ガンプラ作例【HGBF 1/144 スクランブルガンダム】を高田里史が製作!(その4)~塗装……クリアーパーツの塗り方は?~

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作例製作●高田里史/編集●電撃ホビー編集部

_mg_5878※この記事は12月1日までの公開です。

 

 

 

『ガンダムビルドファイターズトライ アイランド・ウォーズ』に登場した、ニールセンラボの新粒子対応ガンプラ「スクランブルガンダム」がHGBF化され、電撃ホビーウェブでもその派生機であるホットスクランブルガンダムを含め、複数回取り上げていますが、本記事では、キットの作例をご紹介。

 

最終回となる今回は、塗装についてご紹介します。

 

 

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HGBF 1/144 スクランブルガンダム

 

カラーリングに関しては、特に難しいことはしていません。ただ、今回はクリアーパーツが多いので、その辺のお話をしたいと思います。クリアーパーツは塗装とは違う表現が出来るというメリットがありますが、そのまま使ってしまうと、どうしてもオモチャっぽさが残ってしまいます。今回は、オモチャ感を軽減する為、パーツをヤスリ掛けしてつや消し状態にしています。

 

そのままクリアーパーツを使う人もゲート跡はヤスリで処理すると思いますが、他の場所とのツヤを合わせる為、かなり目の細かいペーパーまで使用して仕上げなければならず、とても手間が掛かっていると思います。

 

今回の方法では、つや消しで仕上げている為ゲート跡の処理も同時にでき、あまり手間を掛けずに仕上げることができます。さらに、粒子の発光を表現する為、ムーンストーンパールを吹き付けてみました。

 

▲腕部のクリアーパーツ。

▲腕部のクリアーパーツ。ツヤ消しにしてムーンストーンパールを吹き付けています。

 

スクランブルガンダムは主にオレンジを使用しています。オレンジや黄色は下地の色に左右されやすく、グレーのサーフェイサーの上から直接塗装すると、くすんでしまいきれいに発色しません。先に白などで下地を作り、その上から塗装をするのですが、その際に、青いクリアーパーツが付く部分(胸や肩など)はマスキングをしてオレンジを塗らないようにすると、クリアーパーツを取り付けた後の見栄えが良くなります。オレンジの上に青のクリアーパーツを直接乗せると青が暗い印象になってしまうのです。
自分の作例では初心者の方も真似しやすい様に、入手しやすいカラーをなるべく調合せずに原色のまま塗装する事を心掛けています。これから塗装を始めたいと思っている方は、それほど難しくないのでぜひ真似してみては如何でしょうか。

 

完成!

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COLORING DATA

白…UG01番・MSホワイト
オレンジ…59番・オレンジ
黄…UG03番・MSイエロー
グレー…UG15番・MSファントムグレー
クリアーパーツ…XC08番・ムーンストーンパール

※すべてGSIクレオスのMr.カラー、ガンダムカラー

 

 

DATA

HGBF 1/144 スクランブルガンダム

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:2,376円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ・テレビ東京

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