『機動戦士Zガンダム』名場面再現からディスプレイ台座の製作まで!「Realistic Model Series アーガマ カタパルトデッキ」を遊び尽くす!
ワンダーフェスティバルでの発売アナウンスから、その動向に注目が集まる「Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ」。現在プレミアムバンダイで予約受付中のこのアイテムは、HGシリーズのガンプラに対応したアーガマのカタパルトデッキがマスプロアイテムで手に入るという、ガンダムファンにとってはこれ以上にないほど心躍るアイテムとなっています。
そんな「Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ」ですが、ホビーWEBではひとあしはやく試作品を使って撮りおろしレビュー。オーソドックスに『機動戦士Zガンダム』のガンプラをつかって劇中シーンを再現するもよし、他作品メカやさまざまなマテリアルと組み合わせてみるもよし……。アイデア次第で“超絶遊べる”アイテムになっています! まずは製品の仕様から紹介していきましょう!
Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ
「Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ」の全景。こちらは「セミロングカタパルトモード」の状態です。各ブロックの配置で、スペースに応じた組み換えが楽しめるのも本アイテムの特徴です。
すこしコンパクトな「ショートカタパルトモード」。これでも長さは約68センチあります。
「ショートカタパルトモード」でガンプラをディスプレイしたイメージ。ギュッと情報密度が高い仕上がりになります。
最長の「ロングカタパルトモード」の長さは約1メートル! せっかくならばドドンとでっかく飾りたい!という人におすすめです。
もっともコンパクトな「フォートレスモード」。カタパルトデッキ先端がないので、空間を切り取ったジオラマベースのような雰囲気になります。
裏側から。内壁側にもぬかりなくディテールがほどこされているので、こちらを正面に向けてのディスプレイも◎。
裏側を正面にしてカタパルトに機体を置けば、ゲート内側から外をのぞくようなアングルになります。出撃を見送るメカニック気分!
また、専用のアタッチメントが付属するので、展示スペースに余裕がない場合でも壁にかけてディスプレイすることができますよ。
ここからは各部のディテールを見てみましょう。まずはカタパルトゲート周辺から。塗装済みなうえにシャドウ吹きまで施されているので、単体で見ても重厚な見栄えする仕上がりとなっています。
居住ブロック。この部分があることで、アーガマらしさが一気に高まりますね。
カタパルト先端。各部に施されているマーキング類は水転写デカールとして付属するので、自由に貼ることができます。
艦内のディテールを見てみましょう。後部壁面は80年代テイストあふれるデザイン。この壁面も取り外すことができます。
内壁にはミゾが彫られているので、写真のように「ビルダーズパーツ システムウェポン」(別売り)のフックをとりつけ、武装を懸架することができます。
「ビルダーズパーツ システムベース 001(ガンメタ)」(別売り)とも相性ピッタリ。メカニカルな雰囲気がさらに高まります。
そしてアーガマのアイデンティティともいえるスライド式のカタパルト。
デッキに掘られた溝の上をスライドさせることができるので、劇中のようにゲート内側から横へスライドさせ……。
さらに前方にスライド! という出撃シーンが再現可能です。これが実に楽しいギミックで、つい時間を忘れてスルスルと動かして遊んでしまいます。
ちなみにカタパルトは着脱できるので、取り外せばMAや支援機などの出撃シーンも再現可能です。ラーディッシュ艦載のイメージが強いGディフェンサーもこのとおり!
メガ・バズーカ・ランチャーの射出シーンだって再現できちゃいます!
劇中シーンを再現してみる!
そして本アイテムを手にしたらやりたくなるのが、やはり劇中シーンの再現。まずはガンダムMk-IIの発進シーンから! 『機動戦士Zガンダム』放映時に流れていたガンプラのCMを思い出す人も多いのではないでしょうか。
フランクリン・ビダン氏の出奔シーンも。腕に覚えがある人はアストナージ救出隊を自作してみるのもいいかもしれません。
追いかけるカミーユの片腕ガンダムMk-II!
艦内側を正面にすれば、みんな大好き後期OPの“あのシーン”をイメージしたディスプレイも可能です。
少し加工して、さらにそれっぽく……。
後方からのアングルも一味違った雰囲気があります。まずは百式の出撃シーン。
アニメ第11話「大気圏突入」をイメージしたフライングアーマーでの出撃シーン。機体を浮かせてのディスプレイには、アクションベースを使用しています。
ウェイブライダーでの出撃シーンも。劇中ではこのあとくるっと回転してすぐにMS形態になってしまうことが多かったですね。
最終決戦後のメタスとウェイブライダーの帰還シーンをイメージしてみました。
もちろんアーガマ隊以外の機体と組み合わせてみるのも醍醐味。第3話「カプセルの中」より、アーガマに接触するライラのガルバルディβと、迎え撃つクワトロのリック・ディアス!
MA同士の対決ディスプレイも“映え”ます。第24話「反撃」より、ヤザンのギャプランとファのメタス。
エフェクトパーツを組み合わせてみる!
さらに躍動感のあるディスプレイを狙うのであれば、近年充実してきている別売りのエフェクトパーツを使ってみるのはいかがでしょう。今回は「Figure-rise Effect 衝撃波 イエロー」を使ってみました。
リック・ディアスの出撃シーンにも!
HGUCガンプラ以外との組み合わせも!
本アイテムはHGシリーズのガンプラ対応なので推奨されている遊び方ではないのですが、ほかのシリーズアイテムを組み合わせて遊ぶこともできます。写真の「SDガンダム クロスシルエット ゼータガンダム」はカタパルトのサイズにもピッタリ!
さらに他作品機体を組み合わせてみると……なにやらス〇ロボ的な様相に。発想次第でさまざまな遊び方ができますね!
100均アイテムでディスプレイ台座を作ってみよう!
最後に、100均アイテムで作れる超簡単なアーガマ カタパルトデッキ用のディスプレイ台座を紹介します。用意するのはプッシュ式のLEDライト、組み立て式のラック、「プラダン」という商品名で売っていたポリプロピレン製の乳白色のボード。いずれもすべて100均で買いそろえました。
まずは差し込み式のラックを格子状に組みたて、中に写真のようにLEDライトを置きます。
そしてラックのサイズピッタリに切り出したボードを上に乗せるだけで、お手軽ライトアップ台座の完成です。今回はワンポイントでマーキングをあしらってみました。
注意点として、アーガマ カタパルトデッキはかなり重量があるので、赤線で記した内側の板を必ずつけるようにしましょう。
アーガマを乗せてみました。下からボワッとライトアップされる、イベント展示品のようなイメージを狙ってみたのですがいかがでしょうか? 単体でもディスプレイベースとして機能するアーガマ カタパルトデッキですが、さらに台座をつけるとまた一味違う雰囲気になります。
最後はMSとともに!
このように、発想次第でさまざまな楽しみ方ができる「Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ」。発売後も驚くような遊び方のアイデアが出てきそうですね! ちなみに筆者が個人的に感動したのは、プロップを用いた昔の模型雑誌のような写真が簡単に撮れること。模型やフィギュアの写真を撮ることが当たり前になった昨今、“マスト”なアイテムになってくれそうです!
DATA
Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ
- 塗装済み半完成組立キット
- サイズ:約H26×W102×D22cm(最長ロングモード時参考サイズ)、約H26×W41×D33cm(最短フォートレスモード時参考サイズ)
- 発売元:メガハウス
- 付属品:専用マーキングデカール(水転写)、壁掛け用アタッチメント、ビス、取扱い説明書
- 価格:12,800円(税抜・送料別)
- 2020年9月下旬発送予定
※「Realistic Model Series 機動戦士Zガンダム 1/144 HGUC用 アーガマ カタパルトデッキ」には、本記事で使用したMSやMA、その他の機体は付属しません。
※本アイテムは、メガトレショップ、プレミアムバンダイ、ボークス、イエローサブマリン(一部店舗を除く)限定販売品です。
(C)創通・サンライズ
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