ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(その9)HGUC 1/144 ジェガン(エコーズ仕様)
本コーナーでは、日曜朝7時よりテレビ朝日系にて放送されている『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』に登場したモビルスーツを、電撃ホビーマガジンやその別冊に収録された作例記事にて紹介します!
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今回は、エコーズのジェガン「RGM-89De」をご紹介します。従来のジェガンとは違い、ブラウン基調のカラーリングや、頭部のバイザーが特徴的な同機ですが、HGUCではその形状が手軽に楽しめるようになっています。製作したのは岩田トシオ。ベテランモデラーが人気のジェガンシリーズに取り組みました。
HGUC 1/144 ジェガン(エコーズ仕様)
首相官邸ラプラスの残骸へと、ユニコーンガンダムに随伴したエコーズ仕様のジェガンがキット化。HGUC「ジェガン」「スタークジェガン」をベースに頭部センサーやバックパック、胸の増加装甲、フロントアーマー基部パーツが新造され、さらに汎用バズーカも付属した内容だ。作例では丁寧に合わせ目を消し、美しいグラデーション塗装で見せるお手軽工作を実践している。
マンハンターの新たな尖兵
特務仕様のジェガンを塗装で見せる!
ジェガン(エコーズ仕様)ですが、頭部バイザーと胸部の増加装甲は、ジム・スナイパーを連想しますね。色もアース系のカラーリングで、今までのジェガンとは、全く違った印象です。ティターンズカラーのガンダムMk-IIのような悪役っぽい印象も受けます。
キットはもちろんHGUC「スタークジェガン」や「ジェガン」のパーツ替えバリエーションですが、元々のキット同様、欠点もなく大変良くできていると思います。
製作の注意点としては、肩パーツのバーニア部分の合わせ目修整と、塗装での細部の塗り分けがポイントになると思います。肩の部分は、関節を挟み込む形ですが、作例は説明書通りに組んでいます。無理な後ハメ工作を行うより、普通にマスキング塗装をした方がはるかに簡単で確実に仕上がります。
肩バーニアは、パーツの縁が少しダレ気味で、初心者には合わせ目消しが難しいかもしれません。ここは少し緩めにしたパテを載せて、はみ出た所を溶剤で拭き取るなどして、ディテールを傷つけないように仕上げましょう。
塗装ですが、バイザーのレンズ部分や各部バーニアに入る白い部分等、マスキングでは難しいところがあり、筆塗りではみ出さず綺麗に仕上げるのも難しいので、エナメル塗料で塗った後余分な部分を拭き取ることで対応。
バーニアの白は筆ではなかなか綺麗に仕上がらないので、最初に白を吹き付けて、エナメル塗料のグレーを乗せた後に白部分のみグレーを拭き取る、といった具合です。
バイザーのレンズは上げている時は色が暗いので注意。拭き取りには、ガイアノーツの「極細綿棒」と「フィニッシュマスター」を使用しました。
やはり量産機は余計なストレスをかけずに一気に完成させたいものです。それではまた。
COLORING DATA
茶色…222オキサイドレッド+221ドゥンケルグラウ+1番・ホワイト(C):少量
グレー…13番・ニュートラルグレー(C)
薄緑…213灰緑色+本体茶色
バーニア…125スターブライトアイアン
※(C)はGSIクレオスの「Mr.カラー」。特に表記のないものはガイアノーツの「ガイアカラー」
DATA
HGUC ジェガン(エコーズ仕様)
- 1/144スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:1,680円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
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