ハードなディテールと完成度がたまらない!「HYPER DETAIL GEAR KAMEN RIDER」を製品レビュー!【食玩ナウ(NOW)】
バンダイキャンディ事業部の誇る食玩“HYPER DETAIL”シリーズは、過去、さまざまな特撮作品の立体を、文字通りマニアも唸る完成度で送り出してきた、堂々たるブランドです。
今回、このブランドに仲間入りするのがこの“HYPER DETAIL GEAR KAMEN RIDER”シリーズ。
「GEAR(ギア)」ということで、仮面ライダーに関わるさまざまな装備や道具を作品に即して立体化していくシリーズとなっています。第1弾は、『仮面ライダークウガ』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーW』から、それぞれの作品で活躍したベルトを立体化!!
手のひらサイズのアイテムとなっていますが、彩色、造形ともに熱のこもった新シリーズとなっています。
パッケージはウインドウボックスで、なかなかの風格。この状態で飾っても嬉しいですね。
それでは各アイテムを紹介していきましょう。
トップバッターは平成ライダー1番手、『仮面ライダークウガ』が身につけていた変身ベルト、アークルです。古代の力を身に纏う神秘のベルトのディテールをあますところなく再現。なお、すべてのアイテムにはアイテム名の印刷された専用台座が付属し、ディスプレイもばっちりです。
古代文字はすべて刻印として凹モールドで再現されています。風車周りはもちろん、装飾の部分にまでもしっかりモールディング。銀のカラーは、当時の玩具を意識しての調色になっているとか。
同じく『仮面ライダークウガ』より、アルティメットフォームの身につけていたライジングアークル。銀と黒のカラーリングに加え、スモークブラックの風車でかなり渋いイメージに。
古代文字のモールドもアークルと同じくしっかり刻印。風車部分はスモークブラックながら、こちらもしっかり造形されており、明るいところではその形状を確認できます。
『仮面ライダー電王』の身につけていたデンオウベルト。自動改札機がモチーフのひとつです。ディテールの疎密が極端な、挑戦的なデザインのベルトを違和感なく立体化。バックル周辺はなんとメッキ仕上げで、質感抜群!
上面の“DEN-O SYSTEM”はタンポ印刷でくっきりと。メッキに映り込む周囲の風景は、たいへん雰囲気があります。
『仮面ライダーW』より、ダブルドライバー。突き刺さっているガイアメモリはサイクロン、ジョーカーになっています。ベルト下部のディスプレイ部分、グラデーション塗装がとても美しい。メカメカしいデザインのダブルドライバーは、密度も高く見ごたえがあります。
もちろんメモリは可動します。可動は3段階のクリックが入っており、ピタリと角度が決まってぶれないのも嬉しいところ。
劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』より、仮面ライダーエターナルのロストドライバー。アシンメトリーなデザインが、ライバルキャラクターらしくて格好良いです。ガイアメモリのマークがプリントシールで再現されるなど、ダブルドライバーと同じフォーマットで作られています。
メモリ部分は上面から見るとこのようなディテールに。そして、中央のクリアパーツから覗くのは、ラムネ……?
そう、このシリーズはなんとタブレットケースにもなっているのです。セットのラムネはもちろん、タブレットなら4~5粒ほどはラクラク格納できます。また、裏にはチェーンを通せる穴もあり、キーホルダーにすることもできます。
まずはベルトにピントを絞り、高い完成度で第1弾を送り出してきた“HYPER DETAIL GEAR”。“HYPER DETAIL”の名に恥じぬ、その完成度を味わってください!
こう完成度が高いと、第2弾のテーマが今から気になってしまいますね。
DATA
HYPER DETAIL GEAR KAMEN RIDER
- 彩色済み完成品1セット+ラムネ1個
- 全5種
- 2016年8月発売予定
- 価格:500円(税抜)
- メーカー:バンダイ
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