ベストメカコレクション「1/144 ガンダム」が最新技術でよみがえる!「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」を作ってみた!(ガンプラ新作レビュー)

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発売されたばかりのガンプラを買ってきて、組み立てながら紹介する「ガンプラ新作レビュー」。今回は、ガンプラ45周年を記念して発売された「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」を徹底レビューします。元祖ガンプラとして発売されたベストメカコレクション「1/144 ガンダム」のカタチはそのままに、イロプラ、タッチゲート、スナップフィットなど、ガンプラシリーズが40年以上をかけて培ってきた技術を詰め込んで誕生した本アイテム、どのようになっているか、さっそく見ていきましょう!

▲旧キット ベストメカコレクション「1/144 ガンダム」をリスペクトしたパッケージ。
▲旧キットのパッケージ(写真左)と並べてみました。今回紹介するREVIVAL Ver.(写真右)のほうがひとまわり大きいサイズです。

まずは箱の中身を確認!

▲組み立ての前に、まずは箱の中身をチェックしていきましょう。こちらは説明書。旧キットの説明書で見られた、「ランナーのまま塗装した見本写真」を彷彿とさせるメインカットが気分を盛り上げてくれます。
▲説明書には、組み立て方とともにコラムが多数掲載。読み物としても非常に楽しいです。ガンプラ公式が「旧キット」という呼称を使っているのもレアですね。
▲思わず「あったあった」とニンマリしてしまうコラムも。
▲続いてランナーを見ていきましょう。こちらは多色成形のA1ランナー。もちろん本アイテムは接着剤は使用しません。
▲さらにパーツが外しやすいタッチゲートを採用しているので、ニッパーなしでも組み立てることができます。
▲こちらも多色成形のA2ランナー。ブルーの成形色がとてもキレイですね。
▲本体白部分を構成するB1ランナー。
▲ビームサーベルも見つけやすいところに配置されており、見落とす心配もありません。
▲こちらも白部分を構成するB2ランナー。シールドの基部パーツが目立ちますね。


組み立て開始!

▲パーツの確認も終わったので、さっそく組み立てていきましょう。まずは胴体から。写真が胴体部分で使用するパーツです。カラフル!
▲まずは赤い胴体の基部パーツに、胸部ダクトや腰部ヘリウムコア、腰部V字マークなどが彫刻された黄色いパーツを組み付けていきます。
▲黄色いパーツ下部の穴状部分に赤い基部パーツの突起がスライドするようにはめこまれ、腰のV字マークが色分けされます。このあたり、エントリーグレードなどで培われた技術がうかがえますね。
▲さらに腹部パーツ、青い胸部パーツを組み合わせていきます。感動モノの色分けです。
▲腰の白い外装パーツ、襟パーツ、首パーツを取り付ければ胴体の完成。合わせ目も側面にくるので目立ちません。
▲バックパック。ビーム・サーベルは、2本がひとつになった構造になっています。
▲接続すればバックパック部分の完成です。
▲続いて頭部を組み立てていきましょう。頭部で使用するパーツは写真のようになっています。
▲黄色い基部パーツに赤いパーツと白いマスクパーツを組み付けます。ツインアイの色分けが素晴らしいですね。
▲そこにヘルメットパーツをかぶせます。ヘルメットはワンパーツ成形となっており、バルカンが色分けされている点にも注目です。
▲ヒサシとアンテナが一体になったパーツ、額の赤いパーツを取り付ければ頭部の完成です。ものすごい色分けですね。
▲これぞベストメカコレクションのガンダム!といった感じのアルカイックな表情。
▲後方から。後頭部のカメラは色分けされていません。
▲次は腕部を組み立てていきます。こちらが腕部のパーツ構成。
▲前腕・上腕がそれぞれ円筒状のワンパーツになっているので、関節パーツとあわせるだけであっという間に完成します。
▲というわけで腕部の完成。合わせ目が出るのは拳部分だけです。
▲絶妙に外側に広がっていく、左右非対称な前腕の形状もしっかりと再現されています。「あー、ベストメカコレクションの前腕ってこうだったなぁ」としみじみすること請け合いです。
▲ヒジの可動もバッチリです。
▲肩アーマーは胴体側の軸に接続する仕様です。
▲肩接続軸に腕部を組み付ければ、肩アーマーを含めた腕部の完成です。
▲本体の最後は脚部です。こちらが脚部のパーツ構成。
▲左右を間違えないように、各パーツ裏には「R」と「L」が彫刻されています。
▲足首上部パーツはなんと、アンクルアーマーまで含めたワンパーツ成形。これはすごい造形ですね!
s▲各ブロックを組み立てた状態。ヒザ関節はC字型ジョイントで、足首とスネはボールジョイントで接続されます。
▲組み合わせれば脚部の完成です。なお、フトモモ上部に切り欠きがあるため、胴体を組み立てた後に後ハメ加工なしで脚部をパチンとはめ込むことができます。これも嬉しい進化ポイントですね。
▲旧キットならではの、フトモモから足首までのラインが滑らかにつながる脚線美もしっかりと再現されています。
▲ヒザ関節もしっかりと可動します。
▲脚部で合わせ目が出るのは、フトモモ内側とスネ後方のみ。かなり目立たない仕上がりとなっています。
▲最後は武装類を組み立てていきましょう。シールドは十字マークも色分けされています。
▲組み合わせればシールドの完成です。
▲ビーム・ライフルとビーム・サーベル。ビーム・サーベルは通常のものと、柄のみのものが付属します。
▲ビーム・サーベルの柄先端には接続穴が設けられているので、写真のように一般的なビームサーベルエフェクトを接続することができます。ここまで組み立てたパーツを組み合わせれば、いよいよ完成です!※本アイテムにビームサーベルエフェクトは付属しません。


「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」完成!

※本アイテムにビームサーベル用のエフェクトは付属しません。
▲旧キット ベストメカコレクション「1/144 ガンダム」(写真右)との比較。

▲ちなみにバックパック接続部は一般的な2つ穴タイプなので、いろいろなガンプラのバックパックを無改造で接続することができます。
▲こちらは「HG 1/144 ライジングフリーダムガンダム」(別売り)のバックパックを装着してみたところ。その気になればこんな組み合わせも可能です。


これにて「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」のレビューは終了です。イロプラ、タッチゲート、スナップフィットなど、「ガンプラが40年以上をかけて培ってきた技術で名作がリバイバルする!」という事実に感動するのはもちろんですが、それ以上に「旧キットの造形ってこんなにカッコよかったんだ!」と再認識させてくれるアイテムだと感じました。広めの肩幅も、美しい脚のラインも……、すべてが愛おしい、そんなキットだと思います。かつて旧キットを組み立てた人も、まだ触れたことがないという人も、これを機にぜひ手にとってみてください! オススメです!


DATA

ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)

  • 組み立て式プラモデル
  • 付属品
    ビーム・ライフル×1
    ビーム・サーベル×2種
    シールド×1
  • 発売元:BANDAI SPIRITS
  • 価格:1,320円(税10%込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ

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