M.S.G LEDソードを『FAガール』スティレット XF-3 LowVisibilityVer.に仕込んでとことん楽しんじゃおう!【夏休みに工作してみよう企画第2回】
コトブキヤさんから発売しているモデリングサポートグッズ(以下、MSG)LEDソードのご紹介記事、第2回目です。ヒロミ産業から発売されている「ミライト」を本格的に模型用に使うアイテムとして昇華させたLEDソードですが、“手軽に模型を光らせることができる”ということは、「小学生の自由工作としても使えるのではないか?」「『宿題で使うから買って!』と親御さんに頼みやすいのではないか?」ということで、多少強引なことは承知の上で、今回も夏休み工作企画としてLEDソードの楽しみ方を提案していきたいと思います。
今回はLEDソードの機関部であるミライトをキットに組み込みます。この記事の内容を動画でも紹介してみました。基本的には記事と同内容ですが、組み込むまでの工程を全編動画に収めていますので、ぜひご覧ください。
まずは今回ミライトを仕込むキットの紹介から。今回の記事では、コトブキヤ『フレームアームズ・ガール』シリーズより、スティレット XF-3 Low Visibility Ver.を使用しました。
スティレットは戦闘機モチーフの機体ですが、このXF-3は背面ブースターは戦闘機に、肩部はドローンとして運用できる設定のようです。今回はこの中にミライトを仕込んで「推進部が光らせて飛んでいるような演出」に仕上げていきます。
背面の推進器はこのように加工してミライトを仕込んでいます。このままシンプルに光らせるだけでも充分なのですが、せっかくの工作なのでディティールアップして「推進器感」を高めていきます。
ここで使用するのがTHREE SHEEP DSGNというメーカーさんの「DUパーツC」というエッチングパーツ。汎用のディティールアップ用のエッチングパーツですが、ジェット機の推進器などブースター内に仕込むとカッコイイ感じのパーツが多数入っています。こちらをスティレットのブースター部分に入れると……。
どうでしょう? とても推進器としての説得力が増したように思いませんか?
左右に同じ工作をするとこんな感じです。架空の戦闘機ですが、一気に現実感が増したような気がします。
続いて、肩部のドローンもミライトを仕込んでいきます。
LEDソードを活用しての紹介記事なので、付属のミライト327を仕込みたかったのですが、画像のとおり内部に収めるのが厳しいサイズのため、ここに関してはミライト316という短いミライトを使用しました。
加工後はこのような感じです。排気部分のパーツはサイドの突起を削り後ハメできるようにしています。
排気部のライトの光が綺麗に見えるようになりました。小さいパーツなので、開口時に怪我をしないように気を付けましょう。
完成状態はこんな感じです。正面からはあまり目立ちませんが、背面から見るとイイ感じに光っています。今回の工作ではキットをパチ組みしたのみで塗装などを行っていませんが、「光る」という工作要素を足しただけで模型としての魅力がとても増したのではないかと思います。
「全塗装フル改造するぞ!」と意気込むと製作ハードルも上がるし疲れてしまいますが、今回のような加工だけでも作品としての情報量がとても高くなるので、肩の力を入れ過ぎず、ワンポイント加工をしてみてはいかがでしょうか?
さて、記事企画の最終回となる次回は、『M.S.G』を組み合わせて「動いて光る」工作の記事を掲載予定なので、ぜひチェックしてくださいね!
DATA
ギミックユニット02 LEDソード GREEN Ver.
ギミックユニット03 LEDソード BLUE Ver.
ギミックユニット04 LEDソード RED Ver.
- プラモデル
- ノンスケール
- サイズ:約136mm
- 付属品:フレームアームズ対応専用手首パーツ(左右分)、グリップ(ミライト LED付リチウム電池)、レーザー発生器パーツ、カラークリアー成型 ソードパーツA(丸)通常/梨地、カラークリアー成型ソードパーツB(尖)通常/梨地、無色クリアー成型ソードパーツA(丸)通常/梨地、無色クリアー成型ソードパーツB(尖)通常/梨地、アタッチメントパーツ
- 設計:コトブキヤ
- 発売元:コトブキヤ
- 価格:各1,200円(税別)
- 発売中
DATA
フレームアームズ・ガール スティレット XF-3 Low Visibility Ver.
- プラモデル
- ノンスケール
- 全高:約175mm
- 原型:清水 康智、楠井 一
- 発売元:コトブキヤ
- 価格:5,800円(税抜)
- 発売中
(C) KOTOBUKIYA ミライト(LED付リチウム電池) 製造元:ヒロミ産業株式会社
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