ウルトラマンとシンガポール政府観光局がコラボした「シンガポール・リイマジン ウルトラマン」発表イベントレポート!『ウルトラマンZ』撮影当時の思い出やご当地グルメで盛り上がった黒木ひかりさんのトークショーも

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

ムービーの公開後には黒木さんが登壇し、トークショーを披露。黒木さんといえば『ウルトラマンZ』にオオタ・ユカ役で出演し、自身も筋金入りの怪獣好きとしてファンに知られる人物。完成版ムービーを見た感想を求められると「私、ネロンガのぷくぷくした感じが大好きで、興奮しました。ちょっとユカが出てきちゃいましたね」とご満悦。また「ずっと完成を待っていましたし、迫力も満点なので何回でも見れます。シンガポールの観光名所にウルトラマンがいるというだけで見ごたえがありますね」と語りました。

 

本ムービーの制作を手がけたのは、『ウルトラマンオーブ』『ウルトラマンZ』のメイン監督を務めた田口清隆監督。そんな田口監督からのビデオレターも公開されました。自身はシンガポールに行けなかったものの、気心の知れたスタッフに撮影してもらった現地の風景をもとにムービーを制作したことや、本ムービーはTVシリーズの制作も担当している特撮研究所が手がけていることなど、裏話の数々を語りました。本ムービーの大きな見どころのひとつ・マーライガーについては、劇場版『ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!』に登場したグクルシーサーのスーツを改造していることを明かしました。「“守り神”という共通点があるし、着ぐるみを改造するのは伝統的な部分もあるので、良いんじゃないかという話になりました。いざウルトラマンと並べて撮ってみると、予想よりも良かったです」とコメント。

 

そんなマーライガーについて黒木さんは「水中で目が開くシーンで『めっちゃかわいい!』と思ったんですが、鳴き声のトーンが意外と低くてカッコいいんですよ。ウルトラマンと顔を見合わせて、一緒に頷くところがお気に入り。ぜひグッズを作って欲しいです」と大絶賛。田口監督と臨んだ『ウルトラマンZ』撮影時の思い出について話題を振られると、「監督から天才科学者役とオファーをいただいた時は『できるかな?』と心配でしたが、思った以上に台詞もスラスラと覚えられました。役に決まった時は嬉しかったですね」と回想しました。一方、今回のアリーシャ・ホシ博士役については「科学者のユカちゃんに対して博士という役割で、似たところがあるのでより違いを出さなきゃと思いました。好奇心旺盛なユカちゃんとは違って落ち着いた雰囲気を出したくて、前髪を分けてみました」と役作りについて話しました。

 

トークショーでは、シンガポールの観光ポイントについて吉田さんと黒木さんが対談するパートも。黒木さんは学生時代、毎年家族旅行をするほど旅行に慣れ親しんだご家庭で育ったとのことですが、シンガポールにはまだ行ったことがないんだとか。「コロナ禍になる前、両親がシンガポールに行っていて。SNSにいっぱい載せられた写真を見て、ずっと行きたいと思っているんです」と悔しげに語りました。そんな黒木さんが特に行きたいを目をつけているのが、マリーナベイ・サンズのインフィニティプール。「家族の前で水着になるのは恥ずかしいので、友達と一緒に行って写真を撮りたいです!」と目を輝かせました。

 

旅行といえば欠かせないのが、現地のグルメ情報。吉田さんからシンガポールの有名な料理の数々が紹介されると、黒木さんは「チリクラブは絶対食べたい!」とコメント。先ほど話題にあがったご両親からの写真のなかにチリクラブがあり、ずっとマークしているというエピソードが語られました。いかにも辛そうなビジュアルですが、吉田さんは「シンガポールは常夏なので辛い食べ物が多いんですが、そのままではそんなに辛くないんですよ。現地の人たちは自分で辛味を追加して、自分好みの辛さで食べています」と解説しました。

 

イベントでは、黒木さんとの質疑応答の時間も設けられました。「海外旅行初心者に向けて、旅行慣れしている黒木さんから“持っていった方がいいもの”のアドバイスはありますか?」と問いかけると、「日本食はどれかひとつ持っていくといいかも知れませんね。あとはシャンプーやボディソープなど、肌に使うものは合う・合わないがあるので、普段使っているものがあるといいと思います」と真摯なコメント。また「シンガポールのロケーションと一緒に見たい円谷怪獣はいますか?」と聞いてみたら、「シーボーズですね。あのシンガポールの風景と一緒に見ることができたら幸せです!」とニッコリ。

 

最後の挨拶では「ウルトラファンの方はぜひソフビ人形を持っていって、一緒に観光地や(ムービーの)撮影地巡りをしてみてください。私も早く行きたいです!」と黒木さん。なお、「SingapoReimagine ULTRAMAN」の実施は現状2022年内を目処にしているものの、今後発表を予定している企画も進行中とのこと。この機にシンガポールへの旅行を検討される方は、一度「SingapoReimagine ULTRAMAN – Visit Singapore 公式サイト」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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