第2巻発売!『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改 リェータ機」(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.024】
今週の「電撃スパロボ!」では、発売が間近に迫る外伝『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』第2巻より電撃ホビーマガジン2013年11月号に掲載された「ゲシュテルベン改2号機(リェータ機)」の作例を再掲載でお届け。強化されたゲシュテルベンの姿を、再掲載中の『告死鳥戦記』と併せてお楽しみください。
NAOKI…商業原型製作も手掛ける、モデラー/デザイナー。
■FDXチームの新たなる翼
(初出:電撃ホビーマガジン2013年11月号/記事内容は雑誌発売当時のものです)
さて、告死鳥戦記もいよいよ第二部に突入し、ゲシュテルベンも若干のデザインとカラーリングを変更しました。立体製作の方は新規造形部分以外は基本的に今までのゲシュテルベンと変わらないので、今回はデザインとカラーリングについて少々。
▲「ゲシュテルベン改(リェータ機)」。1/144スケールプラスチック&レジンキット。価格:9,612円(税込)。※電撃屋、コトブキヤ限定商品。 |
(編注:2015年11月上旬現在、電撃屋では「ゲシュテルベン改(リェータ機)」が販売中です。商品ページはこちら。
※限定アイテムですので売切となり次第終了となります。
まずはリェータ機。FDXというチームの性質上、あまり派手なカスタムカラーはありえないだろうと想定し、2機ともに配備されたままのおとなしめの濃紺のカラーリングと設定していました。しかしチームの存在も明らかになり、今度は逆に目立たせてやろうと思い、パールホワイト/シルバーというなんとも派手なカラーリングに設定、逆にヴェスナー機はより渋めのカラーリングに変更し、それぞれのキャラクター性を反映させています。
▲ベース機であるゲシュテルベンとの比較。機体のデザインは部分的に変更されているのみだが、カラーリングが大きく異なるため、まったく別の機体のような印象を受ける。第二部ではFDXチームのイメージが“死者”ではなく“死を告げる鳥”になったためか、ウィングの十字架をイメージしたマーキングがオミットされている点にも注目したい。 |
頭部はバイザーと長い耳というゲシュペンストとしてのアイコンは残しつつ、よりヒロイックに。センサーユニットの強化が図られていますが、裏設定(?)として、これが発展したものが今月号で発表された『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』に登場するセレーナ機に採用されています。
(関連記事はこちら⇒コトブキヤ「ゲシュテルベン改 セレーナ機」(再掲載作例)&『告死鳥戦記2』情報!【週刊 電撃スパロボ No.022】)
▲カラーリング以外ではベース機からの最大の変更点となる頭部。センサーやアンテナが追加されたことにより、翼を広げた鳥を思わせる形状に変化した。設定においては、光学監視・索敵能力が向上している。 |
フロントアーマーは初代ゲシュペンストからの前面連結式からセパレート装甲に。現場のパイロットの意見からという設定で、後の量産型ゲシュペンストMk -II改に繋がっていきます。
新型武器の「バーグラー・ガン」は近接戦闘を得意とするリェータ用に新たにデザインしました。両機共用であるブレードレールガンの「ブレード」部分を特化、目標物に刺突した後、とどめに内部から銃撃をくわえるという物騒な得物です(笑)。
▲巨大な両刃の実体剣であるバーグラー・ガン。随所に、ゲシュテルベンが用いていたブレードレールガンと共通する意匠が盛り込まれている。作例では相応の重量になってしまったため、手首と武器と一体化することで保持力を向上させた。 |
▲新武装であるバーグラー・ガンは、先端を差し替えることで、弾頭射出状態を再現可能。敵機に刃先を突き刺して装甲を貫通した後、無防備な内部メカに直接弾頭を叩き込むという、きわめて攻撃的な武装である。 |
ヴェスナー機の専用武器も今後登場しますが、チームの性質上銃弾とカートリッジはバーストレールガンやブレードレールガンと共通に設定しています。
■『告死鳥戦記』第2巻は11月24日発売!
今回ご紹介した「ゲシュテルベン改(リェータ機)」が登場する、『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』第2巻が11月24日に発売となりますので、お楽しみに!
(関連記事はこちら⇒『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』第2巻の発売が決定!!)
<関連情報>
スーパーロボット大戦 公式サイト
最新作! 『スーパーロボット大戦BX』公式サイト
コトブキヤ
(C)SRWOG PROJECT