『楽園追放』よりMXF「フロンティアセッター」を作る!<その2:ジオラマベース篇>
7月に発売されたマックスファクトリーの「フロンティアセッター」を楽しむための製作記事第2回目では、『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の世界観を再現したジオラマベースを製作します。
⇒前回の記事 『楽園追放』よりMXF「フロンティアセッター」を作る!<その1:キット篇> はコチラ!
フロンティアセッター
製作・文:のせ
前回に引き続き「フロンティアセッター」を製作していきます。とはいえ、元々手軽なキットなので本体に関しての記事は前回で終わっています……が、今回はせっかくなのでfigma アンジェラと一緒に遊べるよう、劇中の後半に登場したビルの屋上をジオラマベースで再現したいと思います。
ベース製作
まずは適当なサイズのスタイロフォームを用意し、そこに鉛筆と定規を使ってマス目状にけがいていきます。ここで油性マジックを使ってしまうとインクが浮いてきてしまい、塗料の下からも滲んでくるので絶対やってはいけません。(私はここで泣きを見てきたので・・・)
マス目のついでに、側面の断面や、表面のひび割れなども再現してあげると雰囲気が増していい感じになるのでオススメです。
全体にディテールを入れたら、その上から石膏+墨汁+水で作った溶液を平筆で塗っていきます。
ここで厚塗りしてしまうとせっかくけがいた線が消えてしまうので、薄く引き延ばす感覚で筆を走らせるのが吉です!
石膏のコートが乾燥したらアクリル系の塗料を使って塗装していきます。2色のアースカラーをマス目ごとにブレンドを変えながら塗っていき、それを何度か繰り返すことで自然な仕上がりに近づきます。天面は筆に少し水分を含んだ状態で丁寧に、逆に側面はドライブラシで豪快に着色してあげると良いでしょう。
ラストシーンを再現したり、2体を並べてみたり、青空の下で野外特撮なんていうのも楽しいかもしれませんね。
やはりfigmaと同じスケール感で立体化されているので、「アンジェラ・バルザック」と並べてこそ輝くアイテムとなっている「フロンティアセッター」。ぜひ天気が良い日に、ベース製作&撮影まで含めて、じっくりと楽しんでみてください!
DATA
PLAMAX フロンティアセッター
- 1/12スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:3,982円(税抜)
- 原型制作:T-REX
- 発売元:マックスファクトリー
- 販売元:グッドスマイルカンパニー
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