玄武金剛弾仕様のS.R.G-S「ソウルゲイン」を作る<第3回>【電撃スパロボNo.068】

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モデラー●富永高志/文・編集●電撃ホビー編集部

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7月に再販されたS.R.G-S「ソウルゲイン」の作例記事、その第3回をお届けします。

いよいよS.R.D-S ソウルゲインの玄武金剛弾を、S.R.G-S ソウルゲインの腕部に接続するための加工に取りかかります。

当初の目論見通り、お手軽に違和感のない仕上がりとなるのか……!?

 

 

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▲「ソウルゲイン」 ノンスケールプラスチックキット 発売中 価格;4,800円(税抜)

 

第1回:玄武金剛弾仕様のS.R.G-S「ソウルゲイン」を作る<第1回>【電撃スパロボNo.062】

第2回:玄武金剛弾仕様のS.R.G-S「ソウルゲイン」を作る<第2回>【電撃スパロボNo.066】

 

 

◇腕部加工

 

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▲前腕接続部

 

S.R.D-Sの玄武金剛弾(右)と玄武剛弾(左)は当然ながらそのままでは接続できないため、S.R.G-SのG7パーツを画像のように削り込み、PC2・Bとともに下部も削り込むことで、前腕部側の接続パーツにします。この部分は強度を要するため、スチロール樹脂用接着剤でしっかりと接着します。

 

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ヒジ側は画像のようにG13パーツを削り込むと、ポリパーツによる接続部を回転軸として活用できます。

 

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▲肩加工

 

肩アーマーは腕部の重量増加を防ぐため、上側を1ミリ分盛っています。この面にはアールが付いているため、盛りの目安としてフチには1ミリプラ板を接着し、凹みの部分にポリエステルパテ(以下、ポリパテ)を盛り付け、ヤスリで削って面出しをしています。

 

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▲上腕部加工

 

側面は設定画の形状を意識し、ポリパテによる盛り付けとヤスリによる形状出しで丸みを持たせています。中央部にはこちらも盛りの目安となる1ミリプラ板を接着。

 

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▲ブレード肉抜き埋め

 

ブレードはS.R.D-Sのものを使うため、肉抜き部分をポリパテで埋めています。

 

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▲手首加工

 

手首はS.R.D-Sのものが違和感なく使える上、スナップ機構もあるため、こちらを使用します。塗り分けのために分割を画像のように変更しました。その際に生じた欠損部はポリパテで埋めています。

 

 

◇下半身加工

 

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▲腰加工

 

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腰は目立つ部分の肉抜きをポリパテで埋め、センターブロックに0.5ミリプラ板を接着して隙間を塞いでいます。

 

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▲スネ加工

 

スネの足首周りは盛り付けの目安として0.5ミリプラ板を接着し、ポリパテを盛り付けて削り込むことで、ボリュームを増したように見せています。

 

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▲足首加工

 

爪先とカカトは柔軟性に多少なりとも優れる0.5ミリプラ板を外側に接着して若干ボリュームを増し、アンクルガードはコの字状に加工した1ミリプラ板を合わせ目に挟み込んで幅増しし、裏側の接続ピンをカットして肉抜きとともにポリパテで隙間を埋めています。

 

 

◇頭部加工

 

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▲フェイス部加工

 

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キットのままでは見る角度によっていわゆる「目隠れ」状態となってしまうため、目の上に0.5ミリプラ板を接着し、目をハッキリと見せられるようにしています。加えて、この加工による面長感を軽減するため、チンガード下部を削り、上部に0.5ミリプラ板を接着してバランスを取っています。

 

 

◇全体図

 

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各部の加工を終えて、最終的にこの形となりました。脇の隙間が若干広くなっていますが、可動範囲を優先しています。このあとはサフ吹きを行い、問題がなければ塗装して完成となります。

 

 

DATA

S.R.G-S ソウルゲイン

  • ノンスケールプラスチックモデル
  • 全高:約190ミリ
  • 発売中
  • 価格:4,800円(税抜)
  • 発売元:コトブキヤ

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