国産傑作機「1/144 海上自衛隊救難飛行艇 US-2」＆「1/72 陸上自衛隊観測ヘリ OH-1 ニンジャ」揃ってアオシマからキット化【第55回静岡ホビーショー事前情報】

公開日：2016年4月11日 00:00更新日：2016年4月15日 11:54

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電撃ホビー編集部

2016年5月12日（木）～15日（日）に開催される「第55回静岡ホビーショー」。今回はアオシマブースでお目見えとなるニューアイテムをイベントに先駆けて紹介しましょう。（⇒第55回静岡ホビーショー（2016）レポートまとめ）

アオシマでは、海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」と、陸上自衛隊の観測ヘリ「OH-1 ニンジャ」のプラキットが、7月に発売となります。それではまず、1/144スケールでキット化される「US-2」からご紹介しましょう。

▲1/144 海上自衛隊救難飛行艇 US-2

新明和工業が開発した飛行艇・US-1の後継として誕生し、今この時も日本を取り巻く洋上の安全を見守っている海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」。名機として名高いUS-1の遺伝子を受け継いだ高度なSTOL性能等をはじめ、広い領海をカバーする低燃費・要救護者を速やかに医療施設へと送る速度を併せ持ち、荒天での任務遂行能力をさらに向上した機体です。以前に日本のTV司会者がヨットで遭難した際はこのUS-2が出動し、強風が吹き荒れる波高3m超の難しい状況下で見事救出に成功したことも有名ですね。さて、今回発売されるキットは完全新金型で、主脚は収納状態と着陸状態を選択できます。また、フラップも水平飛行状態と着陸状態をそれぞれ選んで再現することが可能。専用ベースが付属するので、この洋上の守護神をカッコよく飾れます！

そして、国産の誉れを背負うもう一つの名機、陸上自衛隊が擁する観測ヘリ「OH-1 ニンジャ」は、1/72スケールでのキット化です。

▲1/72 陸上自衛隊観測ヘリ OH-1 ニンジャ

上陸した敵を上空から観測し、友軍の戦闘車両や戦闘ヘリにデータを送る任務を担うだけに、隠密性や速度、運動性、生残性と幅広い性能を求められるポジションですが、川崎重工を主体に三菱重工、富士重工が協力して誕生したこの機体はその全てを高いレベルでクリア。川崎のヒンジレスローターハブが生み出す高い運動性とエンジンパワーで垂直上昇や宙返りまでをこなす、まさしく愛称の「ニンジャ」のような機体です。こちらもキットは完全新金型で、タンデム式の細く精悍なシルエットを精密に立体化。主脚は2タイプの差し替え式で、後脚は可動します。開閉差し替え式のコクピットハッチ、ローターの取り外しや機体各部パネルの別パーツ化によるパネル開放状態の再現など、ギミックを多数盛り込んでいるのにも注目です。

電撃ホビーウェブではこの他にも、静岡ホビーショー情報を随時掲載していくので、お見逃しなく！

⇒第55回静岡ホビーショー（2016）レポートまとめ