【ガンダムビルドファイターズ連載】 サザキ家の愛の結晶・ギャンを作る!その3~ギャンバルカン編~
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』では、A-Rの登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、タツヤがメイジンとなる前に作り、メイジンとなっても作り続けた機体「Hi-ν ガンダムヴレイブアメイジング」について解説されていますので、ぜひお読みください!
作例記事では、サザキ・ススム一家のギャン特集をお届け。3回目となる今回は、HGUC ギャン(REVIVE)にヴァリュアブルポッドを装着し、大幅に戦闘力を強化したギャンバルカンを解説。改修を担当した朱凰@カワグチ氏によるコメントと共に紹介します。
1/144 ギャンバルカン
ヴァリュアブルポッドを装着すること戦闘力の強化が施された”ギャンバルカン”。キットでは旧HGUC基準なので、REVIVEに装着するにあたっては、一部改修が必要となってきます。今回はその改修方法を簡単に説明していきます。
【頭部の改修点】
頭部ですが、首のポリパーツにそのまま付けることが可能ですので、改修の必要はありません。敢えて手を加えるのならば、先のギャンでも改修したポイント同様、角とモノアイでしょう。角は削って尖らせたのみです。モノアイはスリットが若干広めですので、枠のようなパーツも追加してみました。失敗してもパテで埋めてやり直すことができるので、恐れずチャレンジしてみてください。
【バックパックの接続】
背中に付くバックパック部分も、そのままポン付けが可能です。もし接続部が緩く感じるようでしたら、瞬間接着剤をダボに点付けして調整してあげてください。
【肩部の改修】
今回のREVIVE仕様で皆さんが一番気になっているであろう、肩の改修方法です。REVIVE仕様では、肩の球体部分が大きくマッシブな形状となっており、サイズが若干合わずにそのままはめ込むことが不可能となっています。
【改修方法1】
ギャンバルカン用の肩パーツで、水色のカバーパーツがあります。
今回はREVIVE仕様の肩外側(半円のカバーパーツが付く箇所)に、このカバーパーツを接続する形としています。まずはカバーパーツをエッチングソーなどを使って縦に2分割した後、断面に1mmのプラ板を挟んで再接着&表面処理をします。アーマーパーツ(濃い青のパーツです)との接続用ダボの裏側部分が若干ひっかかる可能性があるので、ここはお好みでヤスってあげると安全です。
そしてREVIVE仕様の肩外側にある2つのダボ穴に差し込めるよう、3mmプラ棒(もしくはプラパイプ)を接着します(この際も真ちゅう線を使うと良いでしょう)。「位置決めが分からない!」という方は、適度な長さに切ったプラ棒をダボ穴に一旦差し、プラ棒の端面に塗料(もしくは瞬間接着剤)を塗ってカバーパーツを被せてあげれば良いと思います。ちょっと面倒かもしれませんが、ここさえクリアしてしまえばあとは簡単です。
【改修方法2】
アーマーパーツ内側、カバーパーツとの接続用ダボ穴部分は通常飛び出ていますので、他の部分と面イチになるよう削ります。これで肩パーツが接続可能となります。カバーパーツを付けず、アーマーパーツを両面テープ等で肩に直接貼ってあげれば簡単にできますが、せっかくですのでチャレンジしてはいかがでしょうか。
最終回となる次回は、サザキ・ススムの弟サザキ・タテオの手によるギャン(タテオVer.)を紹介します。
DATA
HGUC 1/144 ギャン
- 1/144スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:1,296円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
関連情報
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