『スター・ウォーズ』の世界を200点以上もの資料で振り返る大展覧会「STAR WARS™ Identities：The Exhibition」フォトレポート！

公開日：2019年8月7日 16:30更新日：2022年9月20日 21:31

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

電撃ホビー編集部

2019年8月8日（木）より、世界的人気を誇る映画『スター・ウォーズ』シリーズの世界を体験できる大展覧会「STAR WARS™ Identities：The Exhibition」が東京・寺田倉庫G1-5Fにて開催となります。出演俳優さんたちが実際に着用した衣装を始め、劇中に登場した小道具や模型、キャラクターの設定を決めるために描かれたコンセプト・アートなど、その制作現場の裏側をうかがい知れる貴重な品を200点以上ものボリュームで展示。なお、これらの展示物はロサンゼルスに設立される「Lucasfilm museum」への収蔵が決定しており、日本でこれだけの規模の展示を見ることができるのは最後の機会となっています。本稿では、その開始に先駆けて催された内覧会の模様をフォトレポートでお届け！

内覧会にはルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートのアーカイブディレクター、レイラ・フレンチさんと、日本展アンバサダーの市川紗椰さんも登場。世界中を巡り、ついに日本での開催を迎えた本展について、レイラさんは「『スター・ウォーズ』は日本の文化から多大な影響を受けているので、故郷に帰ってきたような思いです」とコメント。展示物の圧倒的ボリュームについてアピールしつつ、もうひとつの見どころである「インタラクティブ体験」についても言及しました。

本展では、入場時に配布されるID付きブレスレットを用いて、会場内にある10カ所のインタラクティブスペースを巡るアトラクションも大きな目玉。各スペースで出題される問題への回答をIDに記録していき、自分だけのアイデンティティを反映したキャラクターを作り出すことができます。その種類は実に5,000万通り以上！　内覧会の前日、一足先に展示を堪能したという市川さんは「インタラクティブ体験が本当に面白くて、自分の性格がピタリと当てられてしまいました。ぜひ、真剣に取り組んでみてください」と興奮気味にトーク。

ここからは筆者も展示をいざ体験。アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイウォーカー親子がたどった足跡を追いながら、思い出深いキャラクターたちの衣装や模型、印象的なシーンのイラストボードに絵コンテなど、ファンにとってはたまらない資料の数々を目にすることができます。

展示会場の順路に沿って、インタラクティブスペースでは10の質問を展開。ブレスレットをタッチしたり、タッチパネルを操作することで回答データを記録していきます。Q1は『スター・ウォーズ』に登場する多様な種族のなかから、自分の分身となるキャラクターの種族を決定。ユニークなエイリアンになるのも魅力的ですが、筆者は自分と同じ「人間」を選択しました。

肌の色から生まれ持った能力、なんとフォースの強さまで設定可能。そんなゲームのキャラクターメイキングめいた基礎情報の構築から、どのような家庭で育ったかという性格診断的な要素まで盛り込まれています。出身地やそこでのライフスタイルなど、『スター・ウォーズ』の世界に生きる一員として、かなり細かくパーソナリティを作り込んでいくのが楽しいです。