【FMO】ワンダーフェスティバルディーラーブースレポート1 『艦隊これくしょん -艦これ-』編
2014年2月9日に千葉幕張メッセで今冬のワンダーフェスティバルが開催されました。今回は土曜に関東に降った記録的な大雪の影響で、入場者にもディーラー関係者にも多大な影響が出たイベントになりました。
総参加人数:42924人(今回)、47285人(2013夏)
参加ディーラー数:1729(今回)、1866(2013夏)
当日版権許諾アイテム数:3896件(今回)、3665件(2013夏)
(ワンダーフェスティバル実行委員会提供)
過去最高の参加者数を記録した前回に対し、今回は目に見えて減少。もちろんこれは大雪による影響と断言できます。それは一般参加者に留まらず、ディーラーに大ダメージを与え、かなりの人が開場までに辿り着けないことに。
私の印象ですが、開場時には半分かそれ以上が空席というワンフェスとは思えないような異常事態。その光景は長くワンフェスを見てきた私にも初めてでした。バスやタクシーが全滅で雪中行軍を余儀なくされた人。静岡から車で15時間もかかったというメーカーの方。荷物が多いディーラーは車で搬入する人が多いので、道路のダメージは直接的に影響が出ました。会場がいつもの賑わいを迎えたのはお昼を回ってから……。14時近くなって設営を始めたディーラーも少なくなかったように感じます。
それでも今回は『艦隊これくしょん -艦これ-』というヒットタイトル効果で造形も売れ行きも盛況だったようで、高額な大物ガレージキットも上々だったようです。さらに前回の勢いも消えない『ガールズ&パンツァー』と定番人気の初音ミクをはじめとする『ボーカロイド』シリーズ、『武装神姫』『東方Project』も人気は衰えず、開場外の雪を忘れさせる熱気を感じました。
さて第1回目は『艦隊これくしょん -艦これ-』関連アイテムから厳選してレポート。気がつけば登録者数が170万人(2014年2月21日公式発表)というブラウザゲームとしては異例の大ヒットを記録。現在もユーザー数は増加を続け、コミック展開やコンシューマーゲーム化、ついにテレビアニメも制作進行中という巨大な人気コンテンツになりました。なにより無視できないのはゲーム中の描写が良い具合に抽象的で、ネットや同人誌を中心にした解釈や二次創作による作品世界がファンの間で猛烈な早さで熟成されていった点です。これは『東方Project』や『ボーカロイド』と同じで、まさにネット世代の人気の定着&広がりですね。しかしフィギュア人気に関しては、さらに特殊な理由があるのです。それはこの記事の最後に……。
前置きが長くなりましたが、アマチュアディーラー建造の艦娘達による観艦式です。さて、どう出てくるかしら?
まずは大物、大和を作った3ディーラー揃い踏み。どれも高い完成度。高額ながら大人気だったようです。
大和型戦艦 大和(POLY-TOYS)
大和型戦艦 大和(CONTRIBE) 大和型戦艦 大和(そらのかけら)
人気のデフォルメ可動フィギュアシリーズも艦娘参戦、ブースは大盛況でした。
まめ雷(リキッドストーン)
まめ電(リキッドストーン)
ビッグ7の御二方は、選んでみたら変化球なシチュエーションばかりでした(笑)。
1/8 長門さん PUKAPUKA仕様(SilkieHeads)
長門(MINE) 戦艦陸奥、水着ver.(ゾウカブト)
幼・陸奥(金魚堂)
実力派原型師の宮川武氏も艦娘を製作。雪で到着が遅れたものの、並んだ後は多くの注目を集めていました。
左:1/6 カラーキャストキット 島風(T’s system.)
右:1/6 カラーキャストキット 愛宕(T’s system.)
1/6カラーキャストキット 電(T’s system.)