人類未体験のガシャポン「GASHAPON ODYSSEY」が発表!山本美月さん&お笑いコンビ・ニューヨークが登壇した「ガシャポン45周年プロジェクト」レポート

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

2022年3月28日(月)、ガシャポンのデパート池袋総本店にてバンダイガシャポン45周年プロジェクト「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポンオデッセイ)」発表会が行われました。ガシャポンオデッセイとは、3月21日に発表されたガシャポン45周年プロジェクトの一環で「人類未体験のガシャポン」をうたう謎の筐体。本発表会ではそのアンベールが行われたほか、女優の山本美月さん、お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也さん&屋敷裕政さんによるトークショーが披露されました。

 

 

発表会が始まると、バンダイ ベンダー事業部のゼネラルマネージャー・田川大志さんが登壇。カプセルトイは1回20円が当たり前だった時代に、バンダイは1回100円という価格で参入したことや、いまや400億円もの市場規模となったカプセルトイ業界で、ガシャポンが55%ものシェアを獲得していることについて触れました。

 

つづいて、ガシャポンオデッセイの開発チームマネージャー・近藤創さんが登壇。暗幕に包まれた筐体をついにお披露目し「ガシャポンの未来を想像して、最新技術を用いて表現したもの」という本機のコンセプトを紹介しました。大きく湾曲したモニターは135枚のLEDを組み合わせたものとなっており、また湾曲していることで視差効果が得られ、より立体的な映像体験が楽しめるとのこと。また舵輪のように大きなハンドルを操作することで画面上の物語が進行し、排出される商品自体もそういったユーザーによる操作の結果が反映される仕様なんだとか。4月28日(木)から発売される5種のオリジナルキャラクターフィギュアは、「宇宙からやってきた探索船が地球の五大要素を発見し、具現化する」という背景があることも明らかにされました。

 

近藤さんは、本プロジェクトの構想が2018年頃からスタートし、本格的に始動したのは2021年3月からだったことを回想。立体錯視を利用したコンテンツはこれまでにも多数世に送り出されてきたものの、それらの多くはモニターから数十メートル離れた場所で見ることが前提となっており、本機のように数十センチという至近距離で十分な錯視効果を得るための表現を探ることが一番の難点だったと明かしました。テスト機を作成して何度も試行錯誤した結果、プロジェクト全体の制作費は1億円以上にものぼり、そのコンセプトモデルであるガシャポンオデッセイは世界に2台(池袋・博多)のみの配置となることが明言されました。

 

山本美月さん&ニューヨークによるガシャポントークも!

 

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