【ガンダムビルドファイターズ連載】ザクアメイジングの簡単ミキシング攻略法!(その3)

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ザクアメイジング・ラピッド製作・文●フクダカズヤ/ザクアメイジング・マリンタイプ製作・文●高田里史/編集●電撃ホビー編集部

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▲「ガンダムビルドファイターズA-R&D-R」オリジナルモビルスーツ選手権開催決定! オリジナルモビルスーツを作って投稿しよう!

 

<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

▲『月刊ガンダムエース』2016年7月号。好評発売中!

▲『月刊ガンダムエース』2016年7月号。好評発売中!

 

本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、リカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェと激闘を繰り広げた、グレコ・ローガンのDI アダガ・オーディンが解説されていますので、ぜひお読みください!

 

 

そして作例では、劇中にも登場したザクアメイジングのバリエーション機を、簡単なミキシングビルドで製作! 今回は、その第3回目です。なお、『HOBBY×HOBBYイメージングビルダーズ』でも、機体に関する解説が行われています。併せてぜひアクセスしてください。ガンプラの楽しみがより広がるはずです。

 


 

1/144 ザクアメイジング・ラピッド(その3)

~ちょっと上級! 本体のディテールアップ~

 

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▲ザクアメイジング・ラピッドは、「HGBF 1/144 ザクアメイジング」と「HGBF 1/144 アメイジングブースター」に入っているパーツだけで製作可能!

 

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▲『月刊ガンダムエース』2016年7月号(絶賛発売中!)にて、カイザーと激戦を繰り広げるザクアメジング・ラピッド。

 

ここからは、作例用に行ったディティールアップや改修、改造にチャレンジしてみたい方向けの内容になります。

 

ブースターポッドの芯材となるG1-14(G2-14)の肉抜き穴が目立つので埋めています。ちょっとでも軽量化を行っておきたいので「パテで埋める」ではなく「プラ板でふさぐ」という手法をとりました。使用するプラ板の厚み分(0.3ミリ程度)表面を削り、曲げ癖をつけた0.3ミリ厚のプラ板を沿わせるように接着。スキマをMr.SSPで埋めて整形しています。

 

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▲ブースターポッドの芯になるパーツです。これを0.3mmの厚みで削り……

 

▲0.3mmのプラ板を貼ります。

▲0.3ミリのプラ板を貼ります。

 

▲整形してできあがり。パテを使うよりも軽量化できました。

▲整形してできあがり。パテを使うよりも軽量化できました。

 

キットのままだと意外とツマ先を外側に向けられないので、太モモパーツのダボの受け側を組み立てが出来る程度を残して削り、広くロールできるようにしています。

 

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▲赤丸で囲んだ部分のように加工すると、脚部をより外側に回転させることができます。

 

また、股関節の両脚を取り付ける軸に角度をつけて斜めにしています。これにより脚部自体が約3ミリほど下がった位置に取り付き、「無改造で足が長く見える」「股関節が3ミリ下がっているので開脚時スカートとの干渉を減らせる」などの効果を狙っています。

 

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▲完成した股関節パーツ。明らかに、軸が下を向いています。

 

単純な加工ですが、その効果はなかなか良好です。作例ではMr.SSPを詰めて補強していますが、不安な場合はシンチュウ線も併用しましょう。

 

▲股関節の改造の結果、このようにかなり大股でのポージングも可能になりました。

▲股関節の改造の結果、このようにかなり大股でのポージングも可能になりました。

 

下腕は構造上組んでしまうとヒジ関節が外せなくなってしまい塗装の際不便なので後ハメ加工を行っています。

 

▲ヒジ関節の後ハメ加工です。

▲ヒジ関節の後ハメ加工です。下の3つのパーツが加工してあるもの。写真上が、それを組み合わせたものです。

 

今回ザクアメイジングを製作するにあたり個人的にどうしてもやりたいことがありました。
それは今ノ夜きよし先生が、ザクアメイジングのバストアップの作画などでよく描かれているディティール類を追加する、です。お話によって多少ディティールが異なりますが、ピンクのパーツ部をメインに彫り込んでみました。

 

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▲上腕や胸部、スカート、太モモなどにディテールが足されています。

 

また作中の鋭い目元に近づきたく、ヒサシの下に0.5ミリのプラ板を貼って整形しています。

 

▲延長されたヒサシにより、目つきが鋭くなっています。

▲延長されたヒサシにより、目つきが鋭くなっています。

 

力の入った腰を再現するべく、胴体に1.5ミリのスペーサーを入れて前方に傾かせ、腹部も1ミリプラ板で延長しています。

 

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▲腰にスペーサーが入っています。また、ヒサシも加工してあるのが確認できます。

 

次回は、塗装についてご紹介します。

 

 


 

1/144 ザクアメイジング・マリンタイプ(その3)

~アメイジングアクアブースターを、よりよく見せる。そしてザクアメイジング ライトアーマーも作成!~

 

▲ザクアメイジング・マリンタイプは、「HGBF 1/144 ザクアメイジング」と、「ビルダーズパーツHD MSマリン01」(3個)で製作可能!

▲ザクアメイジング・マリンタイプは、「HGBF 1/144 ザクアメイジング」と、「ビルダーズパーツHD MSマリン02」(3個)で製作可能!

 

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▲劇中で活躍するザクアメイジング・マリンタイプ。

 

本体については、初心者にもお手軽に作れるというコンセプトなので、大きな改修はしていません。まず頭部はアンテナをシャープに削り込み、モノアイを市販のレンズパーツに変更しています。後頭部の動力パイプの取り付け基部は合わせ目が目立つ所なので、分割ラインを変更して対応しています。腕はキットのまま。前腕の合わせ目部の塗装は、後ハメせずマスキングで対応しました。

 

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▲アンテナをシャープにし、モノアイを市販パーツに変更。

 

アメイジングアクアブースターは肉抜き穴をエポキシパテで埋めたり、プラ板で塞いでディテール風にしています。

 

▲肉抜き穴を全面的にふさぎ、ディテールを追加しています。

▲アメイジングブースターの底面は、肉抜き穴を全面的にふさぎ、ディテールを追加しています。

 

▲完成状態の底面。

▲完成状態の底面。

 

ザクアメイジング ライトアーマーも製作!

ミキシングによるザクアメイジング・マリンタイプとは別に、劇中に合わせてザクアメイジング ライトアーマーも製作!ミキシングではないので特に製作文はありませんが、その完成形を紹介します。

 

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▲劇中のザクアメイジング・ライトアーマーとアメイジングアクアブースター。

 

▲▲ザクアメイジング ライトアーマーと、アメイジングアクアブースター。劇中の模様を再現してみました。

▲ザクアメイジング ライトアーマーと、アメイジングアクアブースター。劇中の模様を再現してみました。

 

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▲新造された肩パーツ。

 

▲肩同様、新造されたフクラハギ。

▲肩同様、新造されたフクラハギ。

 

次回は、塗装について解説します。

 

 


 

 

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▲「ガンダムビルドファイターズA-R&D-R」オリジナルモビルスーツ選手権開催決定! 今回紹介しているミキシングでもOK! オリジナルモビルスーツを作って投稿しよう!

 

 

DATA

HGBF 1/144 ザクアメイジング

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:1,944円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

HGBC 1/144 アメイジングブースター

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:756円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

ビルダーズパーツHD MSマリン02

  • ノンスケール
  • 発売中
  • 価格:648円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ・テレビ東京

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