監督らが登壇の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開記念舞台挨拶が開催!
2021年6月13日(日)、いよいよ公開となった『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の公開記念舞台挨拶が丸の内ピカデリー DOLBY CINEMAにて開催されました。
舞台には主人公ハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、村瀬修功監督、小形尚弘プロデューサーが登壇。冒頭の挨拶では、いずれも新型コロナウイルスの影響で公開延期が続いたことにふれ、小形プロデューサーは「ようやく観てもらうことができて、本当にホッとしているというのが今の正直な気持ちです。(小野さんには)いろいろイベントをやっていただいたけど、有観客のイベントは今日が本当にはじめてで感慨深いものがります」と心境を語りました。
演技をするにあたって苦労した点は?と問われた小野さんは「ハサウェイは『話しているセリフと考えていることが違う』というキャラクターなので、そのバランスが難しかったです。心と体がバラバラというか、ケネスやギギと話しているときには好青年なハサウェイ・ノアという印象をあたえなきゃいけないんだけど、実際にはマフティーとして活動するために動いている。それがバレちゃいけなくて緊張の糸が一本ずっと張っている状態というところが演じていてしんどかったですね。だから、逆に目の前のことだけに集中できるクスィーガンダムに乗っているときは、お芝居をしていても気持ちいいというか、すごく楽しかったです」とハサウェイという複雑なキャラクターについて語っていました。
また、作品を作る上でこだわった点は?というトークテーマでは、村瀬監督が作中でペーネロペーが発する“音”に言及。この演出は監督自身のオファーだったと明かし、「最初にサンプルでミノフスキー・フライトの発生器の部分に光が流れるという案を作ってみたんですが、意外とメカ担当の人たちも受け入れてくれたので、それであればこれにふさわしい音をつけたいと思ったんです。怪獣のような、または宇宙人のような、イメージとしてはそのあたりです」と話すと、すかさず小形プロデューサーが「ゴジラと上映時期がかぶらなくてよかったです」と返し、会場の笑いを誘っていました。
そして第二部への展望が話題になると、小形プロデューサーは「(ストーリー的には)小野さんにはつらいものが多いんじゃないかというのはありますけど、村瀬監督とこれから頑張って、2作目、3作目とみなさまにお届けできればと思います。なかなか難しい状況ですけれども、まずはオーストラリアにロケハンにいけないとですね」と語り、最後は「スタッフ一同、劇場版ガンダムシリーズの中で一番をとりたいという気持ちはやっぱりあります。今は『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』が1位だと思うんですけど、それを富野監督の小説原作で超えるというのは富野監督への恩返しにもつながると思っているので、ぜひみなさんのガンダム愛でそこまでいかせていただきたいです」と話し、会を締めくくりました。
絶賛公開中の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。劇場版ガンダム最新作の感動をぜひとも体験してくださいね!
(C)創通・サンライズ
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