『楽園追放』よりMXF「フロンティアセッター」を作る!<その1:キット篇>
7月に発売されたマックスファクトリーのプラモデル「フロンティアセッター」。人気の劇場アニメ作品『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の重要キャラクターの立体化となります。
(関連記事はこちら⇒『楽園追放』マックスファクトリーから発売の「フロンティアセッター」テストショットをご紹介!)
5月に発売された「figmaアンジェラ・バルザック」と併せて遊ぶことができるアイテムとして登場した本アイテム。普段プラモデルをあまり製作しないファンでも簡単に製作できるよう、極力パーツ数を抑えた設計になっています。そんな本キットを、電撃ホビーウェブでもおなじみ、のせが製作。
第1回目はキット本体の製作についてお届けします。
フロンティアセッター
製作・文:のせ
今回はマックスファクトリーより7月に発売された「フロンティアセッター」のレビューです。このフロンティアセッター、ロボットとしてもかなり異形なデザインをしているといってもいいかもしれません。見た目に反して、下半身の可動軸も多く、figmaと組み合わせてのポージングの際には大いに悩むことになりそうです。
本体制作
さて、この「フロンティアセッター」、同社が展開する可動フィギュアシリーズ「figma」のファンにも手に取りやすいようにというコンセプトからパーツ数を削減するためか、腕部などの目立つ位置に肉抜き穴があります。プラモデルとして仕上げようとするとこの穴埋めに少しだけ手間がかかりますが、瞬間接着剤とアルテコプライマーを使って段階的に埋めていきます。
一方で、合わせ目は胴体(頭部?)を二分している箇所さえキチンと処理できれば、腕部や脚部の合わせ目はほぼ目立たないので(設定のカラーリングに近いパーツ分割となっているため当然といえば当然ですが)、それほど時間をかけずに塗装にたどり着くことができます。
塗装
せっかく成型色で劇中のカラーリングを再現していますので、ここは成形色を活かした「簡単仕上げ」で製作しています。もちろん合わせ目や肉抜き穴の処理をしたパーツは成型色に合わせて塗装していきます。
ウェザリング前提ですので多少色が違っていても問題ありません。塗装後は、最初につや消しのトップコートを吹いて全体をなじませます。
トップコートが乾燥したらエナメル塗料のフラットアースを使って全体をウォッシングしてあげましょう。本作例では、長年放置された機械の雰囲気を重視して、アニメよりも多少派手に汚れを表現しました。
というわけで、「フロンティアセッター」本体の製作記事をお贈りしました。本キットはパーツ数も少なめで手軽に製作できるアイテムなので、失敗を恐れずにガンガン作っていくと、より本キットを楽しめると思います。
さて、本記事の2回目は、この「フロンティアセッター」と「figma アンジェラ・バルザック」を一緒に並べられるようなベースを製作していきたいと思います。
第2回の記事は、明日8時公開予定。お楽しみに。
DATA
PLAMAX フロンティアセッター
- 1/12スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:3,982円(税抜)
- 原型制作:T-REX
- 発売元:マックスファクトリー
- 販売元:グッドスマイルカンパニー
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