本日放送の『ウルトラマンX(エックス)』に、『ウルトラマンギンガS』からUPG隊員のヒカル・アリサ・ショウが登場!! スペシャルコメント!!
現在『新ウルトラマン列伝』内で好評放送中の『ウルトラマンX(エックス)』に、『ウルトラマンギンガS』のUPG隊員、そしてウルトラマンギンガ&ウルトラマンビクトリーが登場! 13話と14話の前後編となるこのストーリーには、UPG隊員である礼堂ヒカル、杉田アリサ、ショウの3人が出演します。後編である14話放送直前に、3人の隊員をそれぞれ演じる根岸拓哉さん、滝裕可里さん、宇治清高さんからのコメントをお届けします!
毎週火曜日18時より好評放送中の『ウルトラマンX(エックス)』。この13話と14話に、『ウルトラマンギンガS』から、礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガ、ショウ=ウルトラマンビクトリー、そしてUPGの杉田アリサ隊員が登場! 後編となる14話の放送直前に、この3人を演じた根岸拓哉さん、滝裕可里さん、宇治清高さんからのスペシャルコメントをお届けします。先輩として登場する3人から見た今回の見どころなど、たっぷり聞かせていただきました!
――それでは最初に根岸さんから、今回の出演についてのご感想をお聞かせください。
根岸:最初から先輩風を吹かせるようなシーンだったんですよ(笑)。だから、急に自分が先輩になったようで、なんだか不思議な感じがしました。でも、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』で、杉浦太陽さんたちと共演したときのことを思い出し、ああいう“いるだけで先輩”という感じが出せたらいいな……と思って演じました。でも、僕とショウの2人が大地と一緒にいると、どう見ても不良の2人が優等生の大地にからんでるように見えるんですよね(笑)。
大地役の高橋健介さんは僕よりも年上で、とてもまじめな方なんです。役の上でも大地はまじめな優等生で、ヒカルと正反対な性格ですから、その差がとてもおもしろいと思いました。初対面なのにそんな感じはしませんでしたね。
ギンガが先輩になるというのは、「僕らが(『ウルトラマンX』という)新しい作品にバトンを渡せたんだ」という感じがして、すごく嬉しかったです。
――では続いて、『ギンガS』では紅一点だったアリサ隊員、滝さんへおうかがいします。今回はXioのアスナ隊員とのからみもありますが、演じてみていかがでしたか?
滝:私の出演シーンは、ほとんどアスナ隊員と一緒にいました。アスナ隊員もアリサと同じように戦う女性だし、互角というか、そんなに差があるわけではないんです。設定としても、どちらが先輩後輩というわけではなく、防衛隊員として戦う女性同士が出会って、一緒に戦っていく……という感じでした。『ギンガS』は一対一でのアクションが多かったんですが、今回はアスナ隊員と組んでアクションするというのが多かったので楽しかったです。アスナ隊員も敵役の佃井皆美さんもとても動ける方なので、がっつりアクションをやらせてもらって、『ギンガS』のときよりも動いた気がします。
根岸:ギンガSの最終回より戦ってるんじゃないかってぐらい動いてますよね(笑)。
滝:そうかもしれない(笑)。あ、でも、最初はヒカルともショウともはなればなれなので、ちょっと心細かったです……。
根岸:最初はアリサとショウが『X』の次元に行ってしまって、僕は一番後から合流するんです。
滝:最初は私一人でXioの隊員と会って心細い感じで、ショウと再会してヒカルと再会して…となるので、二人に会えた安心感というのが強かったですね。
宇治:最初は迷子だよね(笑)。
根岸:アリサは迷子で、ショウは囚われて、そこに保護者の僕(ギンガ)が“ショウラッ!”って入って来ます(一同笑)。
滝:すごい安心感ですよ!「やった~ヒカルが来た~!」ってほっとしました(笑)。いい感じに、そういう3人の個性が立ってると思います。
――そして、UPG隊員としては一番新人であるショウですが、『ウルトラファイトビクトリー』を経て、久々にUPG隊員として出演されたご感想は?
滝:あ、そうか、一番新人だったんだ。忘れてた(笑)。
宇治:新米です(笑)。
根岸:でも、一番出演シーンは多いですよね。
宇治:そうかな? 僕は元々地底人(ビクトリアン)だったので、先輩後輩という感覚はあまりなくて、『X』の中でもちょっと畑違いという感じがしますね。劇中では半分ぐらいは囚われているシーンなので、マスクをしてるんですよね。だからずっとモゴモゴ言ってます(笑)。
それで、今回も大地と修行する役割というか、特訓キャラです(一同笑)。撮影のときに雨が降ったのが一番大変だったんですけど、すごくいい感じに撮れたと思います。でも、出来上がった映像ではあんまり雨は見えなくて、髪の毛だけぬれてるから汗だくに見えるんですよ。水もしたたるいい男っていう感じで……。
根岸:……。
滝:………。
宇治:なんか言って!(一同笑)
――(笑)。ということは、今回は全員アクションが多かったんですね。
根岸:相当多かったです、ほぼずっと戦ってましたね。僕はシャプレー星人と戦いました。
宇治:僕と大地との特訓のシーンは本気でやりすぎて、木刀が折れちゃったりもしましたよ。刃の部分もボコボコになって何度も取り替えてもらいました。
根岸:ショウは、大地が弱々しく見えたのに怒っちゃって修行をつけるんですよね。
宇治:短気だからね(笑)。大地と拳でタッチするシーンがあるんですけど、腕の太さがあまりに違うんですよ……。ギンガSのときよりも腕回りが太くなってしまったのか、制服もキツかったです。
――さて、そうしたアクションなども含めまして、今回の見どころをそれぞれお願いします。
宇治:僕は修行のシーンですね。『ギンガS』では、なかなか剣を使うということはなかったんですが、今回はビクトリーナイトも登場するので、それも含めて剣のアクションがとても格好良くできています。
根岸:あとはルイにくすぐられるところでしょ。Xioのラボチームにごそごそやられるシーンがあるんですけど、僕にやるのはマモルだったんですよ!ショウはルイなのになんで僕はマモルなんだよー!って(一同笑)。
滝:私は、14話の一番最後に、アスナとふたりでいるシーンが好きです。アリサはあまり女の子っぽいところを見せるところは少なかったんですけど、アスナと一緒にちょっと女の子らしいシーンになっています。UPGの中でも仲間意識はあるんですけど、女の子同士で友達っぽいのがかいま見える瞬間というのが今までなかったので、そういう場面がいいなって思っています。
根岸:本当に全部見どころなんですけど、僕のイチオシは、(敵キャラクターの)ギナがムチでショウの首を絞めるところです(一同笑)。
宇治:人のシーンかよ!(笑)
根岸:……っていうのは置いといて、エクシードXとギンガとビクトリーが並ぶシーンがあるんですけど、劇場版で10人のウルトラマンが並んだことはあったけど、テレビ作品で3人並ぶのはすごいお祭り感だと思います。ぜひ見てもらいたいですね。
――それでは、もし、またウルトラマンシリーズにUPG隊員として出演することがあったら、やってみたいことは……。
根岸:(食いぎみに)戦闘機!戦闘機に乗りたいです!
滝:あー、私もそれ言おうと思ってたのに~(笑)。出演が決まったときに、『ギンガS』を一度見直したんですよ。そうしたら最初に陣野隊長が「UPGはできたばかりの組織だ」というようなことを言っていて、そういえばできたてのチームだった!って思い出したんです。たしかに基地の周りも工事中だったりするんですよね。だから、Xio以上にできあがって人も増えた、完成したUPGの基地を見たいです!
根岸:トラックもあるでしょうね。戦闘機もね。潜水艦なんかもあるかもしれないよね。
滝:潜水艦が飛び出して戦闘機になったりしてね。海からの空!みたいな。
根岸:海から!? お金かかるよ!?(一同笑)
宇治:僕は、1シーンぐらいでもいいので、スーツアクターとしてビクトリーナイトになってアクションしてみたいです。
根岸:ちょっと太いビクトリーになっちゃうんじゃないですか(笑)。
宇治:あんまり変わらないよ!(笑) 1シーンぐらいやってみたくない?
根岸:『10勇士』みたいにいっぱいいる中の後ろのほうで構えてるだけでいいなら(一同笑)。
――それでは最後になりますが、ファンの皆さんに一言お願いします!
根岸:『ギンガ』から『ギンガS』になるとき、(一条寺)友也はいましたけど、レギュラーキャストのほとんどが交代してしまいましたし、イベントも僕一人で出演することが多かったんですが、今回は『ギンガS』から僕ら3人が『X』に出演することができて、本当に嬉しく思っています。一人じゃないっていう心強さもありましたし、仲間と一緒だったことで、『X』という違う世界観に入っても、とても演じやすかったです。こうして出演できたのも、ファンの皆さんの声援あってこそだと思います。本当にありがとうございます!これからも『ギンガS』、『X』、そしてウルトラマンシリーズへの応援をよろしくお願いします!
滝:『X』にまたUPGを登場させよう、と思っていただけたことをとても嬉しく思っています。『X』の撮影に入る前、台本を見たときに、『X』の世界観にUPGが交わるというのが、すごく面白いなって思いました。私が感じたその面白さを、見てくれる方にも楽しんでもらえたら一番だと思ったんです。それで、坂本浩一監督に演技の相談などをしたんですが、それには『X』に登場するキャラクターの個性とかぶらないことや、いい雰囲気でからみ合っていくことが大切だったんです。出演者同士もほぼ初対面だったことは、映像の上でもリアルな表現になっていると思います。本当に面白いストーリーになっていると思いますので、皆さんもぜひ楽しんでください!
宇治:僕は元々、『X』にものすごく期待してたんです。ファンの皆さんやヒカルにとっては『ギンガS』は新しいシリーズですけど、僕やアリサには『ギンガS』がスタート地点だったので、そこから次の『X』はどんなシリーズになるんだろう……と思っていたら、自分がそれに出られるということになって、とても嬉しかったです。『X』の設定ももちろん新しいんですけど、撮影しているときの空気感なんかも、僕にとっては新しく感じられました。そこに自分が混ざって、『ギンガS』と『X』のギャップがいい感じに出ていると思います。言葉ではなかなか言い表せないんですが、UPGとXioという別々のチームが、怪獣に立ち向かって行くという同じ志を持ち、新しい絆を深めていくところが見どころだと思います。
これからどんどん新しいウルトラヒーローが誕生すると思いますが、ウルトラマンシリーズ50周年になる来年、そしてそれから先も、機会があれば出演させていただきたいと思っています。で、来年も根岸君が出演したら……4年連続?
根岸:高校生のころから、10代全部がウルトラマンっていうのもすごいよね(笑)。僕は人生ずっとウルトラマンです!
――本日はお忙しい中、ありがとうございました。
ヒカル、ショウ、アリサが登場する『ウルトラマンX』第14話「光る大空 繋がる大地」は10月20日放送!エクシードX、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリーの3大ウルトラマンが並ぶ姿は必見です!
<DATA>
『ウルトラマンX』
■毎週火曜18時より、『新ウルトラマン列伝』内にてテレビ東京系6局ネットで放送中(BSジャパンでは毎週火曜17時より放送中)
■公式サイト:http://m-78.jp/x/
<出演者プロフィール>
【根岸拓哉】(ねぎし・たくや)
1996年3月12日生まれ。埼玉県出身。2009年、第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストに選ばれ、現在は俳優集団D-BOYSのメンバーとして活躍中。2013年、『ウルトラマンギンガ』の主人公・礼堂ヒカル=ウルトラマンギンガ(声)役を好演し、続く『ウルトラマンギンガS』でも同役にて引き続き主演を務めた。ワタナベエンターテインメント所属。主な出演作:『ウルトラマンギンガ』、『ウルトラマンギンガS』(テレビ)、『キリング・カリキュラム ~人狼処刑ゲーム 序章~』、『レジェンド最凶覚醒Ⅱ』(映画、2015年公開予定)、「現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』」(舞台、2015年11月8日上演予定)に出演ほか。
【滝裕可里】(たき・ゆかり)
1987年10月14日生まれ。大阪市出身。 2001年、映画『Star Light』で主演デビュー、ファッション雑誌『ラブベリー』創刊時から専属モデルとして活躍。2014年『ウルトラマンギンガS』で、UPGの紅一点である杉田アリサ隊員役を熱演した。現在はドラマ、映画などで活躍中。ライジングプロダクション所属。主な出演作:『ウルトラマンギンガS』(テレビ)、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(映画)、『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』(OV)ほか。
【宇治清高】(うじ・きよたか)
1993年12月19日生まれ。東京都出身。2014年、『ウルトラマンギンガS』で、もう一人の主人公であるウルトラマンビクトリー=ショウ役を好演。2015年、ウルトラマンビクトリーが単独主人公となるスピンオフ『ウルトラファイトビクトリー』でも同役を演じ、好評を博した。主な出演作:『ウルトラマンギンガS』、『ウルトラファイトビクトリー』、『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ)、『悪の教典』(映画)など。スターダストプロモーション所属。
<関連情報>
ウルトラマンX(エックス) 公式サイト
(c)円谷プロ