【ガンダムビルドファイターズ連載】機体解説「ガンダムM91」先祖伝来の大型武装「Mランス」を装備したF91ベースの機体

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機体解説●千葉智宏(スタジオオルフェ)/編集●電撃ホビー編集部

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<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

GA1803H1▲月刊ガンダムエース2018年3月号発売中! 表紙はクロスボーンガンダムX1だ!

 

今月の機体解説は、ガンプラ塾を去った後、自分なりのガンプラへの向き合い方に到達したジュリアン・マッケンジーの機体「ガンダムM91」。マッケンジー家の槍「Mランス」を装備したガンダムF91ベースの機体ですが、月刊ガンダムエースの連載ではマスク・ド・セカンドGと激しい戦いを繰り広げており、トオルとの模擬戦を含め今月も白熱のバトルが展開中!

 

なお、「HGBF 1/144 ガンダムM91」と、「HGBF 1/144 トールストライクガンダムグリッター」はともにガンプラ化され、プレミアムバンダイにて申込受付中! 本連載でもNAOKIによる作例記事を開始しますのでお楽しみに!

 

また、HHイメージングビルダーズでもこの2機を取り扱っていますのでお見逃しなく!

 

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▲NAOKIによる製作記事も開始! 製品を予約して、手元に届くまでにぜひ予習を!

 

それでは、スタジオオルフェ千葉智宏先生による解説をご覧ください。

 


ジュリアンの新型は、自分を取り巻く全てを受け入れ肯定した究極のガンプラ!

ガンダムM91

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▲月刊ガンダムエース2018年1月号に登場したガンダムM91。

 

ジュリアンが、新たに完成させた愛機「ガンダムM91」。その名に冠された「M」は、彼の一族である「マッケンジー」を意味しています。そして、メイン武器であるMランスには、祖先が作り上げた騎士のフィギュアの武器が素材として使われています。

 

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▲“グランパ”であるジョン・エアーズ・マッケンジー卿がジュリアンに渡したフィギュア。

 

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▲フィギュアの説明を聞くジュリアン。そしてこの槍こそ、形を変えMランスとしてM91に装備されることになる。

 

ですが、この機体名の意味するところは、一族という狭い範囲だけではありません。二代目メイジンによる「家族や友人すら否定する」指導から逃げ出した彼でしたが、三代目(タツヤ)や多くの人たちとのバトルを経て、呪縛から解き放たれました。家族をはじめとする一族、そして戦った仲間たちなど、自分を取り巻くすべての人々を受け入れ、それらも含めて初めて自分という存在があると考えるようになりました。

 

その意味を込めて自分の名前の一部でもある「M」の名を愛機に冠しているのです。

 

漫画の中に登場したガンダムM91の初戦は、公式戦ではなく練習試合。そしてバトルの相手は、タツヤの親友であるサツキ・トオルでした。

 

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▲ジュリアンの元を訪れるサツキ・トオル。その手にはトールストライクガンダムが……。

 

トオルのことは、ジュリアンもガンプラ塾時代にタツヤやカイラから聞いています。友の友と戦うことで、また一回り彼を取り巻く環境が広がり、自身の存在も大きくなったのです。

 

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▲ジュリアンとトオルの模擬戦後のシーン……なのだが、赤丸で囲った部分に注目を。ナゼかドアが半開きに。ドアの外側には誰かがいた!?  答えはHHイメージングビルダーズの、トールストライクガンダムグリッターの解説記事をご覧ください!

 

ガンダムM91は、Mランスをメイン武器にしたチャージ攻撃(突進)が必殺技です。加えてそれまで愛用していたヴェスバーは4門に増加。そしてM.E.P.E(質量を持った残像)も健在。一撃必殺の技、大火力、独自性の高いトリッキーな機動と、バトルでの強さはもちろん、見ごたえある面白い戦いを展開できるガンプラになってます。

 

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▲山を削り取るMランスによる突進からの着地をするガンダムM91。

 

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▲ヴェスバー4門による一斉射。その火力もまた、M91の特長といえる。

 

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▲ベース機体となったガンダムF91の本領発揮ともいえる特異現象M.E.P.Eは、当然ガンダムM91でも実現されている。

 

公式戦の準決勝で対戦するのは、二代目メイジンにそっくりなマスク・ド・セカンドG。この因縁めいた戦い、勝利を掴むのはどちらになるのでしょうか?

 

なお、本連載の作例を製作したのはデザインも担当したNAOKI氏です。氏の詳しい解説にもご注目ください。そしてガンダムM91は、プレミアムバンダイにて商品化もされました。ぜひ、こちらも注目ください。

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ

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