『東方妖々夢』アリスや創作ロボットなど造形ファン必見!第41期ワンダーショウケース情報公開!!【ワンフェス2023[冬]事前情報】
2023年2月12日(日)に開催予定の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)2023[冬]」。今回は第41期「ワンダーショウケース」情報をお届します!
「ワンダーショウケース」とは
「ワンダーショウケース」は造形の祭典「ワンダーフェスティバル」を母体とする組織(レーベル)であり、ワンフェスから生まれた才能に幅広い可能性を提供するためのサポート機関、新進造形作家の育成と繁栄に目的を置いたアーティストプロデュースシステムです。ワンフェスを舞台に活躍している造形作家の中から、「ワンダーショウケース」参加アーティストを選出。WSCアーティストの才能が広く理解されるよう、積極的な支援活動を試みています。
なお、当初は「すばらしい作品をガレージキットメーカーのクオリティでより多くの方に」と実施されていた「ワンダーショウケース」作品の販売ですが、近年の3DCGモデリングならびに出力・複製技術の向上により、WSCアーティスト自身が製作販売している作品のクオリティも飛躍的に向上している情勢を鑑み、「ワンダーショウケース」としての販売は、一定の役目を終えたものと考え、販売が終了となりました。作品については、WSCアーティストの出展ブースにてお求めください。「ワンダーショウケース」としては引き続き、才能豊かな新進造形作家の発掘と紹介、プロデュースが行われます。
第41期プロデュースアーティスト
アリス・マーガトロイド(WSC#111 干潟為四)
もしもこのプレゼンテーション作品を手に取ったならば、真っ先に表情豊かな指のパーツに見入ってみてください。昨今では滅多に見られぬほどすばらしい「演技」付けが成されており、指のパーツを見ているだけでも「アリスの設定=人形使いの魔術師」が手に取るように分るはずです。さらに組み上がった状態のキャラクターを眺めれば、体をひねった状態のアリスとそれに追従して動く人形が見事な演技を見せており、「単体の美少女フィギュア」というよりは「ヴィネット(小型のディオラマ)」としてデザインされていることが分かるはず。
DATA
アリス・マーガトロイド
- レジンキャストキット
- 1/7スケール
- 全高:220mm
- from マルチメディア作品『東方Projectシリーズ 東方妖々夢』
- 原型:干潟為四
doll of machinery TO-TE AGGRESS(WSC#112 塚尾 吼)
必要最小限の線と面で構成されているのが特徴。3DCGを用いながら、アナログ的な心地よさが絶妙に漂う作品です。「面の流れ、シルエットの気持ちよさを心がけ、さらに、組み立て時になるべくしんどくならないようにすることも念頭においています」と語るとおりの仕上がりを見せています。
DATA
doll of machinery TO-TE AGGRESS
- マルチマテリアルキット
- 1/1スケール
- 全高:105mm
- from WSCアーティスト自身による創作タイトル『Project RABBy』
- 原型:塚尾 吼[鋼人商会]
悪魔ジョブ春日(WSC#113 MIDORO)
これまでMIDOROが手掛けてきたフィギュア(男性キャラクター)は、どんなキャラクターをモチーフにしてもつねに悪い意味でMIDORO色に色濃く染められていました。その理由は「頭蓋骨の形状がすべてほぼ同じなため」でしたが、今回プレゼンテーション作品となった悪魔ジョブ春日ではその問題がきちんとクリアされており、さらに、非常に抑揚の利いた立体表現など見どころも充分。「誰がどう見ても極めて正解値に近い悪魔ジョブ春日だ」と自信を持って発信できるスタイリッシュな作品へと仕上がっています。
DATA
悪魔ジョブ春日
- レジンキャストキット
- ノンスケール
- 全高:220mm
- from PS4ゲームソフト『龍が如く7 -光と闇の行方-』
- 原型:MIDORO
(C)上海アリス幻樂団
(C)塚尾 吼
(C)SEGA