ガンダム新作のタイトルは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』! 放映は10月よりMBS/TBS系でスタート!
本日、ウェブ配信でも発表会の配信が行われた、注目の新ガンダム。そのタイトルは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。その発表会の模様をお伝えします。
役者おふたりによる劇中シーンの鮮烈な再現のあとは、主役機体と株式会社バンダイ代表取締役の上野和典氏によるタイトルが発表され、ガンダム・バルバトスの1/10立像もお披露目となりました。
引き続き、サンライズ取締役社長の宮河恭夫氏による作品キーワードが発表に。キーワードは、
●「ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム」
●「段階的な変革を遂げるガンダム」。
いままでのガンダムよりもさらにドラマ性を強く表現した内容と、そして敵からパーツを”奪う”ことで、段階的に成長していくガンダムの物語が明らかになりました。
▲「歴史を踏襲しつつも新しい進歩を遂げたガンダム」と語る宮河社長。
さらに本作のプロデューサー、小川正和氏からはより詳細な設定、スタッフが公開に。
監督は長井龍雪、シリーズ構成は岡田麿里という『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の強力タッグ! キャラクターデザイン原案はコミック版『皇国の守護者』や『シュトヘル』の実力派漫画家、伊藤悠。キャラクターデザインは千葉道徳(『機動戦士ガンダム00』)となっています。メカデザインには鷲尾直弘(『機動戦士ガンダム00』)、海老川兼武(『機動戦士ガンダム00』)、刑部一平(『ガンダム Gのレコンギスタ』)、寺岡賢司(『機動戦士ガンダム00』)、篠原保(『リーンの翼』)と実力派が集結。音楽には『四月は君の嘘』で鮮烈さを見せた、横山克が担当。
過去の「厄祭戦」と呼ばれる大戦争、火星圏を舞台に始まる物語など、魅力的な内容に期待が高まります!
そして、バンダイホビー事業部をはじめとする各事業部からの商品展開も発表。最後に創通の青木建彦社長から、今週末7/18日より東京で開催のガンダム展をはじめとする展開の告知で発表会は終了となりました。
【作品解説】
『厄祭戦』とよばれる大きな戦争から300年。地球圏に新たな支配体制による仮初めの平和が訪れる一方、
火星剣では新たな戦いの火種がくすぶっていた。主人公、「三日月・オーガス」は民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(以下CGS)の一員。火星都市クリュセの独立を企てる少女、「クーでリア・藍那・バーンスタイン」の護衛任務を受けたCGSだったが、これを地球勢力からの反乱と見た武力組織「ギャラルホルン」はCGSごと彼女を襲撃。三日月たちはCGSの大人に囮として捨てられ、撤退してしまう。これを見た少年たちのリーダー、「オルガ・イツカ」はCGSの大人たちに反旗を翻し、動力炉としてうち捨てられていた「ガンダム・バルバトス」の操縦を三日月に託した――!
【キャラクター解説】
三日月・オーガス
大らかな性格の少年で、仲間のためなら犠牲をいとわない性格。操縦技術に長け、「ガンダム・バルバトス」を操る。
オルガ・イツカ
少年たちのリーダー格で、仲間の信頼も厚く一目置かれる性格。自分たちを見捨てた大人達を見て、クーデターを決意する。
ビスケット・グリフォン
オルガを支える参謀役。祖母と双子の生活を支えるためにCGSに居た。修学経験持ちで、少年のなかでは珍しく読み書きもできる。
ユージン・セブンスターク
CGS所属で、オルガにリーダーを奪われた過去のリーダー格。能力は高いが思慮が浅く、カリスマに欠ける。たびたびオルガと反目する。
ガンダム・バルバトス
300年前の「厄祭戦」に用いられていたガンダムフレームの1機で、長い間CGSの動力炉として使用されていた。「ギャラルホルン」の襲撃にあったCGSの少年たちが急遽機動させ、三日月が乗り込んだ。「厄祭戦」からの長い年月で、装甲は劣化し、本来の性能は発揮できない。
グレイズ
世界を監視する武力組織「ギャラルホルン」が建造した最新鋭モビルスーツ。豊富な兵装を持ち、戦況に応じて武器、装備を換装する。
《スタッフ》
企画:サンライズ
原作:矢立 肇・富野 由悠季
監督:長井 龍雪
シリーズ構成:岡田 麿里
キャラクター原案:伊藤 悠
キャラクターデザイン:千葉 道徳
メカデザイン:鷲尾 直広・海老川 兼武・形部 一平・寺岡 賢司・篠原 保
美術:草薙
音楽:横山 克
企画協力:バンダイ ホビー事業部
製作:MBS・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS