『太陽の牙 ダグラム』圧倒的ボリュームのコンバットアーマー輸送ヘリ 「マベリック」を桜井信之が作る!!(その3)
マックスファクトリーから、2017年5月に発売予定の「COMBAT ARMORS MAX08 1/72 Scale イーストランド WE211 マべリック」を桜井信之が製作。ソルティック ラウンドフェイサーも一緒に製作し、劇中さながらの懸架シーンを再現します。
※バックナンバー
- 『太陽の牙 ダグラム』圧倒的ボリュームのコンバットアーマー輸送ヘリ 「マベリック」を桜井信之が作る!!(その1)
- 『太陽の牙 ダグラム』圧倒的ボリュームのコンバットアーマー輸送ヘリ 「マベリック」を桜井信之が作る!!(その2)
COMBAT ARMORS MAX08 1/72 Scale イーストランド WE211 マべリック
新アイテムのマべリックは、2脚型コンバットアーマーを懸架する際にに完成したコンバットアーマーの肩の塗装を傷めない工夫がされています。特にラウンドフェイサーとブロックヘッドを比べたとき、肩幅が全く異なりますが、どちらのコンバットアーマーでも無理なく自然に懸架できるよう設計されています。ちなみに懸架アームはダグラム用・コンバットアーマー汎用・無懸架状態の3タイプが付属しており、状況に応じて使い分けるようになっています。
▲キット付属品。CB懸架用のアームは3種類付属します。下左は機体後部のランディングギアカバー、下右は、前部ランディングギア収納状態用のジョイントパーツ。
▲懸架用のアームは左右にスライドするので、各コンバットアーマーの肩幅に対応可能です。
塗装については初めてのキット紹介なので、アニメ準拠の配色で塗装。部分的に航空機で良く見ることができる“タッチアップ塗装”を施し、エアキット的なウェザリングを入れています。脚庫内については、通常航空機では白系で塗装されていますが(ネジなどの部品が外れた場合、発見しやすくするため)、機体色が白に近い色で同型になってしまうので、グレー系で塗装して差を付けています。このあたりがアニメキットの自由に楽しめる点ですね。
COMBAT ARMORS MAX02 1/72 Scale ソルティックH8 ラウンドフェイサー
さて、マべリックを作った以上、コンバットアーマーを吊り下げてみたくなるのが人の常(笑)。同時にラウンドフェイサーを製作しました。
当初「ヘイスティ」や「ブロックヘッド」をと考えていたのですが、やはりスタンダードに「ラウンドフェイサー」にしました。こちらの塗装は「マべリック」とは変え、“大河原風チッピング”を施しました。今回はヘアスプレーではなく、バリアーコート(シリコーン接着防止剤)を使用し、実際に剥がしたチッピングです。
マベリックに懸架!
▲ラウンドフェイサーを懸架し、コンバットアーマーの輸送・展開の際によく見られた光景を再現。
▲上から。平面的な機体に位置する、ローターなどのメカニカルな部分、そして直下にラウンドフェイサーが見えてきて、この角度から見るのもまた、魅力的です。
▲過去に作例を製作した「COMBAT ARMORS MAX EX-03 1/72 Scale ヤクト ダグラム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」も、懸架させてみました。
次回作はターボザックが収納できるトレーラー「アイバン」。旧タカラ製キットの中でもレア度が高く、当時も今も僕は所有していないため(笑)、今から心が躍ります。ここまでくると“ガンナー系”まで期待してしまうのは僕だけではないでしょう。まずは発売されるキットを順に楽しみ、次の展開を待つことにしましょう。
DATA
COMBAT ARMORS MAX08 1/72 Scale イーストランド WE211 マべリック
- 2017年5月発売予定
- 価格:4,630円(税抜)
- 発売元:マックスファクトリー
COMBAT ARMORS MAX02 1/72 Scale ソルティックH8 ラウンドフェイサー
- 発売中
- 価格:3,619円(税抜)
- 発売元:マックスファクトリー
関連情報
- 太陽の牙 ダグラム
- 4/16~4/22横浜・シネマノヴェチェント『ドキュメント太陽の牙ダグラム』期間内上映時間と4/16と4/22のイベント詳細決定!ページ
- マックスファクトリー プラマックス製品ページ
関連記事
- 『太陽の牙 ダグラム』圧倒的ボリュームのコンバットアーマー輸送ヘリ 「マベリック」を桜井信之が作る!!(その1)
- 『太陽の牙 ダグラム』圧倒的ボリュームのコンバットアーマー輸送ヘリ 「マベリック」を桜井信之が作る!!(その2)
- 大河原邦男展限定グッズ、マックスファクトリー製「ヤクトダグラム」を桜井信之が仕上げる!
(C)SUNRISE