【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】2巻発売まであと2週間!ガンプラとコミックの両方からジムIII・Dの魅力に迫る!!

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『月刊コミック電撃大王』で好評連載中のコミック、『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』。コミックス第2巻の発売が2週間後に迫った今回は、ガンダムのパートナーとして八面六臂の活躍を見せるジムIII・ディフェンサー(以下、ジムIII・D)に着目してお送りします。ついにお披露目となるプラモデル作例とあわせてお楽しみください!

 

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RGM-86R ジムIII・Dについておさらい

主人公・ヨーンの同僚であるアイリス、エスターの2人が乗り込むMSがジムIII・Dです。宇宙世紀0089年当時において地球連邦軍の最新鋭機であるジムIIIに、ディフェンサーユニットを装備し、火力と推進力が大きく強化されているのが特徴です。

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▲左がアイリス機、右がエスター機。仕様は同一ですが、頭部塗装パターンが異なります。

 

ジムIII・Dは地球連邦軍デルフォイ隊の主力として、ネオ・ジオン残党たちとの戦いに臨みます。コミックス2巻での活躍をピックアップしましたので、ご覧ください。

ph03艦隊を離れ、MSだけで進軍する一行。推進力に優れる3機だからできる作戦です。

 

ph04ロングライフルで長距離からの狙撃をはかるアイリス。装備とパイロットの腕が揃わなければ成功は困難ですが……。

 

ph05歴戦のパイロットを相手に、一歩も引かない激戦を繰り広げます。

 

ジムIII・Dについては過去の『審判のメイス』記事においても詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。また、発売中のコミックス1巻巻末に収録された解説記事もきっと参考になることでしょう。

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ジムIII・Dをガンプラで楽しむ!

さて、コミックでジムIII・Dの活躍を目の当たりにした電ホビ読者のみなさんであれば、ぜひ本機を立体物でも手にしてみたいはず(断言)! じつは、ジムIII・Dは市販の商品を組み合わせることでガンプラで再現することができるのです!

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写真は「HGUC 1/144 RGM-86R ジムIII」と「HGUC 1/144 FXA-05D+RX-178 スーパーガンダム」を組み合わせて塗装したものです。元となるガンプラについては、過去2回の記事をご参照ください。

 

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関連記事⇒【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】ジムIII・Dを作る担当編集の前に、立ちはだかったものとは……。

 

この記事では、プラモデル製作にあたって最後の障壁となるカラーリングについて説明していきます。

 

●ジムIII・Dのカラーリングは?

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『審判のメイス』作中に登場するジムIII・Dには、独自のカラーリングが施されています。ガンダムシリーズで独自のカラーリングといえば、シャア・アズナブルのパーソナルカラーである「赤」や、『機動戦士ガンダムZZ』に登場した「青の部隊」などが思い起こされますね。ジムIII・Dの場合は後者の例に近く、デルフォイ隊共通のカラーパターンで塗装されています。
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こちらはグリプス戦役時にデルフォイ隊に配備されていた「ネモ・ディフェンサー」。ジムIII・Dとカラーリングに共通点が見られます。

 

●ジムIIIの白ってどんな白?

設定色を確認したところで、プラモデルに実際にどのような色を塗っていくかを検討していかなければなりません。ジムIIIの本体色はホワイトですが、ひと言で「ホワイト」といっても純白や赤みがかったものなど、さまざまな色が存在します。また絵として見るのと立体物として見るのでは色の見え方が違ってきます。考え始めるとキリがないのですが、今回はコミックスカバーの色味を参考にしつつ、ややクリーム色がかったホワイトに調色しています。

ph10また立体物では単色のパーツはのっぺりして見えがちなので、それを避けるべくエアブラシによるグラデーション塗装で陰影をつけています。例えば肩アーマーは先に薄いブルーグレーを塗り、エッジにグレーが残るように気を払いながら本体色のホワイトを塗装しています。

 

●ディフェンサーユニットの塗装

ジムIII・Dが背負うディフェンサーユニットは、アーガマ隊に配備されていたスーパーガンダムのものと同型ですが、細部のカラーリングは異なっています。もしかするとこのディフェンサーユニットはネモ・ディフェンサーを運用していたグリプス戦役時からデルフォイ隊に配備されていたものなのかもしれません。それを宇宙世紀0089年に新たに配備されたジムIIIに装備させたのでは――という推察から、ディフェンサーユニットはジムIIIとはやや異なる色味で塗装しています。

 

もちろん上記の配備時期に関する設定は『審判のメイス』劇中における公式設定ではありません。しかし、自分ならではの推察に沿ってカラーリングや改造ポイントを考えていくと、プラモデル製作がより楽しくなるかと思います。

ph11この作例ではジムIIIとディフェンサーユニットの色を極端に差別化してみました。逆に、ROHGUN先生の描いたイラストの色に極限まで近づけるという方法もアリでしょう。

 

●分離・変形

ph12 ph13『審判のメイス』劇中で披露したことはありませんが、ジムIII・Dはスーパーガンダムと同様に分離状態でも運用することができます。なお、その際はディフェンサーユニットにコックピットを取り付けます。

 

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▲作中でも最終決戦に向け、コックピットを取り付けるシーンが。

 

ph15ph16また、合体したまま巡航形態に変形することも可能。移動に特化した形態として、作中にもしばしば登場しています。第1話で急遽ジムIII・Dに搭乗することになったヨーンも、難なく巡航形態を使いこなしていました。

 

●ジムIII・Dの武器を楽しむ

ph17 ph18ジムIII・Dの印象的な武器といえばロング・ライフルでしょう。もともとはスーパーガンダム用の武装ではありますが、劇中同様、ジムIIIでもしっかり保持することができます。

 

ph19 ph20また劇中でも使用頻度の高いジムIIIのビームライフルには、後部にジョイント部を追加。これで作中同様に腰にマウントできるようになり、ロング・ライフルとの同時装備も再現できます。

 

以上、ガンプラで楽しむジムIII・Dでした! 色を塗り替えるだけで簡単に劇中のイメージを再現できるのでぜひみなさんも挑戦してみてください。

 

 

ジムIIIづくしの最終決戦を見逃すなかれ!

さて、ジムIIIにまつわるアレコレをお伝えしてきた本記事でしたが、いかがでしたでしょうか? 特定のMSに着目してコミックを読み返すと、また新たな発見があるかもしれません。2月27日発売のコミックス2巻を入手したら、ぜひジムIIIの活躍を確かめてみてください。

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そして、電撃大王で連載中のエピソードはいよいよ最終決戦に突入! デルフォイ隊のジムIII・Dをはじめ、地球連邦軍のジムIIIが編隊を組み決戦の地へ向かいます。さらに、ネオ・ジオン残党も鹵獲したジムIIIを戦線に投入。ジムIIIVSジムIIIという宇宙世紀でも珍しい戦闘になりそうです。こちらもぜひ最後までお付き合いください。

 

 

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