『絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD-』尋海アリス役・青島心さんスペシャルインタビュー!2017年1月6日より放送開始!!

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大人気の『牙狼〈GARO〉シリーズ』最新作、『絶狼〈ZERO〉 -DRAGON BLOOD-』が、2017年1月6日、ついに放送開始!

 

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本作は、シリーズ中でも屈指の人気を誇るキャラクター、涼邑零/銀牙騎士・ゼロ(演・藤田玲さん)にスポットを当てたスピンオフ。いまだかつてない過酷な戦いに立ち向かう零の姿が描かれる――ということで、ファンからの注目も集まっています。

 

 

そして、この物語の鍵を握るヒロイン・尋海アリスを演じるのは、現役高校生モデルの青島心さん。術も剣も使わないごく普通の女の子が、一体どのように零と関わってくるのか……? 新人でありながら、本作で最も重要ともいえそうなキャラクターを演じた青島さんに、撮影時のエピソードや、アリスを演じた感想、放送を間近に控えた現在の心境などをうかがってきました!!

 

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――尋海アリス役はオーディションで決定したそうですが、まずはそのオーディション、そしてアリス役が決定したときのお気持ちからお聞かせください。

 

青島:役が決まったときは、後日連絡とかではなく、オーディションのその場で決定したので、喜ぶというより、何が起きたかわからなくてフリーズしていました(笑)。とても申し訳ない話なんですが、今まで『牙狼〈GARO〉』シリーズを見たことがなく、どんなジャンルの作品かすらも知らなかったので、何の演技かよくわかっていないほどだったんです。

 

――では、撮影の多くがグリーンバックで行われる、ということもご存じなかったのでしょうか?

 

青島:全然知りませんでした。私は、お芝居もドラマの撮影も今回が初めてだったので、撮影に入った当初は「こういうのがドラマの撮り方なんだ……」と思っていたのですが、スタッフの皆さんから「こういうのは絶狼だけだからね?」って言われちゃいました(笑)。

この作品の撮影は、何に対してもとても細かく、監督が「これだ!」と思わないとOKが出ないので、いろいろと細かく指導していただきました。グリーンバック撮影の間は、周りの風景が目で見えているロケのときと違って、何がどうなっているのかまったくわからない状態で演じていました。ですから、グリーンバックで撮ったものにCGを合わせた映像を見たときには、自分で演じたシーンなのに、初めて見るような新鮮な気分でした。

 

――初のドラマ撮影の多くがそうした特殊な撮り方では、驚かれたことも多かったでしょうね。では、ロケ撮影でのエピソードなどがありましたらお聞かせください。

 

青島:ある監督さん……というか、山岸(一行)監督なんですけど、担当されているときは必ず雨が降るんです(笑)。スタジオでの撮影ならお天気は気にしないでいいんですけど、山岸さんのときは時間がかかって雨が降ったら大変なので、「1回で決めないと!」ってプレッシャーがすごかったです(一同笑)。でも、そういうときに限ってOKが出なくて、何回も撮ったりするのが、ロケでは大変でした(笑)。

 

――野外撮影ならではの悩みですね(笑)。さて、『牙狼〈GARO〉シリーズ』と言えば、CGのほかに迫力あるアクションも特徴だと思います。青島さんは少林寺拳法の黒帯をお持ちだそうですが、その特技を生かしたアクションの演技などはあったのでしょうか?

 

青島:私は、アクションのシーンはなかったんですが、撮影に入る前、アクション練習をやらせてもらいました。エデル役の弓削智久さんと毎回一緒に参加させてもらったんですけど、とても私にはできなさそうなアクションまでやってらっしゃいました(笑)。何も知らずに弓削さんや藤田さんのアクションを見るよりは、「こんなふうに大変な思いをしてやっているんだな……」とわかったうえで撮影に臨めたので、練習に参加させていただけてよかったと思います。

 

――皆さんのアクションをご覧になって、「自分もアクションをやってみたい!」とは思いましたか?

 

青島:いえ~……とても難しいので、私には無理かな(笑)。でも、機会があったら少しやってみたいですね。それと、戦うようなアクションシーンはなかったんですけど、ワイヤーで吊られるシーンは何度もありました。バレリーナのように回るシーンがあったんですが、自分で回ろうとすると全然上手に回れないんです。「力を抜いて」って言われても、「力抜いたら回らないよ!?」って混乱しちゃって(笑)、すごく難しかったです……。回る最初の一瞬だけ力を入れて、あとは力を抜いて、ということだったんですけど、思うように回りませんでした(笑)。

 

――アクションシーンがほとんどないということは、公式サイトなどのキャラクター説明にあるとおり、アリスは本当に「戦ったりしない普通の女の子」なんですね。演じられた青島さんご自身は、アリスをどんな人物だと思いますか?

 

青島:アリスは、すごく明るくて強い女の子なんです。物語の最初では、自分が「これをやりたい!」って思わない限りは、他人から何を言われても動かないような、意志の強い子なんですけど、零と出会ったことによって、少しずつ人の言葉も受け入れるようになっていきます。アリスは元々、広い心を持っているのですが、さらに優しさも増してアリスは成長していきます。私自身も一緒に成長できたと思います。

 

――物語につれて変わっていく心境というのは、演じるのも難しかったのでは……と思いますが、脚本はあらかじめすべて読んだうえで撮影に入られたのでしょうか?

 

青島:いえ、最初は1話から5話までをいただいて、5話が終わりそうになったら6話から10話、10話が終わったら11話から最後まで……という形で順番にいただいたので、結末はわからない状態でやっていました。読む前に、脚本の梅田さんに「ヤバいよ、マジ大変だよ」って言われていました(笑)。本当に驚くような展開ばかりなので、ファンの皆さんにも予想がつかないと思います。

 

――放送前から、先の展開が気になってしまいますね!さて、アリスは本作の主人公である涼邑零と深く関わっていくことになりますが、その涼邑零を演じる藤田零さんの印象は?

 

青島:実は私、藤田さんと初めてお会いしてから仲良くなるまで、2ヶ月かかったんです(笑)。こう言ったら叱られちゃいそうなんですけど、見た目がすごくチャラチャラしてると思ってしまって、「こんなチャラくて怖い人となんて、とてもじゃないけど仲良くなれない!」って自分から壁を作ってしまって(一同笑)、仲良くなるまでに本当に時間がかかってしまったんです。撮影上は藤田さんとのシーンがとても多いですし、毎日のように顔を合わせていたにもかかわらず、お話しできるようになったのは撮影が中盤に入ってからやっとでした(笑)。私の人見知りさえなかったら、もっと早く仲良くなれたんだろうな……って、後になって思いました。藤田さんはすごく明るくていい人なんです! 見た目怖くて絶対関わり合いになりたくないって最初は思ったけど、本当はいい人なんです!!(力説/一同笑)

 

――えー……怖いと言えばホラーですが(笑)、『牙狼〈GARO〉シリーズ』ではホラーも欠かせない存在です。アリスもホラーと関わるシーンは多いと思いますが、本作に登場するホラーを見た感想はいかがでしたか?

 

青島:今回の作品で登場するホラーは、すべてCGで描かれているので、ホラーを見て驚いたり怯えたりするシーンでは実物がなく、イメージして演じるのはとても難しかったんです。でも、怯えるシーンの前に、監督やスタッフの方から絵コンテを見せて頂いたら、絵なのにものすごく怖かったんですよ! そのお陰で、「あ、大丈夫です、もう怯えられます」と、無事に演じることができました(笑)。私は元々、恐怖映画も苦手で一切見られなくて、これまでの『絶狼〈ZERO〉』や『牙狼〈GARO〉』の作品を見ても、目を逸らすことが多かったぐらいなんです。撮影中にあんなホラーが本当に出てこなくてよかった、グリーンバックでよかった、って思います。完成したこの作品も、怖くて見られないかもしれません(一同笑)。

 

――では、今後、女優としてやってみたい役柄はありますか? また、目標としている女優さんなどいらっしゃいましたらお聞かせください。

 

青島:アリスが明るいキャラクターだったので、少し心に闇を抱えているような役もやってみたいです。女子高生のうちに女子高生の役ももっとやってみたいですね(笑)。大人っぽい、セクシーな演技というのはとても恥ずかしいと思うんですが、自分がどこまで恥ずかしがらずにできるようになれるだろう……とも思います。自分ができる演技を広げていって、恥ずかしがらない演技を身につけられるように成長していきたいです。目標としては、事務所の先輩である長澤まさみさんや、憧れている戸田恵梨香さんのように、表現の幅が広い女優さんになりたいと思っています。「青島心」自身ではなく、「その役」に見える女優になりたいですね。

 

――それでは最後に、本作の見どころと、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします!

 

青島:以前の『牙狼〈GARO〉』シリーズも見せていただいたんですが、藤田さんの撮影でのアクションや演技をすぐ近くで見せてもらい、涼邑零がグレードアップしているのがわかりました。アリスも、作品の中で人間として大きく成長しているので、皆さんにもそうした部分を一緒に感じながら、ご覧頂きたいと思います。
今までファンの皆さんが持っている。「雨宮監督の世界観」が裏切られるような作品になっていると思います。物語が進むにつれて、ものすごい変化がありますので、最後まで見逃さないでくださいね。

そして、私が演じる尋海アリスはとても明るくて、見ているだけで元気になれると思うので、アリスから元気を受け取ってほしいです。この作品を見て皆さんが何かを感じて、心が動いたらいいな……と思っています。ぜひ、最後まで楽しんでご覧ください!

 

――本日はお忙しい中、ありがとうございました。

 

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プロフィール

【青島心】(あおしま・こころ)

1999年5月19日生まれ。静岡県出身。2015年、「第23回ピチレモン専属モデルオーディション」で、8,500人を超える応募者の中からグランプリを獲得。『絶狼〈ZERO〉 -DRAGON BLOOD-』ではヒロイン・尋海アリスを演じる。本作が女優デビューでありながら、独特な雰囲気と透明感のある佇まいで、物語の世界観を構成する重要なファクターを担う。東宝芸能所属。

 

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DATA

絶狼<ZERO> -DRAGON BLOOD-

  • テレビ東京ほかにて2017年1月6日(金)深夜1時23分~放送スタート
  • 原作・総監督:雨宮慶太
  • 脚本:梅田寿美子
  • 出演:藤田玲、青島心、松山メアリ、芳賀優里亜、紅蘭、ガダルカナルタカ、弓削智久
  • 特別協力:サンセイアールアンドディ
  • 制作:東北新社/オムニバスジャパン
  • 製作:東北新社

 

関連情報

 

(C)2016「絶狼」雨宮慶太/東北新社

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