公式外伝『告死鳥戦記』より「ガーダイド」の作例をお届け!(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.025】
今週の「電撃スパロボ!」でも、まだまだ『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』を応援中! 今週は「ゲシュテルベン」と同じく、モデラー・NAOKIによるデザインとなったガーリオンベースのカスタム機「ガーダイド」です。『告死鳥戦記』第1部から活躍中のジマーの「ガーダイド3号機」、そして第2部に登場した「ガーダイド4号機(ウタパル機)」の2つを、一気にご紹介します!
NAOKI…商業原型製作も手掛ける、モデラー/デザイナー。
■告死鳥へと生まれ変わる気高き戦士の魂
(初出:電撃ホビーマガジン2014年1月号/記事内容は雑誌発売当時のものです)
さて『告死鳥戦記』連載開始からだいぶ経ちましたが、ようやく作例として発表できましたガーダイドです。こちらもゲシュテルベン同様デザインから担当させていただきました。
▲背面から見ると、本機の異様さが引き立つ。両肩にアサルトブレード、背面にその替刃。さらに両手にはディバイン・アームという、不気味なまでに接近戦に偏った武装構成は、本機を操るウタパルの強烈なキャラクター性をそのまま反映しているのだ。 |
立体に関してはベースキットのガーリオンにデザイン変更した部分のパーツを製作、仮にキット化された時のことを考えて(笑)、無加工で取り付けられるようにしています。
せっかくなので今回はデザインについて少々。正体不明の混成部隊ということを印象付けるため、PTではなくAMからガーリオンが選ばれた訳ですが、当初はガーリオンの装備変更程度の予定でした。
(関連記事はこちら⇒第2巻発売!『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改 リェータ機」(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.024】)
……が、せっかくなのでシルエットもガラリと変更した案も提案させていただき、ヒロイックなゲシュテルベンより禍々しさを感じさせるシルエットに。立体化が前提なので、ベースキットのパーツを極力流用できるよう心がけてもいます。
▲ベース機であるガーリオンとはまったく異なる形状の頭部。ヒサシと後方に大きく伸びたセンサー・ユニットが特徴的である。なお、頭部形状は、先行してFDXチームに配備されていた1号機と3号機から変更されていない。 |
カラーリングについてですが、第一部に登場したオーセニ、ジマー両機ともにカラーリングは黒を基調としたものでしたが、第二部に入り今回初お披露目となったウタパル機は、彼がノイエDC時に愛機としていたガーリオンのパーソナルカラーを引き継いでいます。これにより、FDX内での前衛的ポジションであるリェータ、ウタパルの両機が白、後衛のヴェスナー、ジマー機が黒という異種機体同士でのツーペアができあがったわけです。
▲両肩にはウェポンラックが増設されており、アサルトブレードをマウント。反面、1号機と3号機には装備されていたウイングがオミットされており、より陸上での接近戦を重視した仕様となっている。 |
▲ガーリオンから継承された背面ウェポンラックには、アサルトブレードの替刃が2本。常識的な戦い方ならば替刃など必要ないはずだが、接近戦に固執するウタパルの意向から、このように特異な装備構成となっている。 |
武装に関しても、ノイエDC時代から近接用の斬撃系武器しか装備しないというウタパルに合わせ、ガーダイドの基本仕様であるウイングユニットを廃して複数の剣を装備しています。
というワケでFDXチームも再び4名になり役者が揃いました。ここからが第二部の本当のスタートですので、引き続きお楽しみください!
>>次ページではジマーが駆る「ガーダイド3号機」の作例です!
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