食玩「言獣覚醒ワーディアン」第3章「ゴッドクライシス」を徹底レビュー！【食玩ナウ（NOW）】

公開日：2016年9月11日 11:00

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電撃ホビー編集部

文字からの“変形”にこだわったオリジナル完成済み食玩シリーズ「言獣覚醒ワーディアン」。

そんなワーディアンもいよいよ第３弾へ突入。今回もアルファベットが驚きのモチーフへと変形します。さらに新要素である“武器合体”をひっさげ、そのプレイバリューは増すばかり。もちろん、本体の美しいクリアパーツ＋シールの質感は、ほかではなかなか楽しめません。それでは、注目の第３弾をチェックしてみましょう！

今回も全６種。アルファベットはO、I、Y、B、H、Kの６文字です。ボックスにはいつも通り必殺技が大きく記され、ワーディアンの活躍が描かれたイメージイラストが描かれます。

本体はオリジナルカラーの通常版、蛍光グリーンにシルバーのラメが入るナイト版そしてブラッククリアにレッドのラメが入るダーク版の３色どれかが入っています。ダーク版は一部の金型が異なっており、こんなところにもこだわりと遊び心が見え隠れします。

通常版にはホロシール、ナイト版にはラメシール、ダーク版にはゴールドのプリズムシールがそれぞれ同梱。このシールの配置もはがれにくく、かつ効果的なポイントが考え抜かれており、丁寧に貼ると驚くべき高級感に。また、写真のように一部の変形機構を利用して、ポージングも楽しむことができるのです。

それでは、６体の言獣をチェックしていきます。

まずは“O”から変形するオーディンワーディアン。ケンタウロス（6本足の馬、スレイプニルのイメージでしょうか？）のような人馬が一体となった姿へ体をひねりながら変身します。頭部はひげを蓄えたような姿となっており、確かに北欧神話の主神、オーディンらしいイメージ。着脱式の武器が本体にセットされているのも特徴で、角度のついた腰のひねりとあわせて多彩なポージングが楽しめます。

ダーク版では、頭部が羽飾りのついた兜のようになっています。モヒカンタイプの通常版も良いですが、こちらもなかなかヒロイック！

“I”より変形するイザナミワーディアン。まるで剣を収めた塚のような荘厳な“I”の文字から、ドスンとした重量感ある、収めた剣を振るうロボットのような姿へ。どことなく日本の誇る戦隊ロボット思わせる姿は、同じく日本の神、イザナギの名前にふさわしいものに見えます。

ダーク版では、頭部が侍の兜のように変化。通常版が古代日本の髪型とされる、“みずら”のようなデザインとは好対照です。

“Y”より変形するヤシャワーディアン。ギアレーションで４本の腕（！）が同時に展開し、鬼神の姿に。４本の腕と整った顔が、インドの神々を想起させます。腕にはそれぞれ剣を持ち、シールを貼られた刀身が怪しく輝きます。上２本の腕のカタールのような短刀は取り外し可能、下２本の腕の担当はそれぞれ形状が異なるという凝り具合。

ダーク版では、頭部の表情が一転、目を剥いた鬼のような恐ろしい姿となります。こちらもパンチが効いていてなかなか格好良いですね。

“B”から変形するバハムートワーディアン。シリーズ恒例となったドラゴン型ワーディアンで、翼の広い面積を覆うシールや翼の展開ギミックなどはもはや円熟の域。その姿は聖書の魚から日本における竜の代名詞となった、バハムートそのものです。脚部にはなんだかシリンダー風の造形がなされており、想像力をかきたてます。