【ガンダムビルドファイターズ連載】やっぱりギャンが好き!ギャン人気を解説/作例はグレコの愛機・DI アダガ・オーディン編開始!!
『月刊ガンダムエース』(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』では、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、サザキ・ススムが溢れんばかりの愛を語った“ギャン”がテーマ! 次号月刊ガンダムエース9月号にもサザキ一族が登場予定とのことなので、一足先に千葉先生に機体解説をしていただきましょう!
さらに、先月の記事で解説を行った機体・DI アダガ・オーディンの作例連載もスタート!
発売中のガンダムエース8月号で激闘を繰り広げる本機の作例を、コミックとともにお楽しみください。
それでは、まずは千葉智宏先生によるギャンの機体解説からどうぞ!
ファンが後押ししたことで大きく広がったサザキ一族のギャン愛
ギャン
サザキ・ススムは、本伝の序盤から登場したキャラクターであり、ギャンに対する溢れんばかりの愛を熱く語り、隠そうともしません。そのくせ、セイの製作したストライクガンダムを大会用に欲したりしてましたが……。
彼の愛機はギャン(ゲルググのビームライフルを追加装備)、ギャンギャギャン(オリジナルカラーでシールド二枚持ち)、ギャンバルカン(ガトリングガン二門を装備し、各部をオリジナル改造)と、大きく進化していきました。
公式外伝コミック『A』にサザキは未登場ですが、実は第18話のクリスマスイベントの話にギャンは登場しています。
持ち寄ったガンプラを交換してバトルするパーティールールで、タツヤが引き当てたガンプラがギャンでした。このイベントは、聖鳳学園の近所に住む人が多く参加していたはずなので、あのギャンはあるいはサザキが製作したものだったかもしれません。ちなみにその時に対戦したベストメカコレクションのグフのビルダーも、アニメの主要キャラのあの人なのかも……?
本編製作中には、スタッフのだれもサザキがここまで人気を得るとは思っていませんでした。ですが放映と同時に大きな反響があり、このファンの熱い思いが物語に大きく反映されていきました。最初はセリフもないようなギャラリーの役でサザキが再登場し、やがて先にも書いたようなギャンバリエーションを持って物語のメインストリームへと帰ってきたのです。
続編である「トライ」に登場した彼の妹であるサザキ・カオルコ、通称ギャン子の大活躍も、ススム兄さんのおかげであると言って良いでしょう。
公式外伝コミック『A-R』次話に、このギャン愛に溢れたサザキ一族が登場します。どのような形で登場してだれと対戦するのかは見てのお楽しみで。
今回の作例は、REVIVEシリーズとして甦ったギャンのキットを使用して、ススム兄さんと、タテオくんのギャンバリエーションを製作しています。
本記事と連動するホビーホビーでは、いち早くその勇士を見ることが出来ます。対する本連載の記事では、その製作記事を展開してゆきます。
【基本工作】、【組み合わせ】、【改造】、【塗装表現】など同一キットを使用しながら、それぞれ違った遊びを提案していますので、ぜひ今後更新される製作記事の方にもご注目ください。
DIアダガの色替えでグレコ・ローガンの愛機を作る!
作例記事:1/100 DIアダガ・オーディン
今回はグレコ・ローガンの愛機、DIアダガ・オーディンを製作しました。元はデスティニーインパルスガンダムRのキットで、DIアダガの頭部を選択しました。
今回、色替えの作例なので、プロポーション等の変更はありません。ですので、製作中に気になった点や、注意点などを、次号から紹介していきます!
DATA
HGUC 1/144 ギャン
- 1/144スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:1,296円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
関連情報
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