『ガンダムジオラマフロント』の世界をジオラマで再現してみよう!
現在サービス中のPC用オンラインゲーム『ガンダムジオラマフロント』。“最強のガンダム基地(ジオラマベース)を作り上げろ!”の謳い文句の通り、プレイヤーが自らMSや施設などを開発しつつ、思い通りの基地を作っていく……というゲームとなっています。
(ゲームに関する詳細な情報はこちら⇒『ガンダムジオラマフロント』特集ページ/電撃オンライン)
『ガンダムジオラマフロント』公式サイト(http://gundamfront-tokyo.com/jp/)で見ることができる森下直親氏による本作のキービジュアルも大変魅力的な仕上がりとなっています。敵味方が基地の防壁を挟んで激しい攻防を繰り広げるワンシーンはぜひ模型にしてみたい魅力にあふれていますね。
ジオラマといえば元々我々モデラーの守備範囲……! というわけでもありませんが、電撃ホビーウェブではモデラー・角田勝成氏と共に、ガンプラを使用してこのキービジュアルと、そして本作の世界観をガッツリと再現しました!
■モデラー:角田勝成…
電撃ホビーマガジン誌で、多くのジオラマ作品を発表してきたジオラマビルダー。
■基地(ジオラマベース)を作るゲームのジオラマを造る!
大人気オンラインゲーム『ガンダムジオラマフロント』。私達ガンダム大好きな人達には、また新たに楽しいゲームが増えましたね!
そこで今回は、『ガンダムジオラマフロント』のイメージイラストを、模型で再現してみました。 イラストには、サイコガンダムをメインに10機以上のモビルスーツが描かれいます。 そこで今回は、全部で11機のモビルスーツに登場してもらいました。
とはいえ、サイコガンダムまで登場するこのイラスト。ジオラマの大きさやMSのラインナップを考慮し、全てバンダイホビー事業部のガンプラ、HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)シリーズを使用しています。
まずはジオラマベースの防御側から。
サイコガンダムが目を惹きますね。1/144スケールですが、とにかくデカイ! イラストでは、立てヒザをついていますが、キットのままではちょっと難しいポーズなので、腰から下を改造してあります。
2機の アッガイと、バクゥは、表面処理を丁寧に行い、バクゥは、エッジを立て、翼を薄く処理しました。
イラストでは、サイコガンダムの前にいるのはザクI・スナイパータイプとジムスナイパーカスタムなのですが、ジムスナイパーカスタムはHGUCでキット化されていませんので、HGUCのジムスナイパ-IIに代役をしてもらい、塗装をジムスナイパーカスタムっぽくしています。ザクI・スナイパータイプは、HGUCキットのストレート組みです。
次に、攻撃側です。
ガンダムユニコーンと、ガンダムエクシアは、ストレート組みですが、丁寧に表面処理を施してあります。
一方で、クロスボーンガンダムX1のマントは、ホントに最後まで悩みました。布系の素材などいろいろと考えはしたのですが、ジオラマという特性上、大きく翻った造形を維持するのも難しく……結局、今回は石粉粘土「プルミエ」を薄く延ばして、表現してあります。
どの機体もかなり躍動感のあるポージングとなっていますので、ジオラマのベースに金属線を使用して固定し、イラストの「飛翔感」を再現しました。
ベースは、いつものスタイロフォームを下敷きに、シーナリープラスターで地面を表現。ゲートはプラ板からスクラッチしました。壁の前でクラッシュしているガンダムF91と、キュベレイにももちろんHGUCのキットを使用。キュベレイには、パール塗装を施しました。
ミサイルは、ジャンクパーツを使用し、煙は、アルミ線に綿を付けて再現しました。さらに、爆発エフェクトはスチロール球から削り出してあります。
(製作・文:角田勝成)
■本ジオラマがお台場の「 ガンダムフロント東京」にて展示決定!
実はこのジオラマ、横650ミり×縦455ミリ×高さ450ミリと、かなりの大ボリュームとなっているのですが、やはりこの迫力は実際に目にしないとわからない! ということで、なんと本ジオラマがお台場の「ガンダムフロント東京」にて展示されることが決定しました!
展示日程については、後日ゲームの公式サイトにお知らせとなりますので、お見逃しなく!
またこの作例を見て「ガンダムジオラマフロントに興味が……」という方は、電撃オンラインの攻略Wikiをご覧ください。基本的な遊び方の解説から、各種データや攻略、さらにイベント情報など、ビギナーから熱心なプレイヤーまでサポートする充実の内容となっていますよ!
<関連情報>
『ガンダムジオラマフロント』公式サイト
ガンダムフロント東京
http://gundamfront-tokyo.com/jp/
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