ノーマルモーター最速!?「ミニ四駆 メディア対抗レース」優勝マシンの製作方法を公開!

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2016年4月21日にタミヤプラモデルファクトリー新橋店で開催された「ミニ四駆メディアミーティング」。

 

今年の「ミニ四駆 ジャパンカップ 2016」公式レイアウトや、ジャパンカップ関連アイテムが発表された後は、毎年メディア最速の座をかけて「ミニ四駆 メディア対抗レース」が開催されます。今年は電撃ホビーウェブからは優勝を至上命令として、過去にメディア対抗レース3連覇の実績を持つアカザーがレースに出場!

 

そして、なんと見事に優勝決めました

 

■【優勝マシン詳細画像】ミニ四駆 メディア対抗レース2016【ノーマルモーター限定】

 

このレースは、テーブルトップの上りと下りのジャンプでもマシンの姿勢は安定。S字セクションでも他のマシンに比べ失速感も少ない走りのおかげで、優勝することができました。
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ここ数年はネットに溢れる様々な情報に踊らされ、余計なパーツを組んでマシンバランスを崩して自滅する事が多かったのですが、今回はノーマルモーター縛りというレギュレーションだったために、“基本に忠実”に“軽く”“バランス良く”マシンを組んだ事が勝利に繋がった気がします。
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ちなみにボディは「フレイムアスチュート」のボディをカットして、ホンダがF1で初勝利をあげたRA272改をコンセプトに、プロモデラーの長谷川迷人が製作。ていうか、タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店でリューターを借りてボディを削っていたら、講師を務める迷人が「ちょっと貸してみなよ」と……。で、気付いたら1時間後には完成してました(笑)。
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おかげで、レース前のコンデレでも表彰台をゲット!長谷川迷人ありがとうございました!
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カッチョ良くできたボディを載せたおかげか、約4年ぶりにメディア対抗レースで優勝できたので、今回は優勝マシンの製作課程を紹介します。“井桁”とかの特殊加工はやっていないので、誰でも真似ができるノーマルモーター用マシン製作の一例としてお楽しみいただければ幸いです。

 

 

レース前から戦いは始まっている!

というワケで、俺がメディア対抗レースの1週間前に向かった先は、横浜元町にあるミニ四駆サーキット「FORCE LABO」さん。
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ここは、日本で唯一タミヤ公式5レーンと同スペックの5レーンコースを持つ、ミニ四駆ラボラトリー(研究所)。2015年10月にオープンしたばかりと歴史は浅いものの、定期的に開かれるレースには3~40名のガチなレーサーが集まる、最新レース仕様ミニ四駆のノウハウを持ったサーキット。

 

 

今回は、FORCE LABO鬼速スタッフの協力のもと、お店の無料貸し出しツールなどをお借りしつつレース用マシンを製作します。
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基本工作を突き詰めて製作開始!

今回のミニ四駆メディア対抗レースはノーマルモーター縛りということなので、以下の3点をコンセプトにマシンを製作。

 

①軽く
②バランス良く
③基本に忠実に

 

①の“軽く”を満たすために、俺が選んだのはVSシャーシ。まずは、シャーシ下面をFORCE LABOさんにお借りしたリューターでカットして軽量化。ラットラインにはマスキングテープを貼っておくとカットし易いです。こんな感じでカットすることで、軽量化の他にシャーシに適度なねじれも入り、バッテリーの取り外しもしやすいといった、一石三鳥の効果があります。
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ボディ剛性はさほど必要ないノーマルモーター限定レースということで、フロントバンパーサイドもカットしようかと思ったのですが、今後ハイパワーモーターを載せることも考えてカットはしない方向で。というワケで、シャーシ重量は11.9gです。バンパーをカットすればあと1~2gくらいは削れたかも。
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お次は②の“バランス良く”組むことを意識しつつ、超速ギアの組み込み。ギアをひとつ組み込むたびに各ギアのクリアランスを確認しながら組み付けます。ギアのクリアランス調整が終わった後はシャフトとシャーシが干渉するプラ部分のみに、綿棒などで「セラグリスHG」を塗布。駆動抵抗を極力減らしたいので、ギアの歯にはグリスは塗りません。
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タイヤは最近の定番である「スーパーハード ローハイトタイヤ」を、FORCE LABOさんにお借りしたタイヤセッターを使って加工。大径ホイールにセットしたときに直径が約26ミリになるように横から刃を入れてカット。カットの際にはパーツクリーナーなどでタイヤを冷やしながら刃を入れてうまくカットしてやれば、1セットで2台ぶんつくれてお得です(笑)。
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そして③の“基本に忠実に”ですが、個人的にミニ四駆の製作でいちばん重要だと思っているのがホイールの取り付け精度。具体的には、ホイールのド真ん中にシャフトをまっすぐ通し、タイヤをブレなく回すコトです。そのためにFORCE LABOスタッフの私物である、えのもとサーキット謹製「ホイールドリリングPROプレート」を借りて、1.8ミリのピンバイスで下穴を開口。穴を開けた後は強化シャフトを貫通させて6角穴をつくり、使いたいシャフトを挿せば完成です。
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今回はノーマルモーター縛りなので、軽い「60mm中空ステンレスシャフト」をチョイス。しかし軽い反面、中空シャフトは精度が出しにくいので、最後まで「60mmブラック強化シャフト」と迷ったのですが、トルクの無いノーマルモーターでの加速力を少しでも上げるために使用。
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シャーシができたらノーマルモーターを搭載。今回はブレーキ用スポンジをモーターの後ろに挟んでギアのクリアランスを確保。スピードチェッカーにかけると……最高速度は21キロ。実戦ではコースレイアウトにもよりますが、最高速度が出るモーターより、トルクがあって加速が良いモーターのほうが使い勝手がいいので、これはあくまで参考値です。
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気になるノーマルモーターの慣らしですが、メディア的に詳しく書くとアレなので、“ミニ四駆 慣らし 銅ブラシ”あたりでググってみてください。俺もモーターの慣らしはネットで得られる情報程度しか施していません。
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最後にローラーの取り付けです。レースコースがタミヤプラモデルファクトリー新橋店の5レーンで、ノーマルモーター使用ならコースアウトは気にしなくてもいいだろうとの読みから、フロントに「軽量 19mmオールアルミベアリングローラー」を、リアに「19mmプラリング付 アルミベアリングローラー」を取り付け。マスダンパーは前後重量バランスを見ながら軽いモノを4隅に配置して……シャーシ完成!
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前後共に幅は103mmで重量は91.4gです(レース時には、リアのマスダンパーを中央1個に変更)。

 

製作にかかった時間は3時間ほどでした。ていうか、製作後の机の荒れっぷりがひどい。
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製作アドバイスをしてくれたFORCE LABOの鬼速スタッフのコイケさん、アマデさん、モーターツールや専用治具を貸していただけたので作業が捗りまくりでした! 本当にありがとうございました!
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レースで磨き上げセットを詰めろ!

もし、これからミニ四駆に本格的に復帰しようとか、ミニ四駆 ジャパンカップ 2016に出場しようと思っている方は、FORCE LABOに足を運んでスタッフに相談すると、最近のノウハウ満載の実戦向けマシンが簡単につくれて色々と捗ると思いますYO!
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そして、戦闘力が高いマシンを手に入れた後は、公式5レーンと同スペックのコースで走行してセッティングチェック。さらにFORCE LABO定例レースで戦闘力を磨きあげちゃったりすると、今年のジャパンカップでいいトコ狙えちゃうかも知れませんよ~。皆さんの健闘を祈ります!

 

 

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