【短期連載 第3回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大“オブジェクト”の製作は順調!?
■パーツの製作は順調!
電撃文庫作品『ヘヴィーオブジェクト』のTVアニメ放送開始を記念して巨大オブジェクトのジオラマの製作が決定! この短期連載ではその製作の過程を追っていきます。製作にあたるのは桜井信之、空山竜司、岩田トシオといったエース級プロモデラーの面々。さすがの技術力により各部のパーツは順調に出そろってきました。
※これまでのバックナンバーも併せてご覧ください。
【短期連載 第1回】電撃文庫『ヘヴィーオブジェクト』アニメ化記念! 超巨大“オブジェクト”を作れ!!
【短期連載 第2回】『ヘヴィーオブジェクト』超巨大“オブジェクト”の製作工程を追う!
【短期連載 第3回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大“オブジェクト”の製作は順調!?
【短期連載 第4回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大ジオラマ、その製作はクライマックスへ…!?
■着々進行! ベイビーマグナム本体
岬 光彰のアドバイス&協力のもと、ベイビーマグナム本体の製作を進める空山竜司。『A.O.Z』の大型作例などで磨かれたフルスクラッチの腕が冴えわたります。
いよいよパーツの形は出そろってきました。ここから細かいブラッシュアップを加えてパーツは完成させます。その後は塗装、組み立て、仕上げという作業を経て完成に向かいます。
ベイビーマグナムが収容されるサイズの格納庫はジオラマのもう一つの主役。断熱材の箱組みで基本的な形状を出し、プラ材などを貼り付けてディテールを追加しています。茶と緑の塗料を加えたグレーのサーフェイサーを大量に作り、下地処理と基本塗装を同時に行いました。吹く面積が広いので模型用のエアブラシではなく、ボンベ式のブラシで吹いています。ちなみに使ったサーフェイサーは原液で750ml(50ml大瓶サフ×14本)、350mlのエアボンベ8本というとんでもない量。塗装を終え、これからウォッシングとウェザリングを施して仕上げます。
■ただし、全体像はいまだ見えず……
なにせ規格外の大きさのために、パーツ単位では完成に近づいていても、ジオラマとしての全体像はまだ見えていません。果たしてこの巨大模型をうまく組み上げて完成させることができるのか!? 次回は最後の仕上げ編へと突入します。お楽しみに!
<関連情報>
TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』公式サイト
電撃ホビーウェブ|【短期連載 第1回】電撃文庫『ヘヴィーオブジェクト』アニメ化記念! 超巨大“オブジェクト”を作れ!!
https://hobby.dengeki.com/news/103591/
電撃ホビーウェブ|【短期連載 第2回】『ヘヴィーオブジェクト』超巨大“オブジェクト”の製作工程を追う!
https://hobby.dengeki.com/news/105989/
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