【ガンダムビルドファイターズ連載】ガッツリ作り込んだホットスクランブルガンダムを見よ!(その4)~クリアパーツ風の塗装にチャレンジ~
月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。
本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、月刊ガンダムエースの別冊『ガンプラエース』に登場する、付録武器を装備したガンダムレッドウォーリアが解説されていますので、ぜひお読みください!
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そして作例では、スクランブルガンダムの派生機であり、ガンダムエース10月号にも登場したホットスクランブルガンダムをフクダカズヤが製作! 最終回となる今回は、塗装についてご紹介します。
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~クリアパーツ風の塗装にチャレンジ!~
こんにちは。フクダです。塗装について、ご説明します。下地のサーフェイサーはGSIクレオスの「Mr.プライマー・サーフェイサー1000(グレータイプ)」を使用。こちらはプラスチックにもレジンキャストにも対応しているサーフェイサーなので素材による使い分けが不要なので大変重宝します。
白は若干グレー混じりの白を調色。それ以外は瓶から出したらイメージ通りの色だったのでそのまま使用しています。
オレンジの部分は設定画によるとクリアパーツなので、クリアパーツ風の塗装にチャレンジしました。下地を白にし、クリアパーツ独特の色の濃い部分、薄い部分を意識してクリアオレンジを塗装。その後グリーン系のパール塗料を乗せて、クリア塗料である程度の厚みを作っています。最後にエナメル塗料のクリアオレンジでエッジ部のみ塗装して一際濃いオレンジにしています。
本作例はスクラッチパーツのマスキングにとてつもない時間を使いました。覚悟してはいましたが、それはそれは果てしない作業に思えるほど。これでしばらくはどんなマスキングがきても怖くないです(笑)
完成!
最後に
『機動戦士Zガンダム ホットスクランブル』が発売されてから30年ですか。当時ボクは小学校低学年。ファミコンはウチにありましたが、両親の理解が得られず購入叶わず。キノコで大きくなるオジサンのゲームはやってました(笑)。
誰かがプレイしている画面を見る機会もなく、ただ「ホットスクランブル」というタイトルだけを知識として持ち今日まで来ました。曖昧にしか思い出せないタイトルですが、そんなほろ苦い思い出や当時の情景などを思い出させ、未プレイながら「懐かしい」と感じています。そのタイトルを名付けられた「ホットスクランブルガンダム」を作例として担当し、感慨深い気持ちになりながら原稿を書いています。あの頃の自分に会えるなら「将来役に立つからやっとけ!」と言ってやりたいですね。
COLORING DATA
白…97番・灰色9号:60%+107番+キャラクターホワイト:40%
黄…GX4番・キアライエロー
赤…79番・シャインレッド
灰…333番・エクストラダークシーグレー
橙…GX106番・GXクリアオレンジ→XC06番・トルマリングリーン→GX100番・スーパークリアIII→X-26番・クリヤーオレンジ(タミヤ/エナメル塗料)
※特記以外はGSIクレオスもMr.カラー、Mr.カラーGXおよびMr.クリスタルカラーを使用。
関連情報
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