乃木坂46が映画『心が叫びたがっているんだ。』の舞台挨拶に登場!主題歌『今、話したい誰かがいる』発売記念!松村沙友理さん涙
10月17日、お台場シネマメディアージュにて、乃木坂46による、映画『心が叫びたがっているんだ。』の舞台挨拶が行なわれました。
9月19日から全国ロードショーされ、累計動員数620,924人、累計興行収入844,576,850円(10月16日現在)の大ヒットになっている“ここさけ”ですが、今回の舞台挨拶は、乃木坂46が歌う映画の主題歌『今、話したい誰かがいる』が10月28日(水)に発売されることを記念して開催されました。
登壇したのは、乃木坂46の、秋元真夏(あきもとまなつ)さん、衛藤美彩(えとうみさ)さん、齋藤飛鳥(さいとう あすか)さん、高山一実(たかやまかずみ)さん、深川麻衣(ふかがわまい)さん、星野みなみ(ほしのみなみ)さん、松村沙友理(まつむらさゆり)さんの7 人。司会は、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが務めました。
乃木坂46が舞台挨拶をするとあって、お台場シネマメディアージュの客席はファンで埋め尽くされており、秋元真夏さんを先頭に乃木坂46のメンバーが登場すると、各メンバーそれぞれに大声援のコールが贈られました。
●『心が叫びたがっているんだ。』主題歌を乃木坂46が担当することになって……松村さん喜びのコメント
トークに入り、吉田さんから『心が叫びたがっているんだ。』の主題歌を担当することについてどう思ったか? という質問が。指名された松村沙友理さんは、「前作の“あの花”(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)も大好きで、グッズも集めているくらい好きです。今回は岡田麿里さんの繊細な脚本とともに、私たちの歌がどういう化学反応を起こすのかな、という期待と、同時にプレッシャーもありました」とのことでした。そうしたプレッシャーはあったにせよ、「映画にぴったりの曲になっている、と自信を持って言えるものができあがったので、皆さんに、映画とともにこの曲も愛してもらえたら」と語りました。
吉田さんが「(松村さんはアニメファンなので)ちょっとコメントが抑え気味ではないですか?」と水を向けると、松村さんは「ホントのコト言うとアニメジャパンで発表された時から楽しみにしていて、“え! マジでやるの!”って思って! 岡田麿里さんの作品が大好きで! その主題歌ってホントに大事じゃないですか? アニメにとって主題歌って顔みたいなものだから! そのプレッシャーをホントに感じていたので……。今日もここに何で私が立ってるんやろって。この映画に関われたことだけでもすごく嬉しいことなのに、ここに立って、「どうですか」って聞かれていることがすごく嬉しくてどうしようどうしよう涙が出てきます」と、怒濤のごとく心境を吐露すると、客席からも大きな拍手が巻き起こりました。
衛藤美彩さんによると、松村さんはレッスン着も“あの花”のTシャツなのだそうです。なお、松村さんは“ここさけ”のTシャツも、すでに購入済みなのだとか。
●乃木坂46 13thシングル『今、話したい誰かがいる』と『心が叫びたがっているんだ。』の繋がり……心に刺さる回答をする秋元さん
次に吉田さんは、映画と『今、話したい誰かがいる』のリンクしているところについて、メンバーに質問をしました。
話を振られた秋元真夏さんは、『今、話したい誰かがいる』の中の「何も欲しいと言わなければ 永遠に傷つかずに済む」という歌詞を歌いながら紹介(普段“歌ヘタ”としてイジられている秋元さんに、メンバーから「そんな歌だったっけ」というツッコミが当然入り、会場は大ウケ)。
この歌詞と、主人公が、言葉で人を傷つけてしまったことから言葉を発せられなくなる呪いをかけられる、というシチュエーションがリンクしていると語りました。
「自分から欲さなければ傷つかないけれど、でも人は何かを欲しくなってしまう。それで言葉を発しようとするとお腹が痛くなってしまう……。この苦しい矛盾が『今、話したい誰かがいる。』と、深く繋がっていると思います」と秋元さん。また、秋元さんは「(誰かに)言えていないこと、がある人は共感しながら観ることができます」とも。
盛り上がりながら進んだ舞台挨拶も終盤にさしかかり、最後に一言ずつ、メンバーからコメントがありました。
秋元真夏さん
この映画を観たら、「大好き」って思って貰えると思います。そして、観たあとに誰かに話したくなる……大好きだって、この映画の気持ちを伝えたくなると思います。観る前に、先に、大好きって皆さんで言ってほしくて。私が「ここさけ」って言ったら、みなさんで「大好き」って、言いませんか?
衛藤美彩さん
原作のファンもたくさんいらっしゃる作品の主題歌はプレッシャーもありますが、映画とともに、この新曲も一緒に成長して、みなさんと一緒に作っていける曲になったらいいなと思っています。
齋藤飛鳥さん
個人的に青春ものの映画は観ないのですが、そんな私でも、もう1回観たいと思う素敵な作品でした。皆さんも2回も3回も観ていただいて、そして乃木坂の曲もいいなと思っていただけたら嬉しいです。
高山一実さん
素晴らしい作品に関わらせていただいて嬉しく思っています。これから映画を観る方におすすめなのは、順ちゃんの想いもあるけれど、周囲の人達の優しさです。私も周りの人に感謝して、“言葉”の大切さを考えながら毎日過ごしたいと思います。映画を楽しみにしてください!
深川麻衣さん
観る人によって、どの登場人物の立場に共感するかというのは変わってくると思います。みなさん映画を観ていろいろな感情を持つと思いますが、とても心の温まるすてきな映画なので、約2時間、楽しんでください。
星野みなみさん
映画の本編を観たら泣いてしまうと思うし、最後に、曲でまた泣いちゃうと思いますので、ハンカチを用意しておいてほしいと思います。皆さんありがとうございました!
松村沙友理さん
この作品は学生達の青春感がつまっていて、青春感という意味では“あの花”を超えたのではないかと思っていて、彼らの成長速度に乃木坂46も乗れるように成長していけたらいいなと思います。本日は本当にありがとうございました。
舞台挨拶冒頭のひとことコメントで、齋藤飛鳥さんが「皆さん映画を観る前で、どんな感じのテンションなんだろうと思っていたら、暖まっていてよかったです」と言うくらい、ファンの皆さんは最初からテンション高く応援。乃木坂46のトークもテンポよく進み、上映前の期待感が盛り上がる楽しいひとときとなりました。
なお、10月24日(土)から、発売記念として、劇場来場者特典の「ここさけ with 乃木坂46 B6サイズポートレート」が一週間限定で配布されるそうです。「今回のために撮り下ろした写真で、よかったらもらいに来てください」(松村さん)とのことなので、すでに映画を観た方も、2回目、3回目と足を運んでみてはいかがでしょうか?
『心が叫びたがっているんだ。』
作品情報
監督:長井龍雪氏、脚本:岡田麿里氏、キャラクターデザイン:田中将賀氏が『あの花』に続いて再びタッグを組んだ、秩父を舞台にした「感動青春群像劇」第2弾となる劇場版オリジナルアニメーション。心の傷、葛藤、誰かを想う切なさなど、人と人との絆を描いた物語の中に、誰もが一度は聴いたことのある「悲愴」や「Over the Rainbow」、「Around The World」などの名曲が流れ、感動を誘います。
ストーリー
幼い頃、何気なく発した言葉によって家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。彼女は、突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなる呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、目立たないように生きてきた順だったが、ある日「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、ミュージカルの主役に抜擢されてしまう……。
<関連情報>
乃木坂46 13thシングル
『今、話したい誰かがいる』
http://www.nogizaka46.com/discography/
【ここさけ盤】
■発売:10月28日
■価格:1,300円(税抜)
『ここさけ』盤の特典
・『心が叫びたがってるんだ。』デジパック仕様
・『心が叫びたがってるんだ。』キャラクターカード1枚(全4種のうち1枚ランダム封入)
・「全国握手会イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券」1枚
【初回仕様限定盤A、B、C】
■発売:10月28日
■価格:1,528円(税抜)
■生写真全111種より1枚ランダム封入
■全国握手会イベント参加券orスペシャルプレゼント応募券1枚封入
【通常版】
■発売:10月28日
■価格:972円(税抜)
映画『心が叫びたがっているんだ。』
公式サイト
http://kokosake.jp/
公式Twitterアカウント
@kokosakeproject
公式Facebook
kokosakeproject
■スタッフ
原作:超平和バスターズ
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
音楽:ミト(クラムボン) 横山 克
製作:「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会(アニプレックス/フジテレビジョン/電通/小学館/A-1 Pictures/ローソンHMVエンタテイメント)
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
宣伝:KICCORIT
■キャスト
成瀬順:水瀬いのり
坂上拓実:内山昂輝
仁藤菜月:雨宮天
田崎大樹:細谷佳正
城嶋一基:藤原啓治
成瀬泉:吉田羊
(c)KOKOSAKE PROJECT