サイコフレームの着脱で3形態が再現可能!コア・ファイターの変形も実現!「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」を作ってみた!(ガンプラ新作レビュー)

更新日:2024年5月5日 10:45

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発売されたばかりのガンプラを買ってきて、組み立てながら紹介する「ガンプラ新作レビュー」。今回は、『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』より、「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」を徹底レビューします! ナラティブガンダム初の1/100スケール、しかもVer.Kaシリーズでの登場ということで期待度MAXのこのアイテム、どのようになっているか、さっそく見ていきましょう!

▲いつ見てもテンションが上がるVer.Kaのパッケージ。カッコいいですね!



まずは箱の中身を確認!

▲組み立ての前に、箱の中身を確認していきましょう。こちらは説明書。


▲開発画像やカトキハジメ氏のインタビューも掲載されており、読み応えたっぷりの内容です。


▲続いてランナーです。こちらはグレー(NT-D未発動状態)のサイコフレームを構成するAランナー。「MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」などと同型です。


▲おなじくグレーのサイコフレームを構成するBランナー。こちらも「MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」などと同型のものになります。


▲NT-D発動状態のサイコフレームを構成するCランナー。「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」は、NT-D発動状態、未発動状態、素体状態の3種類から好きな形態を選んで組み立てることができるので、NT-D発動状態を選択する場合は、このランナーを使用します。


▲このCランナーは新規造形となっており、パーツの裏面にまでディテールが彫り込まれています。見る角度によってクリスタルガラスのようにキラキラと輝き、とても美しい仕上がりです。


▲ちなみに付属するサイコフレームは「MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」(別売り)などと互換性があるので、本アイテムのサイコフレームをユニコーンガンダムに装着したり、逆にユニコーンガンダム用のサイコフレームを本アイテムに装着することも可能。つまり、ナラティブガンダムにフェネクス用のブルーのサイコフレームを装着したり、ユニコーンガンダムに新規造形のクリアピンクのサイコフレームを装着したりできるわけです。このあたりのプレイバリューは実にVer.Kaシリーズらしいですね。


▲Dランナー。外装の各部を構成する多色成形のランナーです。


▲Eランナー。外装白部分などを構成します。シールドのパーツが目立ちますね。


▲Fランナー。こちらも外装白部分用のランナーです。


▲Gランナー。こちらも外装白部分用のランナー。同型のランナーが2枚付属します。


▲Hランナー。フレームなどを構成します。


▲Iランナー。こちらもフレームなどを構成するランナー。同型のランナーが2枚付属します。


▲Jランナー。フレームなどを構成します。H、Iランナーより一段暗いグレーのランナーです。


▲Kランナー。武装などが収録されたランナーです。


▲Lランナー。フレームなどを構成する暗いグレーのランナーです。同型のランナーが2枚付属。


▲Mランナー。外装のライトグレー部分などに用いられます。


▲機体各部の赤部分を構成するNランナーと、ビーム・サーベル刃のエフェクトランナー。


▲Ver.Kaシリーズ定番の水転写式デカールも付属しています。


▲ツインアイや各センサー部分に用いられる3Dメタリックシール。写真をよく見るとわかると思うのですが、内部に図柄がプリントされているので、貼るだけで精密感がグッとアップします。



組み立て開始!

▲パーツの確認も終わったので、さっそく組み立てていきましょう。まずはコア・ファイター部分から。写真は機首部分。キャノピーはクリアパーツで再現されており、フチは別パーツになっています。


▲キャノピーは開閉が可能。中にはヨナ・バシュタのフィギュアが入ります。


▲コア・ファイターの完成状態。劇中でも印象的だった鳥のようなフォルムがしっかりと再現されています。


▲正面から。翼の形状はこういう風になっていたのかと、じっくり観察できるのもプラモデルならではですね。


▲後方から。


▲裏面にはランディングギアをつけることもできます。


▲コア・ブロック形態への変形も本アイテムの注目ポイントのひとつ。シークエンスを見てみましょう。まずは機首部分を引き出し、垂直尾翼を折り畳みます。


▲引き出した機首部分を下方に折りたたみ、主翼中央部分を軸にして主翼を回転させます。


▲後ろ側から見たところ。主翼中央部分を軸にして、主翼を機体側に折りたたみます。


▲主翼中央部分を軸にして、折りたたんだ主翼先端の向きを変えます。


▲さらに主翼先端の向きを変えます。


▲主翼基部を軸に主翼を折りたためば、コア・ブロック形態への変形は完了です。


▲正面側から見たところ。すごい変形ギミックですね!


▲続いて胴体です。ディテールが複雑に折り重なり、ものすごい情報密度になっています。


▲胴体部分は、コア・ブロック着脱用に左右のブロックがスライドするほか、サイコフレーム取り付け時に各部が展開します。なお、肩部との接続関節は引き出し式になっており、可動範囲も充分。


▲続いて頭部です。写真はマスク基部パーツ。ツインアイとカメラはクリアパーツで成形されています。


▲クリアパーツの上に3Dメタリックシールを貼り付け。特に額のカメラ部分をご覧いただくと、その効果がわかりやすいのではないでしょうか。


▲外装を取り付ければ頭部の完成。カトキ氏が描くナラティブガンダムのイラストがそのまま立体化したような印象で、思わず唸ってしまう完成度の頭部です。


▲正面から。


▲後方から。


▲続いて腕部。ナラティブガンダムの”痩せっぽち”感を印象づける、むき出しの上腕フレームが特徴的です。


▲ヒジ関節の可動範囲も充分。前腕の外装はサイコフレーム取り付け時用に展開します。そのほか、サイコフレーム取り付け時用に各部が可動。


▲ハンドパーツは左右ともに、各指が可動式のものと握り拳が付属します。


▲続いて脚部です。足首部分はサイコフレーム取り付け時用に、外装各部が可動します。


▲足裏はツメ部分が展開。バーニア中央のイエロー部分が色分けされているのもうれしいですね。


▲脚部のフレームを組んだ状態。ディテールの密度も充実しています。


▲外装をつければ脚部の完成です。


▲脚部はヒザパッドがフトモモ部分の可動に連動するほか、ヒザを深く曲げるとスネ裏のフィンパーツが内部に沈み込んで可動スペースを確保するギミックを搭載しています。


▲続いて腰部です。写真はフレーム部分。股関節軸は上下にスイングします。


▲腰部フレームを横から見たところ。腰部フレームには連動する複数の可動軸が設けられており、前屈や反りの姿勢をとるときなどに、フレーム自体の形状がぐにゃりと変形します。これにより、より自然なポージングが実現できるわけです。このあたり、「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」のヒザ関節からの踏襲を感じますね。


▲腰部フロントアーマー。サイコフレーム取り付け時に中央部分がスライドします。


▲腰部サイドアーマー。サイコフレーム取り付け時に中央部分が可動します。


▲腰部リアアーマー。サイコフレーム取り付け時に中央部分が展開します。


▲腰部ブロックの完成。展開ギミックが多く、ものすごいパーツ数で構成されています。


▲後ろから。


▲続いてバックパックです。バーニアの中央部分のイエローはパーツ分割で再現されています。


▲バックパックは上方部分がサイコフレーム取り付け時用に可動。内部の円形パーツも取り外すことができます。


▲最後は武装・オプション類を組み立てていきましょう。ビーム・ライフルはナラティブガンダム用とジェガン用の2種類から選択して組み立てることができます。写真はナラティブガンダム用。


▲センサー部分には3Dメタリックシールが貼りこまれます。


▲ジェガン用として組み立てたところ。予備マガジンがひとつ付属します。


▲こちらもセンサー部分には3Dメタリックシールが貼りこまれます。


▲シールド。写真はNT-D未発動状態のサイコフレームを選択して組み立てた状態です。


▲ビーム・サーベルは2本付属します。


▲ビーム・サーベルはジョイントを介して腰部にマウントすることが可能です。


▲ヨナ・バシュタの同スケールフィギュアフィギュアが付属。小サイズながらすばらしい完成度です。


▲あとは組み立てたパーツを合わせて水転写式デカールを貼れば完成ですが、せっかくなのでコア・ブロックの収納シークエンスを見てみましょう。まずはコア・ブロックと腰部を組み合わせます。


▲胴体左右ブロックとコックピットのカバーパーツを展開した状態で上半身をかぶせます。


▲胴体左右のブロックをスライドしてコア・ブロックをロックし、コックピットカバーをおろせばコア・ブロックが収納できました。



「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」完成!

▲水転写式デカールを貼り付ければ、「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」の完成。まずは素体状態から見ていきましょう。※デカール保護用にトップコートを吹いています。








▲コア・ファイター。





▲NT-D未発動のサイコフレーム(グレー)を装着した状態。










▲そしてお待たせしました! NT-D発動状態のサイコフレームを装着した形態です。









▲コックピットハッチの開閉ギミック。






▲シールドはバックパックに、ビーム・ライフルは腰部ラッチにマウントが可能。予備マガジンも腰部リアアーマーに取り付けることができます。





以上で「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」のレビューは終了です。サイコフレームの換装やコア・ファイターの変形ギミックも素晴らしいですが、なによりもプラモデルとしてのカッコよさが特筆に値するアイテムだと感じました。プロポーション、意図的にC面を廃した外装のエッジワーク、折り重なるようなディテールの密度感など、ガンプラの進化を感じざるを得ないすさまじい仕上がりです。ぜひとも手にとって、Ver.Kaの最新作をじっくりと楽しんでみてくださいね!


DATA

MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka

  • 組み立て式プラモデル
  • 付属品
    シールド×1
    ビーム・ライフル×1
    ジェガン用ビーム・ライフル再現パーツ×一式
    ビーム・サーベル×2
    素体再現用パーツ×一式
    コア・ファイター用ランディングギアパーツ×一式
    ハンドパーツ×一式
    フィギュア×2種
    3Dメタリックシール×1
    水転写式デカール×1
    NT-D未発動時用サイコフレームパーツ×一式
  • 発売元:BANDAI SPIRITS
  • 価格:7,700円(税10%込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ

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