コンパチブルカイザーを徹底製作!<第4回>【週刊 電撃スパロボ No.029】
今週の「電撃スパロボ!」は、ついに完成しました! 「コンパチブルカイザー/Gコンパチブルカイザー」の作例連載第4回目となります。今回は、ベースとなる「コンパチブルカイザー」の状態でお届け! これまでお伝えしてきた工作が、どのように効果を発揮しているのか、ぜひご覧ください!
※これまでの製作の過程は、以下のバックナンバーをご覧ください。
第1回:コンパチブルカイザーを徹底製作!<第1回>【週刊 電撃スパロボ No.020】
第2回:コンパチブルカイザーを徹底製作!<第2回>【週刊 電撃スパロボ No.023】
第3回:コンパチブルカイザーを徹底製作!<第3回>【週刊 電撃スパロボ No.026】
■再び吼えろ! コンパチブルカイザー
コトブキヤ ノンスケール プラスチックキット改造
製作・文:富永高志
これまで3回に渡ってお届けしてきた「コンパチブルカイザー」製作連載も、ようやく完成状態をお披露目することができます。今回は基本形態となる「コンパチブルカイザー」からご紹介。
▲脚部が伸びたことにより、より迫力のある、スーパーロボットらしい体型となった。リファインを担当した大張正己氏の画稿のバランスを、よりイメージした仕上がりとなっている。 |
コトブキヤの「コンパチブルカイザー」のキットは、発売当時(2011年4月)に電撃ホビーマガジン上で、キットレビューという形式で製作しています。しかし、それから4年が経過したこともあり、改めて気になった部分を変える方向で製作しました。
これまでの記事でも触れているように、キット自体は設定画から割り出した良好なプロポーションとなっています。とはいえ、個人的にはバランス的にやや腕が長く見えてしまうように感じていました。
そのため、もうひとつ気になっていた股関節の可動範囲の問題を修正するための改造と合わせて、プロポーションを修正するための工作を行いました。工作内容についての詳細は第2回の記事で紹介していますので、ぜひそちらをご覧いただければと思います。この脚部の延長も含めた、股関節の構造の変更とヒザ関節の改修で、可動範囲も広がるほか、全体的なプロポーションも改善されています。
もうひとつの改修ポイントとなる胸部エンブレムは、『第2次スーパーロボット大戦OG』にて新規に追加された展開状態のカットインを参考に、カイザー・バースト発射状態のものを製作。ノーマル状態、BFマーク表示状態の3形態を差し替えで再現できるようにしました。
▲上から通常状態、BFマークあり、カイザー・バースト発射形態。状態に応じて使い分けることができる。 |
このほかにも、手首関節の自由度を向上させる改修も行ないました。
塗装に関しては、以前と同じくメタリック系にシフトしたイメージで行いましたが、本体の赤に関しては、ややイメージした色味と違う仕上がりとなってしまった前回の反省点を踏まえて、ガイアカラーのクリアーレッドをベースに、同じガイアカラーのクリアーオレンジと透明のクリアーを混ぜた色を吹き、クリアーレッドのキャンディ塗装にありがちな「紫がかった風合い」を抑えました。
というわけで、まずは「コンパチブルカイザー」をご紹介しました。
次回(12月28日更新予定)は「Gサンダーゲート」とともに「Gコンパチブルカイザー」の状態をお届けいたします。お楽しみに!
<DATA>
Gコンパチブルカイザー
■ノンスケールプラスチックキット
■全高:約240ミリ
■価格:6,800円(税抜)
■発売元:コトブキヤ
◆
コンパチブルカイザー
■ノンスケールプラスチックキット
■全高:約200ミリ
■価格:4,800円(税抜)
■発売元:コトブキヤ
<関連情報>
スーパーロボット大戦 公式サイト
最新作! 『スーパーロボット大戦BX』公式サイト
コトブキヤ
(C)SRWOG PROJECT