【ガンダムビルドファイターズ連載】レッドメタリックのフレームは紅の彗星の証!作例:HGBF 1/144 アメイジングストライクフリーダムガンダム(その3)
月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、『月刊ガンダムエース』4月号と最新号である5月号にて、3on3の大激戦を繰り広げたゴーストジェガンについて。
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さらに、解説を行った機体は作例も製作! 今回は、三代目メイジン・カワグチの「HGBF 1/144 アメイジングストライクフリーダムガンダム」を、デザインを担当したNAOKI本人が製作! より情報量を増やす形での製作となりました。
レッドメタリックのフレームは紅の彗星の証!
HGBF 1/144 アメイジングストライクフリーダムガンダム
さて、今回は作例を公開したいと思います。基本的にはキットのプロポーション/形状には一切手を加えずに、エッジの処理やディテールの追加、塗り分けやデカールによって情報量を増やすことで完成度を上げています。
なので今回は素立ちの状態で様々なアングルからその密度感を確認していただければと思います。
▲各部のディテールアップと共に、機体各所のワンポイントで塗り分けが⾏われ、ディテール・カラーリング・マーキングの組み合わせで情報量が⾶躍的に増えている。
ディテールに関してはスジ彫りをメインに情報量を増やしています。ただ、闇雲にディテールを増やしてしまうとデザインやパーツ形状の流れを崩しかねないので全体のバランスを見つつ追加しています。
ちなみにスジ彫りに関しては自身のツールブランドであるNAZCAから発売中の「スジ彫りノギス」を多用しています。元々ノギスを自作加工して使用していたものを商品化したアイテムですが、辺に対して平行なスジ彫りや、任意の距離でアタリをつけるのに非常に重宝しています。もうこれがないと困ってしまうぐらいに多用していますので、手前味噌ですがぜひ使ってみてください。
▲左が作例、右がキット。全身にわたって細かくディテールが追加されているのが見て取れる。また、細かく塗り分けられたフレーム部分のレッドメタリックがアクセントになって目を引く。
▲手首はMSハンド03を加工したものに変更。成形の都合上埋没してしまっている親指の形状とディテールを修正、甲の厚みもなくして本体サイズに合わせ全体を小型化して使用している。
▲アメイジングドラグーン×8にもすべてディテールを追加。砲口は成形の都合上凸ディテールで再現されているが、彫り直して凹ディテールに変更されている。
塗り分けに関しては特にこの機体のアイデンティティでもあるフレーム部分のレッドメタリックをダクト部分をはじめとする細部も塗り分けてアクセントにしています。白部分は追加したスジ彫りを利用して2色に塗り分けています。ただ、あまり2色のコントラストが強いとこれまたデザインを崩しかねないので、あまり濃淡をつけ過ぎないのがポイントです。
次回はアクションポーズと共に前回作例担当したルナゲイザー同様、ビルドファイターズならではの模型遊びを楽しんでみたいと思います。それでは!
DATA
HGBF 1/144 アメイジングストライクフリーダムガンダム
- 発売中
- 価格:2,484円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
関連情報
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1,800円