「伊達政宗像」「ガールズ&パンツァー」「真田幸村(戦国BASARA)」など!みちのく・茨城・上信越の「フィギュアみやげ」をまとめて紹介!!
旅行が盛んなゴールデンウィークにちなんで、全国各地で販売中の「フィギュアみやげ」を紹介! 「フィギュアみやげ」とは、各地の文化や名所などをミニチュアにしたフィギュアのシリーズで、いろんな場所に設置されたカプセルマシンで販売されている楽しいアイテムです。主要駅や人気観光スポットなどで入手できますよ!!
ここでは、「みちのくフィギュアみやげ」「茨城フィギュアみやげ」「上信越フィギュアみやげ」のラインナップと、それぞれのモチーフの情報をまとめて紹介! そのほかの地域の「フィギュアみやげ」も、下記の関連記事からチェックしてくださいね!!
みちのくフィギュアみやげ第1弾
●青森ねぶた祭
「ねぶた祭」は、毎年8月2日~7日に開催される「東北三大祭り」のひとつ。「ラッセラー」という掛け声とともに跳ね歩く「ハネト」と、それに続く灯篭型の巨大な山車「ねぶた」は、青森の夏の風物詩となっています。高さ約5m、幅9mにもおよぶ大型ねぶたは「ねぶた師」と呼ばれる職人が1年近くかけて制作。海外からも高い芸術的評価を得ています。
●南部鉄器
「南部鉄器」は岩手県の特産品で、日本を代表する伝統工芸品のひとつ。江戸時代に南部藩が茶の湯釜を作らせたのがはじまりの盛岡と、平安時代から日用品の鋳物として使われていた水沢(奥州市)が産地です。独特の製法によって生まれる高い調理機能は海外からも注目されています。また、最近はカラフルな色付き鉄瓶も登場して人気を集めています。
●秋田小町
昔から色白な美人が多いといわれる秋田。世界三大美人のひとり「小野小町」の誕生の地が秋田だといわれていることに由来し、「秋田美人」は「秋田小町」とも呼ばれます。小町ゆかりの地である湯沢市では、毎年6月に「小町まつり」が開催されますが、この祭りに登場する市女笠に身を包んだ小町娘を「秋田小町」のイメージとしてフィギュア化。
●伊達政宗騎馬像
戦国時代、「独眼竜政宗」の名を轟かせた初代仙台藩主・伊達政宗。1610(慶長15)年に築城された仙台城(青葉城)の天守台跡にある伊達政宗公の騎馬像は、仙台市内を一望できる高台にあり、人気の観光スポットとなっています。政宗公のトレードマークともいえる月形の前立の甲冑をまとい、勇ましい姿で仙台の街を見守っています。
●人間将棋
将棋駒の産地として有名な山形県天童市。毎年4月に桜の名所でもある舞鶴山で開催される「天童桜まつり」では、その名の通り、人が将棋駒になって対局を行う「人間将棋」が開催されます。巨大な盤上を甲冑姿に扮した「駒武者」たちが、プロ棋士の指し手ごとに行き交うユニークなイベントで、1956(昭和31)年から続く天童の名物行事です。
●喜多方ラーメン
福島県喜多方市発祥の喜多方ラーメンは、独特の縮れがある平打ち麺が特徴。大正末期から昭和初期頃、中国から渡ってきた青年が屋台を引いて売り歩いた支那そばが元祖といわれ、それが次第に市民に浸透し、食堂でも出されるようになったそう。その名残からか、今も「○○食堂」という名のラーメン店が多く存在します。.
●青函トンネルとH5系新幹線
構想から40余年をかけて、1988年3月に開通した「青函トンネル」。全長53.85kmの半分程度が海底を通り、それまで船で渡るしかなかった津軽海峡がトンネルでつながれたことで、北海道と本州とを結ぶ大動脈となりました。フィギュアでは、トンネル開通から28年後の2016年3月に開業した「北海道新幹線」が走る姿が再現されています。
DATA
みちのくフィギュアみやげ第1弾
- カプセルトイ
- 全6種
- 発売中
- 発売元:JR東日本リテールネット
- 造形企画制作:海洋堂
- 価格:1回400円(税込)
- 販売場所:青森駅、新青森駅、八戸駅、盛岡駅、釜石駅、北上駅、花巻駅、大曲駅、秋田駅、仙台駅、石巻駅、古川駅、福島駅、郡山駅、会津若松駅、湯本駅など
※販売場所や販売エリアは予告なく変更となる場合があります。
茨城フィギュアみやげ
●水戸黄門助さん格さん像
水戸駅北口にある黄門様の像。水戸黄門こと水戸藩第二代藩主・徳川光圀は、『大日本史』の編纂など数々の学問・文化的功績を残しました。テレビドラマでおなじみの、助さん、格さんを従え諸国を旅するイメージは、実は資料収集のため家臣を諸国へ派遣したことが基になり、「水戸黄門漫遊記」として残ったのだとか。
▲原型製作:村田明玄
●納豆
水戸といえば納豆…というほど、全国に知られた茨城名物。稲わらには納豆菌が多く、蒸した大豆をわらで包み、発酵させるのが伝統的な製法。元々農家などで盛んに作られていた納豆を商品化し、明治22年の水戸駅開業とともに駅前広場で売り出したことが評判を呼び、水戸名物として全国に広まったといわれています。
▲原型製作:寺岡邦明
●H-ⅡAロケット
研究学園都市として有名なつくば市にある『筑波宇宙センター』。日本の宇宙開発の中枢機関で、現在主力として活躍している「H-ⅡAロケット」は、世界のトップレベルの技術水準を誇ります。一般見学も可能で、日本初の純国産ロケット「H-Ⅱロケット」の実機や、展示館では歴代ロケットなどが展示されています。
▲原型製作:マツオカステン
●あんこうの吊し切り
「西のフグ 東のアンコウ」と称され、茨城を代表する冬の味覚のひとつ。吊るし切りは、下顎にフックを掛けて吊るし、胃袋に水を入れて体全体を膨らませてさばく独特のさばき方。ずっしりと大きく、しかも全身が軟らかくてぬめりが強いあんこうを手早くさばくための伝統的な方法です。
▲原型製作:山本聖士
●ガールズ&パンツァー
2012年に放送された、女子高生たちが戦車を使った武道「戦車道」を展開する人気アニメ『ガールズ&パンツァー』。その舞台・茨城県大洗町は、「ガルパンの聖地」として多くのファンが訪れます。劇中でも存在感を発している大洗町のシンボル「大洗マリンタワー」をメインにしたワンシーンをフィギュア化。
▲原型製作:海洋堂兵器局
●485系特急「ひたち」
上野?いわき間を結ぶ「ひたち」として1972~1998年まで活躍した485系。国鉄の特急車両として、ほかにもさまざまな路線で活躍したことや、独特のボンネットの形や肌色の車体にえんじのラインから、「特急」というと485系を思い浮かべる人も多いのでは? 今回は、利根川橋梁を渡る風景をあわせ、在りし日の「ひたち」が再現されています。
▲原型製作:松本栄一郎
●ムコナくん
品川駅~いわき駅間の常磐線主要駅を結ぶ特急列車「ひたち」「ときわ」として活躍するE657系。そのイメージキャラクター「ムコナくん」は、常磐線や茨城のPRで活躍中。名前はもちろんE657系にちなんで「ムコナ(657)」。なぜ猫なのかは……E657系の車両を正面から見てみましょう。
▲原型製作:香川雅彦
DATA
茨城フィギュアみやげ
- カプセルトイ
- 全7種
- 発売中
- 発売元:JR東日本リテールネット
- 造形企画制作:海洋堂
- 価格:1回400円(税込)
- 販売場所:水戸駅、牛久駅、荒川沖駅、土浦駅、勝田駅、日立駅、取手駅、鹿島臨海鉄道 大洗駅、ひたちなか臨海鉄道 那珂湊駅など
※販売場所や販売エリアは予告なく変更となる場合があります。
上信越フィギュアみやげ
●国宝松本城
松本城の前身は戦国時代に造られた深志城で、小笠原貞慶の時代に松本城と名を改めました。戦国時代そのままの姿の漆黒の天守は、現存する五重六階天守としては日本最古で、国宝に指定されています。北アルプスを背景にそびえ立ち、黒漆と白漆喰のコントラストが美しいこの城は、松本のシンボルとして親しまれています。
●真田幸村(戦国BASARA)
人気ゲームシリーズ『戦国BASARA』に登場する真田幸村をフィギュア化。歴史上の真田幸村は、名を真田信繁といい、戦国時代に活躍し「日の本一の兵」と称された武将です。長野県上田市は真田家ゆかりの地で、幸村の父・昌幸が築城した上田城は二度の上田合戦で徳川の大軍を退け、難攻不落の城といわれました。
●SNOW MONKEY
野生のニホンザルの自然な姿を間近で見られる地獄谷野猿公苑。寒い季節になると、サルたちが温泉で暖を取る姿が見られ、世界で唯一「温泉に入るサル」として海外からも観光客が数多く訪れます。サル類の多くは暖かい地域に生息しますが、ニホンザルは雪の上で生活することから「スノーモンキー」とも呼ばれています。
●越乃寒梅
数々の銘酒の産地である米どころ新潟。なかでも、越乃寒梅は「幻の酒」と呼ばれ、新潟を代表する日本酒のひとつとして知られています。明治40年創業の石本酒造は新潟市・亀田郷にある酒蔵で、亀田郷は江戸時代より梅の名産地でもあります。初春の残雪の中、寒さに堪え凛とした美しさを放つ梅の花が、「越乃寒梅」の名の由来となっています。
●草津温泉の湯もみ
「草津よいとこ、一度はおいで~」と唄われる日本屈指の温泉郷・草津温泉。名物の「湯もみ」は、熱い源泉を板で揉むことで、水で薄めることなく温度を下げ、さらにお湯を柔らかくする効果もあるのだそう。温泉街の中心地・湯畑前に建つ「熱乃湯」では、「湯もみ」の実演の観覧・体験ができます。
●200系 上越新幹線
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」(川端康成・小説『雪国』より)という有名な一節にもあるとおり、関東から谷川岳を貫く長いトンネルを抜けるとそこは雪国・新潟。1982年に上越新幹線が開業し、現在新潟~東京間を最速1時間40分で結んでいます。今回は、開業時に活躍し「団子鼻」の愛称で親しまれた200系新幹線を造形化。
●ぐんまちゃんとだるま
全国各地で活躍する多くの「ご当地キャラクター」のなかでも、人気ランキングで1位を獲得し、全国的にも人気者となった群馬県のマスコット・ぐんまちゃん。県外に出張したり、さまざまなイベントに参加したりと、群馬の魅力をPRする群馬県宣伝部長として活躍。今回は、群馬県の伝統工芸品「だるま」をもったポーズでフィギュア化されています。
DATA
上信越フィギュアみやげ
- カプセルトイ
- 全7種
- 発売中
- 発売元:JR東日本リテールネット
- 造形企画制作:海洋堂
- 価格:1回400円(税込)
- 販売場所:新潟駅、燕三条駅、長岡駅、越後湯沢駅、上越妙高駅、長野駅、上田駅、軽井沢駅、上諏訪駅、下諏訪駅、塩尻駅、松本駅、白馬駅、高崎駅、上毛高原駅、水上駅など
※販売場所や販売エリアは予告なく変更となる場合があります。
そのほかの「フィギュアみやげ」も別記事で紹介していますので、下記の関連記事からぜひチェックしてくださいね!
●「フィギュアみやげ」とは
日本各地の名所、食、自然、文化、風俗など、さまざまなジャンルの“ご当地名物”をミニチュアにしたおみやげカプセルフィギュアシリーズ。旅先での感動や体験した思い出をそのまま手のひらサイズのフィギュアとして持ち帰ることができます。すべてのアイテムの造形を世界的に有名な海洋堂が行っており、非常に精巧な仕上がりとなっています。特定の地域に設置されたカプセルマシン(いわゆるガチャガチャ)で販売されており、誰でも手軽に購入できること、そしてどれが出るか分からないドキドキ感がポイントです。
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