2021年4月13日(火)、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の完成報告会と、本年度のガンダムトピックを発表する「GUNDAM TOPICS 2021」の2本立てイベントが開催されました。
▲『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』完成報告に登壇した(上段左から)斉藤壮馬さん、諏訪部順一さん、白井眞輝さん(Alexandros)、リアド偉武さん(Alexandros)、(下段左から)上田麗奈さん、小野賢章さん、川上洋平さん(Alexandros)、磯部寛之さん(Alexandros)
まず行われたのは、本年度のガンダムトピックを一挙に紹介する「GUNDAM TOPIC 2021」。トップバッターを飾ったのは、第1話が絶賛配信中の『ガンダムビルドリアル』関連情報で、舞台には本広克行総監督、田中佑和監督、サンライズ・小形尚弘プロデューサーらが登壇。キービジュアルや、登場するカスタムガンプラの商品化が発表されるとともに、作品についてのトークセッションが行われました。また、気になる第2話は4月26日(月)より配信され、6月からはBS11にて放送が開始される旨もあわせて伝えられました。
▲「ガンダムとロボコンが合わさったような企画を20年くらい前からずっと温めていました。本当は監督をしたかったんだけど、どうしてもスケジュールが合わず後輩(田中監督)に譲ってしまいました。作品は主人公たちの青春物語もしっかりと描かれていて、そのなかに僕がやりたかったガンプラバトルが展開されているので、あわせて楽しんでいただければと思います」(本広総監督・写真右)「CGバトルなので(撮影段階では)見えないものを撮っているので、そこはすごく大変でした。1話の視聴者のコメントがすごくあたたかくてうれしかったですね。これからも期待して待っていただけたらなと思います」(田中監督・写真中央)
▲劇中に登場予定のカスタムガンプラの商品化の一報も! 今後のストーリーにも注目です
▲公開されたキービジュアル
続いてのトピックは『ガンダム Gのレコンギスタ』。劇場版第3部が2021年7月22日(木)公開となる旨が伝えらるとともに、第4部、第5部にも意欲を燃やす富野由悠季監督からの熱いビデオメッセージが紹介されました。
▲劇場版第3部公開日が発表されるとともに、キービジュアルも解禁
▲「第3部が近々公開になります。『コロナ禍があろうがなにがあろうがとにかく続けるぞ』という気分は、Gレコを基本的に子どもたちに見てもらう明るい路線にしておいたおかげで、耐久力があるということがわかりました。そういう意味で、やはり観客がいてくれるからアニメ作品というのは作っていけるんだということをつくづく思い知らされました。3のみならず4も5も期待して待っていてください。じいちゃん頑張るぞ!」(富野監督)
3つ目のトピックは、ついに放送・配信が開始された『SDガンダムワールド ヒーローズ』。60秒PVが公開されるとともに、4月17日(土)に発売されるシリーズ第1弾ガンプラと、新作アイテムの紹介がなされました。
▲『SDガンダムワールド ヒーローズ』は60秒PVを公開
▲これから発売となる商品ラインナップも紹介されていました
▲こちらはキービジュアル。今後の展開も楽しみです!
「GUNDAM TOPIC 2021」パートのラストは、横浜・山下ふ頭で開催中の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」について。“動く実物大ガンダム”と『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のコラボ演出プログラムが実施される旨や、オンラインで“動く実物大ガンダム”の裏側を見学できるバックヤードツアーの開催などが発表されました。
また、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で音楽を担当する、澤野弘之さんによるガンダム音楽の新作MVが「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で撮影され、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」で公開中との旨が伝えられました。
▲「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」×『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェ』」コラボレーション演出プログラムのイメージ。作品の楽曲とともに、ミノフスキー・フライトをモチーフにした動きが追加され、映画の世界観を楽しめる演出となっているとのことです
▲開催が告知された“動く実物大ガンダム”オンラインバックグラウンドツアー。なんと、テクニカルディレクターの石井啓範さんとともにガンダムの裏側を見学することができます。チャットを介して直接質問もできるとのこと
▲澤野弘之さんによるガンダム音楽の新作MVは、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて公開中です
そして「GUNDAM TOPIC 2021」の終了後は、いよいよ5月7日(金)に劇場公開が迫る『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の完成報告会見がおこなわれました。
ステージにはハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈さん、ケネス・レッグ役の諏訪部順一さん、レーン・エイム役の斉藤壮馬さん、小形尚宏プロデューサーが登壇。キャスト陣の挨拶が行なわれたのち、続々と発売される関連アイテム情報やコラボアイテム情報、劇場特典などが一挙に公開されました。また、ゴールデンウィークに『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が地上波で放映される旨もあわせて発表されました。
▲「ついに完成したというか、この日を待っていたというか、今はそんな気持ちでいっぱいです。現実でおこってしまったら本当に怖いなと思うようなリアルなシーンとかもありますので、そこはぜひ注目していただけたらなと」(小野さん)。「多くの方が待ち焦がれていた映像化だと思うので、みなさまの中での期待と不安もきっとあると思います。でも、今のチームでできる精いっぱいのことができた自信はあるので、ぜひみなさんに楽しんでみていただきたいなと思っています」(上田さん)。「試写を見たのですが、本当に胸躍る、出演者であることを差し引いても本当におもしろい素敵な作品に仕上がってるなと思いました」(諏訪部さん)。「ガンダムらしいというか、僕自身が『こういうセリフまわしをしたかった!』という部分がけっこう出てきますので、迫力のある戦いのシーンとともに、そういったセリフまわしにも注目していただけたらなと思います」(斉藤さん)
▲関連アイテムとしては、劇場公開を記念して発売される「HG 1/144 ペーネロペー[クリアカラー]初回生産限定パッケージ」などを紹介。パッケージはパブロ内田氏によるコンセプトアートが採用されています
▲劇場入場者特典もあわせて紹介。5週間限定で歴代ガンダム劇場フィルムが配布される旨が伝えられました。これは欲しい!
▲また、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公開を記念して、『機動戦士ガンダム』劇場版三部作、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のポスタービジュアルを落とし込んだTシャツとビデオパッケージ風ボックスセットがZOZOTOWN限定アイテムとして発売決定。「ボックスはVHSのパッケージ風になってるんですね。昭和の民にはたまんねえな~、これは(笑)」(諏訪部さん)
▲劇場公開直前の5月5日(水)には、主題歌である「閃光」がシングルリリース予定。完全生産限定盤には「HG 1/144 RX-78-2 GUNDAM Ver.[Alexandros]」が同梱
完成報告会見が終了後は、Alexandrosが『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌「閃光」を披露。迫力の生演奏のあとは、Alexandrosメンバーと小野賢章さんによるスペシャルトークが行なわれ、イベントは終了となりました。
▲「事務所がRX-RECORDSという名前なんですけど、なんでそういう名前になったかというと、うちのマネージャーがすごくガンダムを好きなんですね。それでデビューするときに『いつかお前ら、ガンダムの主題歌とかタイアップで持ってこれるようになれよ』と言われたのをよく覚えていて。やっと夢がかなったんじゃないかなと。マネージャーに恩返しができましたね」(川上さん)「(ライブを聴いて)すごかったですね! 閃光という曲はハサウェイの悩みながらも突き進んでいく心情とすごくマッチしていて、聴くたびに鳥肌が立ちます」(小野さん)
公開目前となる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を筆頭に、今年度も話題が満載のガンダムシリーズ。あますところなくチェックしましょう!
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