食玩「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」を“あの”カラーリングで仕上げる!!

更新日:2016年11月29日 14:07
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バンダイキャンディ事業部が展開する「ユニバーサルユニット」シリーズより、初のマスプロアイテム化で注目を浴びる「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」。まさしく“ファン待望”という言葉の似あうこのアイテム、いよいよ近づく発売日を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?

 

今回は、そんな「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」を、往年のファンの記憶に残る“あのカラーリング”でペイントし、レビューします。成形色フィニッシュに役立つテクニックなども掲載していますので、参考にしてみてくださいね!

 

同シリーズの一般的なMSに比べ、約2倍以上という規格外なこのアイテム、存分にお楽しみください!!

 

▲「ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」

 

 


機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ

▲作例前面。食玩とは思えない、すさまじい情報量です。

▲作例前面。食玩とは思えない、すさまじい情報量です。

 

▲作例背面。まさに“異形”なバックショット。

▲作例背面。まさに“異形”なバックショット。

 

 

同シリーズのサイコガンダムMk-Ⅱ、アサルトキングダム クィン・マンサなど、今考えてみれば予兆はあったわけですが……まさかゼク・ツヴァイが、マスプロアイテムで手に入る日がこようとは……。いやはや、いい時代になったものです。

 

しかも、この「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」、成形色と彩色済みパーツの組み合わせにより、塗装をしなくても充分に所有欲を満たしてくれる仕様です。

 

プロポーションも文句なしで、半完成状態なので組み立てもカンタン。もし、手を加えるとしても、軽くスミ入れをして、トップコートを吹くにとどめておくくらいが、このアイテムに対する、よき温度ではないかなと思います。

 

そんな「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ」ですが、無粋を承知で注目したいのが、カラーリングです。キットの濃いブルーは、近年のゲームなどに見られるゼク・ツヴァイに近い印象で非常にカッコいいのですが、やはり往年のファンとしては“あのカラーリング”で見たいというのが、偽らざる本音。

 

そう、名著『ガンダム・センチネル』(大日本絵画刊)に掲載されていた、横縞みゆき氏、伊勢昌弘氏によるゼク・ツヴァイのあのカラーリングです。

 

というわけで今回は、良好なキットの素材を活かしつつ、リスペクト塗装をしたゼク・ツヴァイを製作していきたいと思います。それでは、工作のポイントを含めて解説していきましょう。

 

▲キット素組み正面。

▲キット素組み正面。カラーリング以外は、ほとんど変わっていないことがわかると思います。

 

▲キット素組み背面。

▲キット素組み背面。

 

 

 

合わせ目の処理について

キットには、脚部アーマーやサブ・アームの外装など、数か所だけ、合わせ目が目立つところがあります。通常のプラスチックの場合、セメント系接着剤で消すのがスタンダードですが、このキットはABS樹脂製のため、セメント系接着剤とは少々相性が悪いのです。

 

そこで、瞬間接着剤を用いて合わせ目を消していくことになるのですが、今回はガイアノーツさんの「M-07 瞬間カラーパテ」を使用してみました。

 

 

▲ガイアノーツ「M-07 瞬間カラーパテ」。

▲ガイアノーツ「M-07 瞬間カラーパテ」。

 

このM-07 瞬間カラーパテ、ひとことでいうならば「混色できるシアノン系瞬間接着剤」です。ホワイト、ブラック、純色イエロー、純色マゼンタ、純色シアンの5色があるので、混色することで、成形色に近い色を作ることができます。

 

つまりは、成形色フィニッシュのときに、成形色と同じ色で合わせ目を消すことができるというわけです。かなり革新的なマテリアルなのではないでしょうか。

 

今回、ブルーの成形色部分は、このM-07 瞬間カラーパテのシアンを使って合わせ目、ヒケを消してます。

 

 

 

成形色を利用して塗装する

作例のブルー部分は、こう見えても成形色を利用して塗装しています。前述のM-07 瞬間カラーパテで合わせ目を消し、表面処理をしたのち、半光沢のクリアーを散布。このクリアーが、傷消しと、上がけ塗料の食いつきをよくするための下地を兼ねてくれます。ようするに、サーフェイサーの代わりですね。

 

その上に、成形色のニュアンスを残しながら本体色を吹いていきます。とはいえ、全体のトーンを調整するために同色を吹き重ねたり、ウェザリングをしたりしているうちに、ほとんどわからなくなってしまいました……もうすこし、大げさに成形色を残してもよかったかもしれません。

 

 

▲左から、キット素組み状態、瞬間カラーパテで合わせ目を消した状態、半光沢クリアーを吹いた状態、本体色を重ねた状態。

▲左から、キット素組み状態→瞬間カラーパテで合わせ目を消した状態→半光沢クリアーを吹いた状態→成形色を下地とし、本体色を重ねた状態。

 

▲キット素組みと比較。これでも成形色を使ったと言い張る……。

▲キット素組みと比較。これでも成形色を活かしています……。

 

▲胸・腰のダクトの白や、赤いコアパーツはキットのまま。塗装はしていません。

▲全身の白いダクトや、赤いコアパーツはキットのまま。ウェザリング以外の塗装はしていません。

 

▲また、バーニアも塗装せずに仕上げています。

▲また、大量のバーニアや脚部のフレーム、足の甲パーツも塗装せずに仕上げています。バーニア内部の赤は、もともと着色済み。

 

 

▲ミサイルハッチ内部や、シュツルムファウストはポイントになる部分なので、丁寧に塗り分けましょう。

▲ミサイルハッチ内部やクラブはポイントになる部分なので、丁寧に塗り分けたいところです。

 

 

 

ポイントを押さえて工作する

詳しくはキャプションを参照していただきたいのですが、重箱の隅をつつくように、気になったポイントに手を入れています。モノアイと脚部のプロペラントタンクのみは、流用パーツにコンバートしています。

 

▲センサー部分に偏光シートを貼りつけ。モノアイは、その上から市販のクリアーパーツをかぶせています。

▲レドームや頭部横のセンサー部分は、撮影時に光らせたかったので偏光シートを貼りつけ。モノアイは、その上から市販のクリアーパーツをかぶせています。

 

▲脚部のプロペラントタンクは3本が一体成型だったので、流用パーツにコンバートしています。ちなみに左脚の“D”マークは、付属のシールをマスキングとして使用して白を吹きつけています。

▲脚部のプロペラントタンクは3本が一体成型だったので、流用パーツにコンバートしています。ちなみに左脚の“D”マークは、付属のシールをマスキングとして使用して白を吹きつけています。

 

▲上腕につくサブ・アームの内側は、正面から見たときに目立つ部分なのでジャンクパーツでデコレートしています。

▲上腕につくサブ・アームの内側は、正面から見たときに目立つ部分なのでジャンクパーツを入れています。

 

▲速射型スマートガンの銃口は、薄さがほしかったので金属パイプで作り直しています。

▲マシンガンの銃口は、薄さがほしかったので金属パイプで作り直しています。

 

▲両肩の弾倉は目を引く部分なので、パーティングラインや合わせ目を丁寧に処理しましょう。

▲両肩の弾倉は目を引く部分なので、パーティングラインや合わせ目を丁寧に処理しましょう。

 

▲付属物一覧。圧巻の迫力です!

▲付属物一覧。圧巻の迫力です!

 

 

いかがでしたでしょうか? マスプロアイテム初の立体化となるゼク・ツヴァイ。独特すぎるプロポーションを完璧に再現しており、プレイバリューも高い素晴らしいキットです。ぜひとも手に取り、完成させてくださいね! 同スケールなので、ユニバーサルユニット2のゼータプラスや、発売がアナウンスされた「機動戦士ガンダム ASSAULT KINGDOM FAZZ」や「機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ハミングバード」と組み合わせてディスプレイするのもいいかも!

 

 

DATA

機動戦士ガンダム ユニバーサルユニット ゼク・ツヴァイ

  • 彩色済みフィギュア(一部組み立て)1セット+ガム1個
  • 2016年11月29日発売
  • 4,500円(税抜)
  • 販売元:バンダイキャンディ事業部

 

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(c)創通・サンライズ


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