【ガンダムパーク福岡 現地レポート⑤】お店の広報担当者に直接聞いた!「GUNDAM SIDE-F」見どころガイド!

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2022年4月25日(月)、実物大νガンダム立像「RX-93ff νガンダム」の一般公開がはじまるとともに、「ららぽーと福岡」内にグランドオープンしたガンダム専門ショップ「GUNDAM SIDE-F」。

お店については【ガンダムパーク福岡 現地レポート】の「その3」でもご紹介しましたが、見どころやガンダムベースとの違いについてまだまだ知りたい!という方も多いかと思います。そこで本稿では、「GUNDAM SIDE-F」の魅力をさらに深掘りするべく、お店の広報担当者さんにお話を伺いました。

※インタビューは2022年4月25日(月)のオープン当日に行いました。

 

――グランドオープンおめでとうございます。初日のお客さんの反応はいかがでしたか?

ありがとうございます。やはり、入り口のνガンダム・サザビー 1/12立像への反響が大きかったですね。記念撮影をされている方もたくさんいましたし、往年のファンにもしっかりと喜んでいただけている様子でした。ふらっとららぽーとに寄られた方も「なんだこれは!?」と興味を持ってくださっているようで、手ごたえとしては非常にいいかなと思っています。この1/12立像はRGのデータがもとになっているんですが、実は一部、内部機構まで再現されているんですよ。それくらいこだわって作られています。外からは見えないんですけれども(笑)。

▲まず最初に目に飛び込んでくる、入り口のνガンダムとサザビーの1/12立像はインパクト抜群。当日はここで写真を撮るお客さんが絶えませんでした。

――お店についてうかがっていければと思います。「ガンダムベース」と「GUNDAM SIDE-F」の違いはどのようなところなのでしょうか?

あくまで「ガンプラの専門店」であるガンダムベースに対して、GUNDAM SIDE-Fは物販が半分、ガンダム全体の情報発信が半分というコンセプトになっています。店内のスペースモニターで流れているようなガンダムの世界観訴求も含めて、より広い意味でガンダム作品をとらえていくのがGUNDAM SIDE-Fの役割ですね。

また、この施設自体が宇宙に浮かぶスペースコロニーをイメージしていますので、お客様が「もし自分がスペースコロニーにいたらどんな風景が見えるのだろう?」ということを想像して、ガンダムの世界観にどっぷり浸っていただければいいなと思っています。

▲ひときわ目を引く巨大なスペースモニターも「GUNDAM SIDE-F」の特長のひとつ。迫力あるMS戦や風景などが映し出され、ガンダム世界への没入感を高めてくれます。オープン当日も、モニター前では多くの人が足を止め、写真を撮っていました。

――「ガンダム全体の情報発信」というお話があったように、展示も充実していますね。

お店の壁面では「RX-93ff νガンダム」の設定やパーツ情報が書かれたパネルや、メイキング映像を見ることができます。これは実物大νガンダム立像を見たお客様が、そのまま4階(GUNDAM SIDE-Fがあるフロア)に上がってきて、興奮そのままにいろいろ知ることができる、情報を取得できるという仕組みです。また、展示スペースでは安彦良和先生の描き下ろし作品があったり、ガンプラのボックスアートをフューチャーした展示も用意しています。

まだ具体的に予定しているものはないのですが、展示内容も定期的に入れ替えて、お客様が何度来ても楽しめるようにイベントや企画展も開催していきたいとも考えていますね。

▲設定やパーツ情報まで解説している「RX-93ff νガンダム」のパネル展示。マーキングやカラーリングの指定といったマニアックなものまであり、ものすごいボリュームです。

 

▲実物大νガンダム立像のメイキング映像も公開されていました。

 

▲ガンプラのボックスアートをフューチャーした展示。ボックスアートが動く「GUNPLA Moving Boxart」もカッコイイ!

――物販以外にも見どころが盛りだくさんですね。

さらに新たな試みとして、ガンプラをその場で組み立てることができる「クラフトスペース」の常設を予定しています。“ガンプラを作れる場所”というコンセプト自体はガンダムベースのビルドルームやペインティングルームと一緒なのですが、こちらはすこし趣旨を変えて、ガッツリとガンプラを作りこむ場所というよりは、手ぶらで気軽にガンプラを作れるようなスペースを目指しています。よく観光地にいくと、その地方の民芸品を作って記念に持って帰れるようなところがあるじゃないですか。ああいったイメージで「せっかくここにきたなら」と、お土産品としてガンプラに触って、創作活動してみようというようなところを打ち出していきたいと思っています。

――クラフトスペース用のガンプラは決まっているんですか?

今のところは決まっていないのですが、基本的にはペインティングモデル(塗装のしやすさを考慮して、白を基調に成形されたガンプラ)を用意して、お子様を中心に、マーカーなどで好きなように塗ってもらって「自分で作りあげた」記念にしていただきたいなと思っています。これもまだ企画段階なのですが、たとえば「HAKATAマーク」ですとか、“ガンダムパーク福岡に来た!”感をなるべく出せるようなデカールなども用意したいなと思っています。

▲気軽にガンプラのファーストタッチがおこなえるクラフトスペースも近日オープン予定。これは子どもたちもよろこびそう!

――ガンプラの品ぞろえにもガンダムベースとの違いはあるんでしょうか。

そうですね。ガンダムベースは作品に関わらず商品を網羅していますが、GUNDAM SIDE-Fでは現在、宇宙世紀シリーズのアイテムを豊富にセレクトしています。物販スペースが限られているということもあるのですが、やはり実物大νガンダム立像がありますので、そこに関連づけたアイテムのほうがいいのではと考え、そのようなラインナップにしました。これは外(実物大νガンダム立像)と中(GUNDAM SIDE-F)を一体としてお客様に楽しんでいただく工夫として、開業当初だからこそこだわったところですね。ただ、宇宙世紀以外のアイテムは扱わないということでは決してないので、ご安心いただければと思います。

▲物販コーナーは宇宙世紀系アイテムが充実。たしかに実物大νガンダム立像を見たら“宇宙世紀が欲しい気分”になっちゃいますよね!

――物販スペースのディスプレイも凝っていますね。

実はディスプレイの中には、スタッフが作ってくれたものがかなりあるんですよ。スタッフの中にはガンダムベースから来ていただいている人もいますし、もともとガンプラが好きで働いているので、かなりガンプラに精通している人が多いですね。いつも作例を作ってくれたりと、ありがたい限りです。

――これは聞くまでもないことかもしれませんが、オススメ商品は……。

やはり、いの一番に来るのは「RG 1/144 RX-93ff νガンダム」です。実物大νガンダム立像にもっとも近いガンプラなので、立像を見て「そのものが欲しい!」となった場合は、やはりRGを推したいですね。ロングレンジ・フィン・ファンネルの追加だけでなく、実は外装のディテールやヒサシのかたちなどもベースとなった「RG 1/144 νガンダム」から「RX-93ff νガンダム」仕様に変更されていますので、そのあたりにも注目していただきたいです。

RGはパーツが多くて大変という方には、エントリーグレードやBB戦士の「RX-93ff νガンダム」もありますので、この3点がなんといってもオススメですね。

▲物販スペースのディスプレイも思わず唸ってしまうものばかり。これは確かに、お店側も楽しんでないとできない展示ですね!

▲お店のイチオシは、やはり「RX-93ff νガンダム」のガンプラ。

――オープン初日を迎えての感想は。

感染症対策と混雑トラブル予防のためとはいえ、やはり、グランドオープン初日から事前抽選に申込をされた方だけが入店対象となってしまったのは、とても心苦しく思っています……。現在は、なるべくたくさんのお客様にお越しいただけるように2次予約のシステムを進めていて、例えば前々日から前日の間に、なんらかの事情で空きができた枠に対して先着予約ができるようにしています。

――しばらくの間は予約制が続きそうでしょうか。

今、公式でお伝えしている限りでは、2022年5月15日(日)までは予約制となっています。購入制限に関しても、ルールがあるだけでストレスになってしまうとは思うのですが、いただいたご意見を凝縮して、ずっとトライアンドエラーを繰り返して今のルールにしていますので、ご不便をおかけしてしまいますが、ご理解をいただけましたら幸いです。

▲コロナ対策や転売問題なども含め、昨今の状況から、なかなかフリー入場・フリー購入に踏み切れない現状があります。

――最後に、これから「GUNDAM SIDE-F」を訪れるお客さんに向けてメッセージをお願いします。

ガンダムパーク福岡全体もそうなのですが、その中でも「GUNDAM SIDE-F」は往年のファンの方にも、ぜんぜんガンダムを知らないという方にも楽しんでいただける施設になっていると自負しています。ガンダムに触れれば本能的に「カッコいい!」「作品を見てみたい!」と感じていただけると思うので、なかなか今は、ふらっと寄ることはできないんですけれども、「GUNDAM SIDE-F」はずっとオープンしていますので、長い目で見ていただいて、いつかお越しいただいて実感していただきたいと思います。コロナでフィジカルな遊びができなかったぶん、“実物の”実物大νガンダム立像を見る感動もひとしおですよ!

――ありがとうございました。
 

(C)創通・サンライズ
(C)SOTSU・SUNRISE

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