高田夏帆さんの人生初告白にニヤニヤが止まらない!Vシネクスト『仮面ライダーグリス』完成披露舞台挨拶レポート!
2019年8月20日(火)、東京・新宿バルト9にてVシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』の完成披露上映会が行われました。本作は、大人気のうちに幕を下ろしたTVシリーズ『仮面ライダービルド』の後日談。同じく本編最終回後の世界を舞台としたVシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』からバトンを受け取り、同シリーズの最終章となることが明かされています。本稿では主演を務めた武田航平さん(猿渡一海役)を始めとする豪華キャスト陣が登場し、いよいよ本作をファンに届けることが叶った心中を吐露した舞台挨拶の模様をお届けします!
役衣装で続々と登壇するキャスト陣の姿を前に、客席からは早くも大歓声。それぞれに挨拶をする際、すっかり印象が変わった水上剣星さん(氷室幻徳役)が「どうも、犬飼(貴丈)です」とジョークを飛ばすと、司会のオジンオズボーン・篠宮暁さんから「エボルトに顔変えられた?」とツッコミが入り、笑いが起こるやりとりもありました。
本作で主演を務めることになった心境を問われた武田さんは、「『ビルド』に参加が決まった時は主演の貴丈を担いで頑張ろうと思っていたので、この場所に立てるとは思っていなかった」とコメント。本作で2度目となるグリスブリザードへの変身シーンでは、最初は力強い演技で臨んだものの、中澤祥次郎監督の指示でテイストを変更したことを明かしました。
同時上映作品である『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』が話題となった際には、武田さんと高田夏帆さん(石動美空役)の甘~いトークが展開。デートシーンの撮影がとにかく恥ずかしかったと話す高田さんは、美空が一海に「付き合ってよ」と告白するシーンについて言及。なんと高田さんはプライベートで告白した経験がなく、一海が“初めての人”になったと打ち明けると、武田さんが「高田夏帆の初めていただきましたー!」と高らかに声をあげて客席の笑いを誘う場面も。高田さんがカメラに向かって告白するシーンを撮っていた際、カメラの奥にいたという武田さんは終始ニヤニヤが止まらなかったといいます。
高田さんは当初、「付き合ってよ」というセリフをツンツンと突き放すようなニュアンスで演技していたとのことですが、男性陣のリクエストを受け入れる形で甘い雰囲気に変更したとのこと。「(高田さんの演技が)絶妙じゃなかったですか?」と武田さんが問いかけると、本編を視聴済みのファンたちからは拍手が沸き起こりました。いったいどのような仕上がりになっているのかは、ぜひスクリーンで確かめてください!
そのほか撮影中の印象的なエピソードが話題になると、一海と三羽ガラスが温泉に入るシーンが話題にあがりました。栄信さん(赤羽役)、芹澤興人さん(青羽役)、吉村卓也さん(黄羽役)が実際に入ったのは温泉ではないただの潮だまりで、ただでさえ冷たい水なのにも関わらず、撮影日はロケ中で一番の大寒波が押し寄せてきていた日だったとのこと。武田さんと一緒にギャーギャー言いながらやっと下半身を浸からせたところ、中澤監督から「肩まで入ろっか!」とディレクションがあり、大変だったことを振り返りました。撮影後にロケ地近くの温泉に入る機会があったそうですが、体がすっかり冷え切ってしまって、全然暖かさを感じなかったと笑いながらトーク。
ここからは、ライダーチームがトークを展開。前作『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』ではひとりだけ記憶が戻らなかった内海成彰役の越智友己さんは、「このままひとりだけ取り残されるんじゃないかと思いました」とジョークで場を和ませた後、本作での役回りについて言及。「最近は杖を折ってばかりだったので、今回もそんな感じかなと思っていたんですが(笑)、面白いシーンを撮ることができたと思います」と自信のほどをのぞかせます。
トレードマークだったヒゲをすっかり剃り落とした幻徳について、撮影のオファーがあったのがロケ日の2日前だったという驚きのスケジュールを暴露する剣星さん。『仮面ライダービルド』シリーズのプロデューサーである大森敬仁さんとすぐにビデオ通話をし、ヒゲの状態について確認してもらったそうです。また、本作では幻徳の名(迷?)言である「隣のホテル」について伏線が回収されるんだとか! 台本を受け取った剣星さんは「役作りの一環として、滝裕可里さん(滝川紗羽役)をもう一度ホテルに誘おうと思ったんですけども、その直後にご結婚を発表されたので危なかったです」と渾身のジョークを披露し、この日一番の笑いをさらっていました。
今日は朝からジムに行っていたという赤楚衛二さん(万丈龍我役)は、前作で主役を経験してからの撮影について「航平さんが座長だと、現場の空気感が面白かったです。お互いの出演シーンをカメラで確認して、『カッコいいね』って褒め合ったり」と裏話を披露。
TVシリーズの仮面ライダーグリス初登場回に続き、本作でもメガホンを取った中澤監督は、撮影が終わるのがとにかく惜しかったと残念そうな表情を浮かべました。「続編を作りたいなぁ」と漏らす監督に客席が拍手で応えるなか、武田さんが「(次回作は)『ローグvsマッドローグ』ですよね?」と合いの手を入れ、爆笑が起こるやりとりもありました。
最後の挨拶では、『ビルド』プロデューサーの大森さんが今まさに命を削りながら『仮面ライダーゼロワン』の制作にあたっていることに触れつつ、その一方で平成仮面ライダーの歴史も守っていかなければならないと武田さん。また、先日栄信さんとともに訪れた児童養護施設の子どもたちを完成披露に招待することができたことを明かし、「『仮面ライダーグリス』は自分たちがやりたいと発信して、皆さんのお力添えがあり完成した作品です。ひとつずつ夢が叶っていますが、終着点はまだまだ先。こういう作品をもっと作っていき、そして仮面ライダーがずっとずっと続いていき、世界に羽ばたく作品になって、皆の願いがつながっていけばいいなと思います」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくりました。
DATA
Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』
- 2019年9月6日(金)期間限定上映開始
- 2019年11月27日(水)Blu-ray&DVD発売
- 出演:武田航平/高田夏帆/栄信/芹澤興人/吉村卓也/越智友己/木山廉彬/髙尾勇次/小久保丈二/山田明郷/マイケル富岡/趙珉和/滝裕可里/水上剣星/赤楚衛二/犬飼貴丈
- 原作:石ノ森章太郎
- 脚本:武藤将吾
- 監督:中澤祥次郎
- 配給・発売:東映ビデオ
- 販売:東映
通常版DVD&Blu-ray
- 映像特典(予定):MAIKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
- 音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー
- 価格:DVD 4,500円(税別)/Blu-ray 5,500円(税別)
DXグリスパーフェクトキングダム版 (初回生産限定)
- 封入特典(予定):DXグリスパーフェクトキングダム、ライナーノート、主題歌CD
- 映像特典(予定):MAIKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
- 音声特典(Blu-rayのみ):オーディオ・コメンタリー
- 価格:DVD 10,000円(税別)/Blu-ray 11,000円(税別)
劇場先行販売版(Blu-ray+DVDセット)
- 封入特典(予定):ポストカード
- 映像特典(予定):MAIKING、TRAILER、DESIGN GALLERY、POSTER GALLERY
- 音声特典(Blu-ray DISCのみ):オーディオ・コメンタリー
- 価格:6,500円(税別)
※DVDスペック(全種同様)……COLOR/本編50分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様)……COLOR/本編50分(予定)/1層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.ドルビーTrueHD(コメンタリー:ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】
※同時上映作品『ドルヲタ、推しと付き合うってよ』は『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』本編として収録されます。
関連情報
- Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』
- 仮面ライダービルド(@toei_riderBUILD)Twitter
- 【メーカー特典あり】ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版(初回生産限定)[Amazon.co.jp特典:コメンタリー反省会(仮)CD付] [Blu-ray]
- ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版(初回生産限定) [Blu-ray]
- ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス DXグリスパーフェクトキングダム版(初回生産限定) [DVD]
- 【メーカー特典あり】ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス[Amazon.co.jp特典:コメンタリー反省会(仮)CD付] [Blu-ray]
- ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス [Blu-ray]
- ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス [DVD]
関連記事
- 仮面ライダーグリスパーフェクトキングダムが可動フィギュア「S.H.Figuarts」シリーズに参戦!赤・青・黄・金のカラーリングを再現!
- Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス』主題歌情報が解禁!主題歌CDは「DXグリスパーフェクトキングダム版」の封入特典に!
(C)2019 石森プロ・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映 (C)2017 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
12,100円
8,829円
8,026円
6,050円
4,415円
3,612円