ガンダムホビーライフ作例発のガンプラ第2弾!百式ライズカイン発売!
ガンダムホビーライフ(GHL) 017に掲載された作例「百式ライズカイン」の商品化が発表された。
この百式ライズカイン、その源流をたどれば、DIR EN GREY Toshiya氏とNAOKI氏によるコラボ作品「灰銀式」まで行き着くこととなる。灰銀式は、Toshiya氏による理想のフォルムの百式をNAOKI氏が立体として具現化したもので、G-BASE TOKYOでの展示などをご覧になった方もいるだろう。
灰銀式として世に出た機体はその後、NAOKI氏本人によるデザインを経ることで特異なバックパックと武装を持つ黒い百式=「百式壊(クラッシュ)」となり、GHLにて連載中の公式外伝『ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL’s World Challenge』(以下、GBWC)に姿を現すこととなる。百式壊はまた、ガンプラ化もされたので、この時点で灰銀式のDNAを持つ機体が一般にも入手可能になったというわけだ。
そして今回のライズカインである。このカラーリングは、百式壊の模型遊びを追求する過程において、“百式壊が百式元来のゴールド基調になったら?”というNAOKI氏のアイデアが発端になっている。
と、なれば、その僚機であり、同じくNAOKI氏の作例発となる「MG 1/100 キュベレイ・アンベリール」同様、塗装では実現できない表現を追求してみたくなるもの。――ちなみにキュベレイ・アンベリールは、モノクロ基調のキュベレイダムドから、キュベレイ本来のカラースキームに戻ったうえで、さらに艶やかな蛍光色による表現をBANDAI SPIRITS ホビー事業部の協力によって成型色で再現した機体だ。作例はGHL016に掲載され、後に製品化された。
そこで、百式ライズカインも、アンベリールと同じくBANDAI SPIRITS ホビー事業部協力のもと、塗装では不可能なゴールドメッキが施されることになった。それが、GHL017に掲載された百式ライズカインの作例だったというわけだ。
ゴールドの色合いについては、20数種類あるゴールドメッキの色味から主張の強いものをNAOKI氏自身がチョイス。百式の白金とはまた違う方向性の、インパクトの強い輝きを放っている。さらに、メッキ部分以外の成型色もメタリック調となっており、こちらも熟考された配色となった。
百式壊のゴールド仕様を想像したガンプラファンも多いはず。それが、MG 1/100 キュベレイ・アンベリール同様NAOKI氏本人のカラー選定によって実現されたのが、「MG 1/100 百式ライズカイン」なのである。
DATA
MG 1/100 百式ライズカイン
- 1/100スケール組み立て式プラモデル
- 付属武装:ビーム・サーベル、ビーム・ライフル
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 価格:12,000円(税抜)
- 2021年2月発送予定
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