ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』(その10)HGUC 1/144 ジェスタ
本コーナーでは、日曜朝7時よりテレビ朝日系にて放送されている『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』に登場したモビルスーツを、電撃ホビーマガジンやその別冊に収録された作例記事にて紹介します!
- ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』HGUC 1/144 ロト ツインセット
- ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』HGUC 1/144 ドライセン(ユニコーンVer.)
- ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』HGUC 1/144 ギラ・ズール(アンジェロ・ザウパー専用機)
- ガンプラで見る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』HGUC 1/144 ジェガン(エコーズ仕様)
今回は、ラー・カイラムに所属し、劇中にてダカール防衛に向かったトライスターの乗機「ジェスタ」です。UC計画の中、ユニコーンガンダムの随伴機として開発されたジェガン系MSの上位機であるジェスタは、搭乗するトライスターともども人気があり、現在MG、HGUCにてガンプラ化され、実機同様人気のキットとなっています。今回は、岩輔によるHGUCの作例をご紹介します。
HGUC 1/144 ジェスタ
ロンド・ベルのラー・カイラム所属エースパイロット、トライスター。彼らの搭乗機ジェスタがHGUC化。プロポーション、アクションギミックなど申し分のない好キットを岩輔がレビュー。細部のディテールアップとシールド基部の伸縮ギミックの再現などをメインに製作している。
トライスターの愛機を細部にわたって徹底的に作り込む!
このキットはプロポーションがとてもよく、しかも非常に作りやすいキットです。
頭部はディテールを深く彫り直し、0.5ミリほど首を伸ばしました。センサー類は裏をシルバーで、表をクリアーカラーで塗装した透明プラ板を貼り付けています。
腕部は唯一、後ハメ加工が必要なところ。ヒジ関節パーツC1、C2の前腕部への接続ピンを差し込めるくらいまで短く切って、前腕部の接続部に切り欠きを入れれば後ハメが可能です。左腕はヒジ部分が狭くなっているので、関節の角を削りうまく入るように加工しました。左腕のサーベル部は、エッチングソーで切り取った後可動式にしてあります。
肩アーマーは、パーツC6にPC10が奥まで入らないようにプラ板を挟み0.5ミリほど上げました。
脚部はツマ先の形状を変更し、アンクルガードの下部にC面を追加。足首とヒザのフレームは肉抜き穴が目立つのでポリエステルパテで埋めてあります。
胴体は、ディテールを少々追加した以外はほぼストレート組みです。フロントアーマーのみ内側に0.5ミリプラ板を貼ってスキ間を埋めています。
バックパックは裏の肉抜き穴をプラ板で埋めました。
シールド基部は、ABS板等を使い可動式に。シールドはミサイルが一体成形なので削り取り、プラ棒から削り出したものに交換。
ビーム・ライフルは銃身の下と、マガジンとトリガーガードの間に補強の板が付いているので削り取ってあります。
シンプルなカラーリングですが、ヒザ、ヒジのマルイチモールド等塗り分ける部分が多いのでマスキングが大変です。最近は丸くカットされたマスキングシートも売られているので、利用してみるといいかもしれません。
COLORING DATA
青…328番・ブルーFS15050+3番・レッド+2番・ブラック+1番・ホワイト
紺…326番・ブルーFS15044ミディアムブルー…72番・ミディアムブルー+3番・レッド+1番・ホワイト
グレー…37番・RLM75グレーバイオレット
黄色…58番・黄橙色
バーニア…SM03番・スーパーアイアン
※すべてGSIクレオスの「Mr.カラー」
DATA
HGUC 1/144 ジェスタ
- 1/144スケールプラスチックキット
- 発売中
- 価格:1,728円(税込)
- 発売元:バンダイホビー事業部
関連情報
(c)創通・サンライズ