【ガンダムビルドファイターズ連載】機体解説:プリンセスの新機体「AXオベロン&AXタイターニア」
月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。
今月は、ガンプラ好きとして知られ、『ガンダムビルドファイターズ』にジュリアン・マッケンジーの声優としても出演した本郷奏多さんにスペシャルインタビュー! テレビ番組でもそのガンプラ好きがクローズアップされ、ガンプラビルダーズワールドカップ2015日本大会のプレゼンテーターにもなった本郷さん。俳優として活躍する彼が、ガチのガンプラビルダーと知って、興味を持たれた方も多いのでは? 次回以降、インタビュー記事を開始します。お楽しみに!
さて今回は、『月刊ガンダムエース』2017年1月号に掲載された『ガンダムビルドファイターズA-R』より、カイザーの愛娘プリンセスが駆る新しいガンプラ「AXオベロン&AXタイターニア」をスタジオオルフェの千葉智宏先生が解説! A-Rでは、いよいよ始まる第8回大会に向け、三代目メイジン・カワグチはもちろん、ニルス・ニールセンやジュリアン・マッケンジーも登場し、このプリンセスの新機体が大活躍! ぜひ読んでください! では、千葉先生の解説をどうぞ!
カイザーの娘プリンセスの新たな愛機は妖精王と妖精妃
AXオベロン&AXタイターニア
第6回世界大会で優勝したカルロス・カイザー。その娘のプリンセスは、女性ビルドファイターの活躍を渇望し自らも世界トップクラスのビルドファイターになることを目指す少女でした。この時に彼女が製作していたのは、クランシェ★アスタと名付けられたインコ形態に変形するガンプラ。カイザー邸には、クランシェ★アスタをはじめ動物系のガンプラたちが暮らす森までありました。
そして時は第8回世界大会直前。物語に再登場したプリンセスは、少しだけ成長しており、新たなガンプラを携えてレディとなる少女にバトルを挑みます。
プリンセスの新たな愛機は、AXオベロンとAXタイターニア。古い伝承に登場する妖精の森を統治する妖精王オベロンと、妖精妃タイターニアの名を冠しています。シェークスピアの「真夏の夜の夢」に登場することでも有名な二人。おそらくはカイザー邸のガンプラ動物たちの森を統治する存在なのでしょう。
AXは、ガンダムエアマスターと、ガンダムダブルエックスを略したもので、そこからも分かるとおり、この二機のガンプラのパーツを交換することで完成しています。ミキシングと呼ばれるこのテクニックを使ったことで、二機共に原型機とは違った魅力を持った機体になっています。
プリンセスは、この二機を同時にコントロールすることができます。通常、ガンプラを一人で複数扱うことは至難の業です。ですが彼女は父であるカイザーの血を引いてます(カイザーは、第6回世界大会で、タツヤに対してビグ・ラングの艦載機として無数のザクを繰り出し戦った)。
プリンセスの駆る夫婦ガンプラ対レディの駆るまだ名前のないガンプラ(連載をお読みの方は、それがトライ時代を描いた話に登場したルナゲイザーガンダムだと分かると思います)。その勝負の行方は……。
作例も、2つのガンプラをベースにミキシングして作っています。AXタイターニアは超簡単に作れ、AXオベロンも比較的簡単に作れます。作例はクランシェ★アスタも担当してくださったフクダ氏。だれでも作れる分かり易い製作記事になると思いますので、ぜひチャレンジしてください。そしてガンプラ発売決定しているルナゲイザーガンダムと戦わせてみてください!
次回! ジュリアン・マッケンジーを演じた本郷奏多さんのインタビューを掲載! 今月の『ガンダムビルドファイターズA-R』に登場した、本郷さん自身の手による「V2イマジンフルバーニアン」とともに、本郷さんのガンプラ愛が炸裂します!
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