『∀ガンダム』の初公開を含む多数の画稿が「シド・ミード展」で展示!展示会の音声ガイドはロラン・セアックを演じた朴璐美さんに決定!!

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

2019年4月27日(土)~5月19日(日)の期間、東京都千代田区の「アーツ千代田 3331」にて開催される「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」。このたび、シド・ミード氏がガンダムのデザインを手がけたTVアニメ『∀ガンダム』で主人公ロラン・セアック役を務めた、朴璐美さんが音声ガイドに決定しました!

※音声ガイドは、当日展覧会会場にて利用料500円(税込)で貸出しとなります。入場料には含まれません。

 

Park Romi (Left Masuo Ueda)

▲右:朴璐美さん/左:植田益朗さん(シド・ミード展実行委員長)

 

シド・ミード展はキャリア60年以上のミード氏の膨大な作品群から、4つの企画展示で世界初公開作品を含む150点の原画展で、この規模では東京限定開催となります。音声ガイドは“未来のリハーサル”というキャッチコピーで開催する本展の案内人として、来場者と一緒にシド・ミードが思い描く未来の世界を巡る演出となっています。また「シド・ミード展」では、世界初公開を含む、多数の『∀ガンダム』の画稿の展示も予定されていますよ。

※原画滅失のため複製で補助展示のパートあり。原画は約130点。

※この規模での企画展は東京限定開催で、巡回予定はありません。

 

 

シド・ミード展に寄せて朴璐美さんよりコメント

●シド・ミード展への期待

シド・ミードさんはダ・ヴィンチのような方だったんだと今更ながら知ることができてワクドキしました。富野由悠季監督が私の中のダ・ヴィンチ像だったのですが、また違うベクトルのダ・ヴィンチさんがいらっしゃったんですね。今日は残念ながら画像を見ながら収録することができなかったので、展覧会に私も足を運び、作品をジックリ見ながら色々感じたいと思います。皆さんもきっと「シドミードさんが思い描いた通りの未来になっているよ!」と、感じられるのではないでしょうか。ナレーションの随所にシド・ミードさんご自身の言葉が散りばめられているのですが、その言葉1つ1つがとてもグッときます。暖かい目で人類を見守っていて、リスペクトしていて、今、とても難しい時代だけれど、それでも人類に希望を抱いていて……なんだかそんな刹那的なものを感じてしまいました。彼の頭の中を覗き見したいです(笑)。

 

●『∀ガンダム』を振り返って

もう20年経つのですね……。大好きな作品なのでとても感慨深いです。20周年イベントをやって欲しいくらい(笑)。最終回の時の富野由悠季監督の言葉を覚えています。「この作品は今やるにはまだ早過ぎた。きっと50年後に再度認識される作品だ」そう話していらっしゃいました。私もその通りだと今も思っています。この作品は私の人生を確実に変えた作品です。ロラン・セアックという男の子はその後の私の人生に彩りを与えてくれた子です。当時は初めての男の子役で喉を壊したり、無意識にプレッシャーを抱え込んだり、彼のことがとても好きな分、片思いのような状態が続いたりして苦しんだりもしました。でも、それでも彼と一緒に取り組んで乗り越えてきた喜びがあります。いまでもロランと一緒に旅をしたいです。彼をもう一度演じたいです。

 

●シド・ミード氏と、ミード・ガンダムについて

当時は、今思うと恥ずかしくなるほどの不勉強さでして、『ガンダム』という作品も良くわかっておらず、アニメも見ておらず、シド・ミードさんがどれほど著名な方かも知らずにいました。ロランをやることが決まった初めての顔合わせの場所に『∀ガンダム』のポスターがドーンと貼ってあって「これが∀ガンダムかぁ…」と眺めていたら、富野監督に「このガンダムをどう思う?」と聞かれ「めちゃめちゃかっこいいですね。これヒゲですか? いいですね!」と無邪気にこたえたら、富野監督が少しニヤリとして「でもこれ、巷ではとても不人気なんだよ?」と言われました。その時は意味がわからず「え? なんで?」と疑問が残りましたが、その後アニメ業界に携わるようになって、ほかのガンダムとは随分違ったテイストだったことを知りました(笑)。

 

【展示作品例『∀ガンダム』】

Sub04_GUNDAM _ Mobile FLAT _ Diana Counter_Turn A Gundam Sub02_TURN A _ FRONT_Turn A Gundam

 

Mead-FLY

 

本展示会ではほかにも、映画『ブレードランナー』、『エイリアン2』、『エリジウム』などの展示を実施。さらに、「フューチャー・デザイン・コンテスト」も開催! 詳しい情報は下記の関連記事で紹介していますので、あわせてチェックしてくださいね。

 

DATA

シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019

  • 会期:2019年4月27日(土)~5月19日(日)
  • 会場:アーツ千代田 3331/1Fメインギャラリー(〒101-0021 東京都千代田区外神田 6 丁目 11-14)
  • 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口徒歩1分、JR秋葉原駅電気街口徒歩8分
  • 時間:11時~20時(最終入場は閉館の30分前まで)
  • 会期中無休(館内施設は火曜定休)
  • 料金:一般前売1,800円、当日2,000円、学生(大学生・専門学校生以下)1,000円
    小学生以下無料
    障害者手帳お持ちの方および付添者1名無料
  • チケット取扱:イープラス、ほか

 

関連情報

 

関連記事

 

(C) Syd Mead, Inc. (C) 東北新社/監修 西﨑彰司 (C) 創通・サンライズ

上に戻る