【短期連載 第1回】電撃文庫『ヘヴィーオブジェクト』アニメ化記念!  超巨大“オブジェクト”を作れ!!

更新日:2016年1月25日 23:40

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■祝! 『ヘヴィーオブジェクト』TVアニメ化!
電撃文庫『とある魔術の禁書目録』シリーズなどの大ヒット作で知られる鎌池和馬氏。作家デビュー10周年にあたる2014年、『とある』シリーズに並ぶ人気作『ヘヴィーオブジェクト』(電撃文庫刊)のTVアニメ化が発表されました。そして、その放送がいよいよ2015年10月から開始!

 

ホビーファンにも注目してほしいのが、TVアニメ放送開始を記念して製作される、オブジェクトの巨大ジオラマ! 電撃ホビーウェブではその製作の模様を完成までお伝えしていきます。

 

※これまでのバックナンバーも併せてご覧ください。

【短期連載 第1回】電撃文庫『ヘヴィーオブジェクト』アニメ化記念! 超巨大“オブジェクト”を作れ!!

【短期連載 第2回】『ヘヴィーオブジェクト』超巨大“オブジェクト”の製作工程を追う!

【短期連載 第3回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大“オブジェクト”の製作は順調!?

【短期連載 第4回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大ジオラマ、その製作はクライマックスへ…!?

【短期連載 最終回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大ジオラマ、堂々完成!!

 

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■そもそも超兵器“オブジェクト”とは?
その火力は戦車群を一撃でなぎ払い、航空戦力や誘導兵器を寄せ付けず、その防御力は核兵器の直撃にも耐え得る。その登場によって戦場の様相は一変し、戦闘の勝敗はオブジェクトの有無と優劣で決する時代が訪れた……! と、要するにオブジェクトとは本作劇中における超兵器であり、物理的にも存在的にも最大のガジェットなのです。その難攻不落の巨大兵器に不良新兵2人がいかに立ち向かうかという点が物語のキモになります。この圧倒的な存在感のオブジェクトがどのように立体化されるのか楽しみですね!

 

■製作するのは「ベイビーマグナム」!

製作するのはやはり、“お姫様”ことミリンダ・ブランティーニが乗り込む正統王国軍のオブジェクト「ベイビーマグナム」。しかもイベント映えするアラスカ基地でのジオラマとして製作することが決定されました。

 

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▲汎用型オブジェクトとしては第一世代に分類される機体で、球状の本体に7門の巨大な主砲を擁します。

 

 

■すごいぞ、デカいぞ、オブジェクト!
製作を担当するのは、電撃ホビーの第一線で活躍中のプロモデラー・桜井信之! ベイビーマグナムの製作において最大の課題はやはり規格外の大きさで、ベイビーマグナムの設定全高は75メートルにもおよびます。建物などのストラクチャー類を使用しやすい1/144スケールで製作するとなると、本体だけでも50センチを超えます。それを収容できる整備場を添えるとなるとジオラマの全景は200×200センチという巨大なものに……!

 

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▲製作中の図面。まず1/144スケール・ベビーマグナムの大きさを割り出した後、収容できる整備場の大きさを計算します。想像を超えた大きさになるため図面上で各部のバランスを検討し、完成時の全体像を把握します。

 

▲平面が主体となる整備工場の基礎構造は断熱材とスチロール板の組み合わせで製作される。図面を元に箱組みを進めている様子。

▲平面が主体となる整備場の基礎構造は断熱材とスチロール板の組み合わせで製作されます。図面を元に箱組みを進めている様子。

 

▲オブジェクトの球体状となる本体の一部。エアコンのリモコンと並べるといかに大きいかがわかりますね。

▲整備上の屋根の一部。エアコンのリモコンと並べるといかに大きいかがわかりますね。

 

 

■精鋭プロモデラー集結! その製作の行方は……
さすがに一人の手には余るということで、電撃ホビーきっての豪華プロモデラー陣による「チーム桜井」を結集。オブジェクト本体、装備類、ストラクチャー類、塗装など各作業を、空山竜司・岬 光彰・岩田トシオの精鋭メンバーで分担して行うこととなりました。次回は本格的に始まったその製作の様子をご覧いただきましょう。果たして何もかもが規格外の巨大オブジェクト製作はどうなるのか!? 次回をお楽しみに!

 

 

<関連情報>
TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』公式サイト
http://heavyobject.net/

 

 

(C) 2015鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO

 

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