電撃文庫編集者が、その仕事術を明かす『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク』12月10日発売!

更新日:2015年12月27日 19:06

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『電撃文庫』『電撃文庫MAGAZINE』編集長、三木一馬が、自身の思考法や仕事術、大ヒット作品のエピソードなどを初めて明かす書籍『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク』が、12月10日、発売されます。定価は、本体1,200円+税です。

 

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▲『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク』の表紙です。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』を手がける長井龍雪監督の推薦文も。

 

『とある魔術の禁書目録』(累計1580万部)
『ソードアート・オンライン』(全世界累計1670万部)
『灼眼のシャナ』(累計860万部)
『魔法科高校の劣等生』(累計675万部)
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(累計500万部)

 

などの大ヒット作を含め、三木一馬が担当編集を務めた作品は約500冊、累計部数は6000万部を超えています。そんな彼の“面白ければなんでもあり”を元にした発想が広がる仕事術が、本書にはぎっしり詰まっています。作品は読者やクリエイターをはじめ、さまざまな人々が関わって成立しますが、編集者もその中では重要な役割を果たします。電撃文庫編集部に配属されるまで小説をほぼ読んだことがなかった彼が、何故ヒット作を連発できるようになったのか……。作品の面白さやヒットの理由が語られるほか、「担当作が売れなかったときの向き合い方」、「失敗した仕事への取り組み方」、「激務にどう向き合い、考え方を変えるか」といった、失敗や困難のとらえ方も紹介されています。

 

 

一見エンターテイメント業界にいる人々に向けて書かれた本のように見えますが、同書の特設サイトに設けられた試し読みのコーナーを読む限り、エンターテイメント分野に限らず、すべての仕事に当てはまる仕事術が語られている内容と言えるでしょう。

 

▲『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク』特設サイト

▲『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク』特設サイト

 

・今ひとつ自分の仕事に自信が持てない
・やる気はあるのに、何をしたらいいか分からない

・エンタメ業界に興味がある/働きたい
・編集者が何を考えているかが知りたい
・面白い作品が作りたいが、煮詰まっている
・作家やクリエイターになりたい
・ラノベやアニメが好きで、その裏話が知りたい

 

といった方々に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

 

 

<DATA>
面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録ライフワーク
http://amwbooks.asciimw.jp/sp/nandemo/

■著者:三木一馬
■カバーイラスト:abec
■仕様:四六判・ソフトカバー
■ページ数:296ページ
■定価:本体1,200円+税
■発売日:2015年12月10日(木)
■発行:株式会社KADOKAWA

 

■目次抜粋

《はじめに》
・電撃文庫は『面白ければなんでもあり』がコンセプト
・創作物に、面白くない作品はひとつもない …など
《第一章 読者に媚びない作品は格好悪い ~たくらむ(企画術)~》
・五〇〇万部突破作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が生まれたきっかけ
・自分の『やりたいこと』を、作品の『家訓』にする …など
《第二章 『とある魔術の禁書目録』御坂美琴はなぜ短パンを穿いているのか ~つくる(創作術)~》
・外見と内面にギャップをつける
・ストーリーをつくるとは、自分がこれから登る山の『登山ルート』を決めるようなもの …など
《第三章 とあるラノベ編集の仕事目録 編集者になるまで編》
・遊びから学んだ『自分が一番楽をするための予定』
・一作目は絶対失敗しろ! …など
《第四章 『売れる』と『売れない』はココが違う ~編み出す(編集術)~》
・売れる作品は、『演出』が違う
・読者の善意に甘えるな …など
《第五章 イラストは化学反応を起こすための起爆剤~彩る(イラスト選定術)、魅せる(コピーライティング術)~》
・イラストレーターの条件、それは『ラノベ未経験』
・タイトルはとにかくネタ出し!ネタ出し! …など
《第六章 とあるラノベ編集の仕事目録 編集者になってから編》
・本当は地味な小説の編集者という仕事
・自分を支えてくれたのは、読者の応援パワー …など
《第七章 メディアミックスとは「知る機会」を持ってもらうこと ~広げる(メディアミックス術)~》
・本は、店頭に並ぶ前から勝負は決まっている
・成功するメディアミックスは、『空気を読む』こと …など
《第八章 創り手は、『静かなるBUYサイン』を信じて進め ~心構え術~》
・他の編集者との違いはたった一つ
・自分の「楽しい!」を仕事にするということ …など
《おわりに》

 

 

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